五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分と自分

2007年10月25日 | 第2章 五感と体感
ブログという一定の表現でお付き合いさせて頂いている方には、どうも私が生真面目な人と思われているようです。

多分、ブログのイメージを持ちながら私に会った方は、私という印象を混同するかもしれません。

人の見え方、というのはそういうもののようです。

ある人にとっては「名前を出されるだけでも嫌悪感を感じる」
また、ある人にとっては、「あんな優しく親切な人は、なかなかいません」
大げさに言えば、そのくらい人の見え方に違いがあるかもしれません。

自分と自分が向き合っても同じことがいえるのです。

生まれてから今に至るまでの私は、持って生まれた遺伝的なもの、そして時間とともに成長し大人になり、環境もいろいろ変化します。そんな中で自分という「個」が生かされ学習されていきます。

思い出すのも恥ずかしい、と思う時期。
二度と味わえないと思えるくらいの素晴らしい経験。
喜びと悲しみの繰り返し。

言葉では簡単に「大人」と表わしますが、実は大人などというものは存在せず、不確かな自分の在り様を常に維持し、喜怒哀楽を経験しながら天国へと旅立ってゆくのが「ひと」なのではないかと、しみじみ思うのです・

どれもこれも、自分の体が体験した尊い経験。
思考と感情と行動。
それらに、「個性の美」という名前をつけて、ひとつひとつ大切にしてみるのは如何でしょう。

自分が持つ、たくさんの感情。

それはどれも自分のもの。
人が何と言おうと、自分のもの。
大切に受け容れてゆきたいものです。


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コメント
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