五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感情を見つめる

2007年10月08日 | 第2章 五感と体感
週末、関西で2泊3日の勉強会でした。
とても充実した流れと内容で、とても深い学びを得たように思います。
良き時間を過ごせたことを、心から感謝しています。
勉強仲間との時間、場所もよし、食事も良し、語らいもよし、感謝と満足の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

カウンセリング勉強会、他人の面倒より、まずは、自分の面倒をみてゆくことが、何より必要なことなのです。他者を受け容れることは、自分を受け容れることで簡単に成り立ってしまいます。でも、これが、なかなか・・・。簡単にできるものなら私だって悩みません。

人と付き合うには、言葉を交わさなくてはなりません。
自分の経験から発する言葉は、案外人に嫌な思いをさせているかもしれません。
反対に、人を希望に導くかもしれません。

私自身も、人の言葉によって、良くも悪くも色々な感情が湧き起こります。

勉強会の中で、「傷つけられた」という言葉は、少なくともカウンセリングを勉強している者は、使って欲しくない、と先生が言われたことを私も「ごもっとも」と思うので、この場を借りて改めて書きたい気分になりました。

「傷つけられた」という感情を考えてください。
決して、心地良い感情ではありませんね。

つまり、傷つけられた=ストレスを感じるわけです。
そのストレスを感じるのは、カウンセリングの勉強をしている方ならお解かりになるでしょうが、「個人の防衛機制」の何らかが働いて、ストレスを感じるのです。

14の防衛機制、それを自己分析してみると、自分の心のストレスと向き合うことができます。(抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・摂取・投影・反動形成・補償)「生き甲斐の心理学86ページ・参照」

「傷つけられた!!!」というのは、何でもかんでも「可愛い~~」言っているのと同じです。

自分の感情を「傷つけられた!」と安易な言葉でやり過ごしても、何も解決しません。

まずは、心を留めて、感情を見つめる作業を大切にしていきたいし、勉強している私達から、まずは自己分析を楽しむ習慣を持てるよう努力したいものです。

顔を合わせ、表情を見つめながら互いを感じ合う時間。
皆様との再会を楽しみにしています。

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コメント (2)
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