Mr.コンティのRising JAPAN

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韓国におけるトリノ五輪での日本選手の報道

2006-02-26 | 冬季五輪
日本列島は未だ女子フィギュアースケートの快挙の興奮が冷めない。しかしこの事情は隣国、韓国にとっては苦々しい出来事らしい。 これまで韓国は合計6個の金メダルを獲得し今や冬季五輪でのアジアの盟主であると自負し始めている。確かにショートトラックの韓国のメダルラッシュは今大会に限らずこれまでの五輪、世界選手権の韓国の成績をみると世界のトップであると自他共に認めることの出来る種目という事に異論をはさむ余地など無い。日本のメダル0更新が続く2月23日の朝鮮日報の日本語版では

“祝賀パーティーに沸く韓国、喪中の日本。”と見出しに続いて下記の様な行が、“韓国はイタリア・トリノから伝えられる冬期五輪の朗報にホクホク顔だ。しかし、隣国だが永遠のライバル日本は水を打ったように静まり返っている。 「3・1節(1919年3月1日に起きた3・1独立運動記念日)」を目前に控え、日本に対する感情が今更ながらに沸き起こる今日この頃、韓国のスポーツファンとしては日本の苦戦が特別なものとして受け止められるのは事実だ。日本は23日(韓国時間)現在、今回のトリノ冬期五輪で1つもメダルを獲得できていない。 トリノ冬期五輪の公式ホームページがリアルタイムにメダル集計にともなう国家別順位を紹介しているが、日本は順位表に名前すら挙げることができなかった。 (中略) 今大会では最も信頼を集めていたスピードスケート男子500メートルの世界記録(34秒30)保持者、加藤条治と長野大会の英雄だった金メダルリスト清水宏保がともにメダル獲得に失敗、もつれる展開となった。 このため、日本のメディアには悲痛な空気が漂っているほか、冬期五輪のニュースに重きを置かない雰囲気だ。云々と、

日本の不振が愉快でたまらないみたいだ。男子500mスピードスケートに言及したのはこの種目でキム=ガンソクが銀メダルを獲得したからだ。これまで韓国内のテレビ局はソウル五輪以降、五輪、アジア大会のメダル獲得数報道をする時は必ず日本の成績も紹介し、国民に優越感を齎していた。しかし、その優越感もアテネ五輪では感じられなかっただろう。トリノ五輪での意外な日本の不振は韓国マスコミには格好のネタだったらしい。しかしそれも女子フィギュアで終止符が打たれた。2月24日付けの朝鮮日報は荒川の快挙を賞賛”2004年の世界選手権優勝に続き、トリノ五輪の舞台で世界の頂点に立った荒川静香の演技には、イリーナ・スルツカヤ、サーシャ・コーエンも及ばなかった。“の行に始まり”小学3年の時にトリプルサルコウをマスターし、天才少女と呼ばれた。日本ジュニア選手権でただ1人3連覇(1994年・1995年・1996年)を果たし“と彼女の先天性、”荒川は大会の数週間前、伝説的な「チャンピオンメーカー」、タチアナ・タラソワ(ロシア)に出会ったことが転機となった。荒川はコーエンがコーチを替えた後タラソワに師事し、驚異的な成長を遂げた。2004年末に北京で開かれたグランプリファイナルではスルツカヤに次ぐ2位となった。 荒川は昨年12月にコーチをニコライ・モロゾフ(ロシア)に替えた。モロゾフは、コーエンのトリノ五輪用演技の振り付けを担当した人物。“となかなか詳しく報道。恐らく日本人以外の協力もあっての金メダルと言いたいのだろう。安藤監督や佐藤久美子コーチの名前は出てこない。でもこの種目、北朝鮮でさえキム=ヨンスクという選手を派遣しているのに、中国選手も最近は世界の舞台に出てきた。しかし韓国が選手を送らないのは何故だろう?日本に負けるのがいやなのか?それとも女性が肌を露に人前にでるなと言う韓国での教えなのか?この教え云々というのはかつて女子マラソン選手が出てこない土壌だと教えてもらったのだが。(北朝鮮も女子マラソンは結構強い選手がいる。)
その北朝鮮。1964年インスブルック五輪女子3000m でハン=ピルゥファという選手が銀メダルを獲得した。彼女がアジアの女子で最初に冬季五輪のメダリストとなった。当時北朝鮮は女子800m走で幻の世界記録保持者といわれていた金辛丹やイングランドワールドカップでサッカーがベスト8入りするなどスポーツでも北朝鮮に開けられていた時代であった。先週釜山アジア大会や大邸ユニバーシアードで話題になった美女軍団の一部が収容所送りになったらしい。60年代に北朝鮮スポーツ界を飾った花達はどうしているのだろう


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