![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/07/0d40ff96479d01e1a9f75f31a17a797b.jpg)
決めたのはいずれもワールドカップ組
ハーフタイムに後輩が次男君とトイレに。“早くいかないと混むで。キックオフまでには帰ってこんと。”
長男君と二人で“留守番”をする事に。 彼は小学校6年生だけどなかなか知識は豊富。最近の J-League 事情は彼の方が圧倒的に解っている。だけど初めて会う私にあまり話してくれなかったなぁ。 まぁこんなおっさん相手に当たり前か?
後半開始直前だった。“あっ今野が出て来た。” 今野の交替を教えてくれたのはしかし彼だった。”誰と替わるのかな?“ 交替の掲示を見ると7の数字が見えた。”遠藤と交替か?まぁ二人とも地元やしな。“長男君は反応がない。”そうか、ガンバやなここはセレッソのホームか。“すると彼は小さく頷く。 俺もすっかり関東人になってしまったかな?ガンバとセレッソのホームが区別つかないとは。
ホイッスルが鳴り岡崎から香川にボールが渡り後半が始まる。しかし後輩と次男君はまだ戻らない。
46分31秒、今野から武藤に渡りシュートに持ち込むが枠は捉えられない。そしてようやく後輩親子が帰って来た。長男君がおとうさんに選手交替を説明する。親子の会話は見ているだけで微笑がこぼれる。
47分33秒、今度は Kruse が右サイドから吉田のマークを受けながらも入れたクロスを受けた Luongoがドリブルシュートに持ち込む。
Luongo は今後日本にとって厄介な選手になるだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ac/0a28eb5bf8501a5f90e2d6051c3b0d80.jpg)
それにしても Kruse は良いなぁ。 Brisbane Roar でプレーしていたのを何度も見たけど、Leverkusen でもポジションを確保している。彼が World Cup を怪我で棒に振ったのは本当に残念だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e6/a8c2f8ee6688a72d6a89839f80dc43a5.jpg)
後半も日本は 4-2-3-1 の布陣。オーストラリアもアンカーを置くフォーメーションは変わらない。
50分11秒、オーストラリアPA付近で森重、岡崎、本田と繋ぎ Jedinak のマークを受けながら右サイドを上がった高徳に繋ぐがシュートは撃てない。 日本の持ち味であるアタッキングエリアでワンタッチパスを回す攻撃をもっと仕掛けて欲しい。その攻撃、 World Cup ではあまり見られなかったなぁ・・・
57分、日本ベンチは2人目の交替選手、乾を武藤に替わって投入する。昨シーズンは所属先の Eindracht Frnkfurt では期待されながらも出場試合は16試合に留まり、ドイツ専門誌のシーズン総括号では写真入りで Verlierer ( 敗者 )と紹介されてしまった。そして World Cup メンバーに入れなかった。
しかしホンジュラス戦では存在感を充分に示し、オーストラリア戦は先発かと思ったけど。
今野、乾の両選手は投入直後から好パフォーマンスを見せてアピールする。
今野は49分に横パスをカットして左にドリブルで流れてクロスを入れて香川のシュートを引き出し、58分、ドリブルを見せてファールを引出し、59分には高徳のフィードに走り込みドンピシャのヘッドを放つ。
そして61分、右CKが逆サイドに抜けて来てそこにいたフリーの今野がヘッドで押し込み待望の先制ゴールが生まれた。
ようやく長居スタジアムに大歓声が湧き上がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9a/63791e0d389150a0bc6cb84591fba50d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ee/c06addfe217ca8e72c7997d3649151b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b5/7a73ef0577f40c6c422e8a8cf4e8a075.jpg)
先制を許したオーストラリアベンチは63分に2選手を交替させる。 Luongo を下げて Mitch Nicholas そして Troisi に替えて Mark Bresciano を投入した。Nicholas が2列目左に入り Bresciano はボランチに入った。Nicholas は World Cup 終了後初登場だ。そしてここセレッソ大阪に所属しているが今は Perth Glory にローン移籍している。Postecoglou 氏が Brisbane Roar 監督時代の選手でもあった。
リードされても Jedinak はまだアンカーの位置にいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/12/0bca1e265e9ab01d49a0a8836b751665.jpg)
ピッチ上ではまだ日本の攻勢が続いた。 64分33秒、左サイド、オーストラリアのスローインを長谷部がヘッドで跳ね返し森重が拾う。岡崎を経由して本田に送られ、更に右サイドから走り込んだ乾に送られるが Franij のマークを受けながら放った乾のショットは惜しくも外れた。
この試合で2列目左のポジションは武藤か乾のどちらかだろうか?ガンバの宇佐美は。はたまた元浦和レッズで今は Hertha Berline でプレーする原口元気は…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c5/ea9f30f311be326fa7022155798a3d05.jpg)
てな事を考えていたら67分、本田からボールを受けた岡崎がシュートに持ち込むが弾道はRyan の正面に飛びCKに。そのCK、一旦はクリアーされるが森重が右サイドから切れ込み Nicholas, Wilkinson のマークを振り切り中に入れると Saintsubery のマークを背負った岡崎がヒールで技ありのシュート。ボールはオーストラリアゴールに転がり込みリードが拡がった。森重がドリブルで持ち込むなんて相手は予想だにしなかったのではないかな?
こうなると焦点は一つ。いつ Cahill が出て来るか? せめて1点差で出て来てほしかったけど、73分 McKay に替わって遂に Tim Cahill が投入された。長居スタジアムからはブーイングが飛ぶ。しかし私はこ瞬間を待っていた。出来ればスタメンで出て来て前半だけプレーしてくれた方が試合は面白くなったかな?
これで Cahill がトップに入り Kruse, Nicholas Leckieが2列目に。 Jedinak が上がって来てBresiano とボランチを組んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/bd/e29c31e04f6fc78f5cd2b0f63b7fa385.jpg)
76分、今度は岡崎が大歓声を浴びてベンチに下がり豊田が投入される。オーストラリアDF陣を相手にどんな空中戦を見せてくれるか?試合終盤になってようやく楽しみが増えてきた。
80分オーストラリアが FKを得る。 Bresciano がボールをセットする。 Cahill の位置を確認するが結局オフサイドを取られてしまった。
オーストラリアはもう完全に足が止まって来ておりフレッシュな Cahill が中盤に下がって来る事も。彼はゴール前に居てこそ脅威を示す。それは豊田も一緒だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/c3/c8b787b2a72d8f5b781feee8e7ad090f.jpg)
89分香川から右サイドの高徳に送られ逆サイドに大きく振る。更にSB の Franjic を越えて豊田がヘッドを放つがRyan の正面に飛んでキャッチされた。
良いチャンスだったんだけどなぁ~。 そしてロスタイムに入った。ロスタイムは4分。後はこの試合を完封で終わればと思った。
しかし甘くは無かった。91分6秒。左サイド Jedinak から Behich に渡る。そしてゴール前に放り込まれたところを 太田と森重の間に入った Cahill がフリーだった。 Cahill のヘッドは日本ゴールネットに突き刺さり2試合連続完封を阻止されてしまった。
スタジアムが落胆の嘆息で覆われる。ここで決めるとはさすがだけど、 Behich にも Cahill にもマークが甘かったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/47/624fd2f4913ef0e80b92f063b1ecfd75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/67/9092604825ccf92d7642164e7dade4b7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c1/8bb6bd46cabdc4daac4017926d940c72.jpg)
あと数分残っている。もう一度 Cahill にチャンスがあるかな?と思ったけどスコアーは動かず終了のホイッスルが鳴った。 日本が久々オーストラリアを90分間で降したと言うよりも Cahill の勝負強さが印象に残った。
“最後に決められましたね。”“もし Cahill が体調万全やったらこの試合面白かったのになぁ”
この試合3ゴールが生まれたけど全て World Cup 出場選手。世代交代はどちらも難しいか。
日本はブラジル大会組と言うよりも南アフリカ大会組で Asian Cup に臨むのかな…..地元オーストラリアは準決勝以上に残れるだろうか?日本も今回はそう簡単には・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/14/dd9163a408b685763465574805a1307b.jpg)
試合後の Postecoglou 監督のオーストラリアメディアへのコメントは下記の通り。
この夜はセットプレーに対してはずっと劣勢だった。このレベルの試合ではそれは受け入れ難い事だ。前半の我々は素晴らしかった、後半開始早々でもそうだった。しかし先制を許し相手に勢いと安心を与えてしまった。それはポジティブな事ではあったが最終的にはセットプレーを凌ぐことを出来なかった。それはこの試合で起こったことであり、我々はその為に敗れてしまった。 選手達は良くやってくれた良いサッカーをしてくれたが、任務を怠ると代償を支払わねばならない。
Behich と Sainsbury はこれまで数試合しか一緒にやった事が無かったがしっかりと任務は果たしたと思う。国際試合の良い経験を積むことが出来ただろう。
Tim Cahill は下記の通りにオーストラリアメディアにインタビューに応じていた
“3日前に脚を痛めてしまった。もし先発出場したなら痛み止めが必要だっただろう。 この大観衆の前でアドレナリンは充分に湧き上がった。選手達を誇りに思う。何故なら我々は自分たちの footballとその批判に立ち向かえるかに就いて何度も問われた。 オーストラリアはただ我々がやろうとしている事を信じねばならない。ホームでは、メルボルンで、シドニーで我々は4万人余りのサポーター達に後押しされる。それはまた違ったストーリーになるだろう。チャンスもゴールに繋がる。
“2つのセットプレーとそれらは国際試合では異なってくる。しかし私はチームを信頼する Mathew Leckie のペース、 Robbie Kruse のペース、 James Troisi の創造性我々はそれらも得る事が出来た。我々は4万人余りのアウェーの中で戦った。私は選手達を誇りに思う。 恐れる事は無く、何も失ったものも無かった。 今すぐ勝利する事は無かった。全ては1月に明らかになる事だ。
“どうもありがとうございました。愛想無ですみません。”競技場をやっと出て後輩親子達と別れた。もう少し話したかったけど子供達はまだ小学生。明日は学校あるしな。早く連れて帰ってあげてくれぃ、と試合の数日前に話した。
また近々会いたいね・・・・そうですね、ぜひ会いましょう。
そして私は駐在時代の友人の携帯に電話をした。こちらは中学生の双子の男の子が奥さんと4人で観戦に来ていた。
子供達は高校受験を控えているから、この夜はお父さんと二人で夕飯でも行く事に。 奥さんはうちの嫁ハンとも仲が良かった。また嫁ハンと会いたいと言っていた。
競技場の周囲の飲食店はどこも満員。埼玉スタジアムは周りに何も無いしなぁ~。
次の駅まで歩いて大阪王将で餃子や鳥唐揚げを突きながら色々な話をした。
駐在が終わってもう20年か。早いな。彼とは同じ歳。中学校の先生をしている。 神戸の震災の時はまだブカレストに居て駐在から引き揚げた我々は fax で一生懸命状況を知らせた。 それから試合の話も…..
大阪まで行ってこの試合を観戦し、自分の中でしばらく忘れていた情熱がまた湧き上がる気がして来た。
やっぱり Asian Cup を観に行こうかな…..?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c1/5d4938f4c9f4637f327903c295cad01f.jpg)
ハーフタイムに後輩が次男君とトイレに。“早くいかないと混むで。キックオフまでには帰ってこんと。”
長男君と二人で“留守番”をする事に。 彼は小学校6年生だけどなかなか知識は豊富。最近の J-League 事情は彼の方が圧倒的に解っている。だけど初めて会う私にあまり話してくれなかったなぁ。 まぁこんなおっさん相手に当たり前か?
後半開始直前だった。“あっ今野が出て来た。” 今野の交替を教えてくれたのはしかし彼だった。”誰と替わるのかな?“ 交替の掲示を見ると7の数字が見えた。”遠藤と交替か?まぁ二人とも地元やしな。“長男君は反応がない。”そうか、ガンバやなここはセレッソのホームか。“すると彼は小さく頷く。 俺もすっかり関東人になってしまったかな?ガンバとセレッソのホームが区別つかないとは。
ホイッスルが鳴り岡崎から香川にボールが渡り後半が始まる。しかし後輩と次男君はまだ戻らない。
46分31秒、今野から武藤に渡りシュートに持ち込むが枠は捉えられない。そしてようやく後輩親子が帰って来た。長男君がおとうさんに選手交替を説明する。親子の会話は見ているだけで微笑がこぼれる。
47分33秒、今度は Kruse が右サイドから吉田のマークを受けながらも入れたクロスを受けた Luongoがドリブルシュートに持ち込む。
Luongo は今後日本にとって厄介な選手になるだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ac/0a28eb5bf8501a5f90e2d6051c3b0d80.jpg)
それにしても Kruse は良いなぁ。 Brisbane Roar でプレーしていたのを何度も見たけど、Leverkusen でもポジションを確保している。彼が World Cup を怪我で棒に振ったのは本当に残念だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e6/a8c2f8ee6688a72d6a89839f80dc43a5.jpg)
後半も日本は 4-2-3-1 の布陣。オーストラリアもアンカーを置くフォーメーションは変わらない。
50分11秒、オーストラリアPA付近で森重、岡崎、本田と繋ぎ Jedinak のマークを受けながら右サイドを上がった高徳に繋ぐがシュートは撃てない。 日本の持ち味であるアタッキングエリアでワンタッチパスを回す攻撃をもっと仕掛けて欲しい。その攻撃、 World Cup ではあまり見られなかったなぁ・・・
57分、日本ベンチは2人目の交替選手、乾を武藤に替わって投入する。昨シーズンは所属先の Eindracht Frnkfurt では期待されながらも出場試合は16試合に留まり、ドイツ専門誌のシーズン総括号では写真入りで Verlierer ( 敗者 )と紹介されてしまった。そして World Cup メンバーに入れなかった。
しかしホンジュラス戦では存在感を充分に示し、オーストラリア戦は先発かと思ったけど。
今野、乾の両選手は投入直後から好パフォーマンスを見せてアピールする。
今野は49分に横パスをカットして左にドリブルで流れてクロスを入れて香川のシュートを引き出し、58分、ドリブルを見せてファールを引出し、59分には高徳のフィードに走り込みドンピシャのヘッドを放つ。
そして61分、右CKが逆サイドに抜けて来てそこにいたフリーの今野がヘッドで押し込み待望の先制ゴールが生まれた。
ようやく長居スタジアムに大歓声が湧き上がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9a/63791e0d389150a0bc6cb84591fba50d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ee/c06addfe217ca8e72c7997d3649151b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b5/7a73ef0577f40c6c422e8a8cf4e8a075.jpg)
先制を許したオーストラリアベンチは63分に2選手を交替させる。 Luongo を下げて Mitch Nicholas そして Troisi に替えて Mark Bresciano を投入した。Nicholas が2列目左に入り Bresciano はボランチに入った。Nicholas は World Cup 終了後初登場だ。そしてここセレッソ大阪に所属しているが今は Perth Glory にローン移籍している。Postecoglou 氏が Brisbane Roar 監督時代の選手でもあった。
リードされても Jedinak はまだアンカーの位置にいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/12/0bca1e265e9ab01d49a0a8836b751665.jpg)
ピッチ上ではまだ日本の攻勢が続いた。 64分33秒、左サイド、オーストラリアのスローインを長谷部がヘッドで跳ね返し森重が拾う。岡崎を経由して本田に送られ、更に右サイドから走り込んだ乾に送られるが Franij のマークを受けながら放った乾のショットは惜しくも外れた。
この試合で2列目左のポジションは武藤か乾のどちらかだろうか?ガンバの宇佐美は。はたまた元浦和レッズで今は Hertha Berline でプレーする原口元気は…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c5/ea9f30f311be326fa7022155798a3d05.jpg)
てな事を考えていたら67分、本田からボールを受けた岡崎がシュートに持ち込むが弾道はRyan の正面に飛びCKに。そのCK、一旦はクリアーされるが森重が右サイドから切れ込み Nicholas, Wilkinson のマークを振り切り中に入れると Saintsubery のマークを背負った岡崎がヒールで技ありのシュート。ボールはオーストラリアゴールに転がり込みリードが拡がった。森重がドリブルで持ち込むなんて相手は予想だにしなかったのではないかな?
こうなると焦点は一つ。いつ Cahill が出て来るか? せめて1点差で出て来てほしかったけど、73分 McKay に替わって遂に Tim Cahill が投入された。長居スタジアムからはブーイングが飛ぶ。しかし私はこ瞬間を待っていた。出来ればスタメンで出て来て前半だけプレーしてくれた方が試合は面白くなったかな?
これで Cahill がトップに入り Kruse, Nicholas Leckieが2列目に。 Jedinak が上がって来てBresiano とボランチを組んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/bd/e29c31e04f6fc78f5cd2b0f63b7fa385.jpg)
76分、今度は岡崎が大歓声を浴びてベンチに下がり豊田が投入される。オーストラリアDF陣を相手にどんな空中戦を見せてくれるか?試合終盤になってようやく楽しみが増えてきた。
80分オーストラリアが FKを得る。 Bresciano がボールをセットする。 Cahill の位置を確認するが結局オフサイドを取られてしまった。
オーストラリアはもう完全に足が止まって来ておりフレッシュな Cahill が中盤に下がって来る事も。彼はゴール前に居てこそ脅威を示す。それは豊田も一緒だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/c3/c8b787b2a72d8f5b781feee8e7ad090f.jpg)
89分香川から右サイドの高徳に送られ逆サイドに大きく振る。更にSB の Franjic を越えて豊田がヘッドを放つがRyan の正面に飛んでキャッチされた。
良いチャンスだったんだけどなぁ~。 そしてロスタイムに入った。ロスタイムは4分。後はこの試合を完封で終わればと思った。
しかし甘くは無かった。91分6秒。左サイド Jedinak から Behich に渡る。そしてゴール前に放り込まれたところを 太田と森重の間に入った Cahill がフリーだった。 Cahill のヘッドは日本ゴールネットに突き刺さり2試合連続完封を阻止されてしまった。
スタジアムが落胆の嘆息で覆われる。ここで決めるとはさすがだけど、 Behich にも Cahill にもマークが甘かったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/47/624fd2f4913ef0e80b92f063b1ecfd75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/67/9092604825ccf92d7642164e7dade4b7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c1/8bb6bd46cabdc4daac4017926d940c72.jpg)
あと数分残っている。もう一度 Cahill にチャンスがあるかな?と思ったけどスコアーは動かず終了のホイッスルが鳴った。 日本が久々オーストラリアを90分間で降したと言うよりも Cahill の勝負強さが印象に残った。
“最後に決められましたね。”“もし Cahill が体調万全やったらこの試合面白かったのになぁ”
この試合3ゴールが生まれたけど全て World Cup 出場選手。世代交代はどちらも難しいか。
日本はブラジル大会組と言うよりも南アフリカ大会組で Asian Cup に臨むのかな…..地元オーストラリアは準決勝以上に残れるだろうか?日本も今回はそう簡単には・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/14/dd9163a408b685763465574805a1307b.jpg)
試合後の Postecoglou 監督のオーストラリアメディアへのコメントは下記の通り。
この夜はセットプレーに対してはずっと劣勢だった。このレベルの試合ではそれは受け入れ難い事だ。前半の我々は素晴らしかった、後半開始早々でもそうだった。しかし先制を許し相手に勢いと安心を与えてしまった。それはポジティブな事ではあったが最終的にはセットプレーを凌ぐことを出来なかった。それはこの試合で起こったことであり、我々はその為に敗れてしまった。 選手達は良くやってくれた良いサッカーをしてくれたが、任務を怠ると代償を支払わねばならない。
Behich と Sainsbury はこれまで数試合しか一緒にやった事が無かったがしっかりと任務は果たしたと思う。国際試合の良い経験を積むことが出来ただろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/21/bef3835b5f76f11d540668f190b5c54d.jpg)
Tim Cahill は下記の通りにオーストラリアメディアにインタビューに応じていた
“3日前に脚を痛めてしまった。もし先発出場したなら痛み止めが必要だっただろう。 この大観衆の前でアドレナリンは充分に湧き上がった。選手達を誇りに思う。何故なら我々は自分たちの footballとその批判に立ち向かえるかに就いて何度も問われた。 オーストラリアはただ我々がやろうとしている事を信じねばならない。ホームでは、メルボルンで、シドニーで我々は4万人余りのサポーター達に後押しされる。それはまた違ったストーリーになるだろう。チャンスもゴールに繋がる。
“2つのセットプレーとそれらは国際試合では異なってくる。しかし私はチームを信頼する Mathew Leckie のペース、 Robbie Kruse のペース、 James Troisi の創造性我々はそれらも得る事が出来た。我々は4万人余りのアウェーの中で戦った。私は選手達を誇りに思う。 恐れる事は無く、何も失ったものも無かった。 今すぐ勝利する事は無かった。全ては1月に明らかになる事だ。
“どうもありがとうございました。愛想無ですみません。”競技場をやっと出て後輩親子達と別れた。もう少し話したかったけど子供達はまだ小学生。明日は学校あるしな。早く連れて帰ってあげてくれぃ、と試合の数日前に話した。
また近々会いたいね・・・・そうですね、ぜひ会いましょう。
そして私は駐在時代の友人の携帯に電話をした。こちらは中学生の双子の男の子が奥さんと4人で観戦に来ていた。
子供達は高校受験を控えているから、この夜はお父さんと二人で夕飯でも行く事に。 奥さんはうちの嫁ハンとも仲が良かった。また嫁ハンと会いたいと言っていた。
競技場の周囲の飲食店はどこも満員。埼玉スタジアムは周りに何も無いしなぁ~。
次の駅まで歩いて大阪王将で餃子や鳥唐揚げを突きながら色々な話をした。
駐在が終わってもう20年か。早いな。彼とは同じ歳。中学校の先生をしている。 神戸の震災の時はまだブカレストに居て駐在から引き揚げた我々は fax で一生懸命状況を知らせた。 それから試合の話も…..
大阪まで行ってこの試合を観戦し、自分の中でしばらく忘れていた情熱がまた湧き上がる気がして来た。
やっぱり Asian Cup を観に行こうかな…..?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c1/5d4938f4c9f4637f327903c295cad01f.jpg)
ご無沙汰しております。 返事が遅くなって申し訳ございませんでした。
いよいよ今週から Asian Cup が開幕ですね。 Socceroos はどこまでいけるでしょうか? 攻撃は Cahill がいるといないでは大違いな感じが否めませんね。
かといって守備力が上がっているとも....
世代交代道半ばさらに道険しといったところでしょうか?
Asian Cup も全体的にレベルが4年前よりも低下している気がします。 そこで地元 Australia がどこまで行くでしょうか? 個人的には日本、イランそして Gulf Cup で優勝した Qatar が面白いと思っています。
この大会が終わって4ヵ月後はもう World Cup 予選が始まるとか。それまでにどんな勢力図になっているでしょうか?
平日の大阪のナイターでしたので、僕はテレビ観戦でした。
目に付いたのがベヒッチとレッキー。ベヒッチはトルコでもレギュラー出場してかなり使えるようになりました。
しかし、ルーは点が取れませんね。秘密兵器として期待していたユリッチが不参加、同じく秘密兵器としてアジアカップのメンバー入りもあるかと思っていたガメイロがU21で中国行き、しかも中国で大怪我をしてしまいました。
せっかく若手に切り替えたのに、代表キャップ数が一桁の選手が多く、チームとして生煮え状態なのかと思います。結果が出てないので、どう試合を進めていいのか手探り状態のままなのかもしれません。
アジアカップの時期も悪いですね。どこもW杯が終わった直後で、新チームに移行したばかりのこの時期にやるかなあと疑問ですね。
ぶっつけ本番のルーは8強止まりと予想してます。