Mr.コンティのRising JAPAN

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HSV高原の活躍を見る!? ~欧州の地より

2005-03-05 | EURO Football
タカハラのHSV 対 HertaBSC (前編)

先週の土曜日2月26日、高原直泰の所属するHSVハンブルグは敵地に乗り込み HertaBSCと対戦をした。前週はホームに1FCカイザースラウテルンを迎えクリスマス休暇明けのホームゲームを3連勝とする 2-1 の勝利で飾り(しかもスコアーも全て 2-1 )一時は二部落ちの不安視をされながら、Doll新監督が任務に就くと見事にチームは立て直され、6位に浮上した。そして我らが高原もそのゲームでは29分に先制のゴールを挙げるなどフル出場の活躍。Kicker 紙でも“タカハラ新たな気力( Mutt ) 新たな目的 ( Ziel ) の大見出しで両チーム唯一2点の採点を与え(ドイツでは1点から採点をし、少なければ少ないほど高得点という事になる。)”Spieler des Spiles (Man of the Match )”に選んだ。
ブンデスリーガと言えば70年代は欧州でも最も高いレベルのリーグと称されていた。そしてその最中に日本から奥寺康彦が 1FCケルンにスカウトされ電撃的に移籍して言ったのはもう28年も前だ。当時はジャパンマネーが欧州のサッカー界の興味を引くという時代では全く無く、極東のワールド杯に縁の無い国から見出されたのだからよっぽど実力があったのであろう。そして実力に並んで順応性に富んだ選手であったに違いない。
一方のヘルタ・ベルリン。前節ではアウェィでシュツッツガルトに 0-1 と破れ4位から7位に交代しHSVの後塵を拝することになってしまった。上位5位までに与えられる UEFA 杯の出場権を巡り EURO への戦いと前回のヘルタ戦で相手のストライカー、マルチェリーノとのデゥエル写真を一面に飾る地元紙も。HSVとしてはアウェィで勝ち点を確保し UEFA杯圏内への入りの期待が伺える。 だが雪の中のベルリンオリンピック競技場。彼らの期待は開始16分で事実上霧散するという最悪の結末となろうとは。
<つづく>

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