Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

韓国は連続ベスト4??

2006-05-29 | FIFA World Cup
「オーストラリアが日本を破るとしたら、それは韓国のための勝利だ」(15日、フース・ヒディンク監督)5月15日の朝鮮日報は報道するがこれは “ヒディンク監督は15日、韓国のテレビ番組に出演し「日本に勝つとすれば、それは韓国のための勝利になる」と語った。日本としてはかなり気分の悪くなる発言だ。 ”と言う話だ。 残念ながらこの報道の裏を取れる報道を探せなかったので真意はわからない。しかし5月12日付けのオーストラリア紙 Sydney Morning Herald 紙には “ Koreans expect Japan World Cup flop “ と言う見出しが。直訳すれば韓国人は日本がワールドカップで flop する事を expect する。” flop” とは“不恰好にドスンと倒れる”と言う意味。 “ expect “ は予想、予期すると言う意味だが“期待する、~に….して欲しいと思う”と言う意味も含まれる。ただそれには expect A to do / expect that A will do と目的語をとる位置や to 不定詞、that 節を従属するとか文法的な制約があるが。  その記事の内容はこうだ。日本サーチセンターとギャラップコリアが実施した世論調査の結果によると韓国では64%がワールドカップで日本の1次リーグ落ちを expect している、と言う行があるが、原文はこうだ

A poll conducted by the Japan Research and Galaaup in South Korea found 64 per cent if South Koreans expected Japan to fall at the first hurdle next month.

上記の通り expect の後に Japan と言う目的語と to 不定詞が伴われているのでこの expect は期待すると訳される。 また日本人の 12% が韓国決勝ラウンドに進出できないと believe ( 信じる ) と述べられ、韓国人の 42% が全大会同様ベスト4に進出すると were optimistic about ( 楽観している )と、また日本人の27%が日本代表は前大会同様ベスト16で終わると予想し、20%が1次リーグで敗退すると予想していると報道されている。早い話が韓国国民では前大会の成績から今大会も1次リーグ突破は言うまでも無く、世界の列強として連続ベスト4も可能とかなりの自信を持ち、隣国日本は1次リーグで敗退して当然、まだワールドカップで上位に進出できるほどではないと希望している。一方日本国民は謙虚に決勝ラウンドに進出できれば成功と考えている。相変わらず日本には全てにおいて上回られると自尊心をいたく傷つけられ、仕舞いには歴史問題まで結び付けてしまう国民性は健在だが、更に特筆すべき出来事は同日5月12日付けの朝日新聞のスポーツ欄に。 Sydney Morning Herald 紙同様の報道がなされている。この世論調査は4月に実施され、日本では15歳から79歳、韓国では15歳から70歳までの男女が対象で有効回答は日本が 1188 韓国は 858。ただし朝日新聞には韓国ではベスト4でなくベスト8が42%と報道されている。そして韓国の世論の64%が日本の1次リーグ落ちを expect している事は報道されていない。 韓国マスコミのWBC 前のありもしないイチロー発言の捏造とは対象的な朝日新聞らしい報道と言えよう。 
韓国サッカー代表チームのアドフォカート監督は5月11日午後3時30分、弘恩洞のグランドヒルトンホテルで記者会見を開き、2006ドイツワールドカップに出場する23人の最終エントリーを下記の通りに発表した。

 GK:李雲在(イ・ウンジェ/水原)、金龍大(キム・ヨンデ/釜山)、金永光(キム・ヨングァン/全南)

 DF:李栄杓(イ・ヨンピョ/トッテナム)、金東進(キム・ドンジン/ソウル)、崔真 チェ・ジンチョル(全北)、
金永徹 (キム・ヨンチョル/城南)、金珍圭(キム・ジンギュ/ジュビロ磐田)、金相植(キム・サンシク/城南)、趙源熙 ( チョ・ウォンヒ/ 水原)、宋鍾国(ソン・ジョングク/水原)

 MF:朴智星(パク・チソン/マンチェスター・ユナイテッド)、李乙容(イ・ウルヨン/トラブゾンスポル)、金南一(キム・ナムイル/水原)、李浩 (イ・ホ / 蔚山)、金斗 ( キム・ドゥヒョン/ 城南)、白智勲(ペク・ジフン/ソウル)

 FW:朴主永(パク・ジュヨン/ソウル)、薛鉉 ( ソル・ギヒョン/ ウルバーハンプトン)、鄭暻鍋(チョン・ギョンホ/ 光州)、安貞桓(アン・ジョンファン/デュイスブルク)、宰湊( チョ・ジェジン/ 清水エスパルス)、李天秀(イ・チョンス/蔚山)

 予備エントリー:キム・ピョンジ、ユ・キョンリョル、チャン・ハクヨン、キム・ジョンウ、チャ・ドゥリ

 FW李東國は残念ながら怪我でエントリーされず、車ドゥリも正メンバーから漏れた。ユース時代は将来を担うのではと思われた崔成国も選ばれなかった。Jリーガーからは清水の宰湊、磐田の金珍圭が選ばれた。名古屋の金正友人(キムジョンウ)は予備エントリーに留まった。フランス大会の正GK、キムピョンジュも予備エントリーに留まった。今大会は前回のエントリーメンバーから10名が連続エントリーを果たした。前大会は 3-4-3 のシステム。その後コエリョ、ボンフーレ前監督は同じシステムを継承したが昨年10月からチームを率いるアドフォカート現監督はワールドカップ予選出場のなかった李浩、趙源熙 を見出し代表に入れ、システムも 4-3-3 に変更に変更した。朴智星、李乙容といったプレミアで活躍する選手が中心の布陣。若手もFW朴主永、李浩 DF金珍圭らが台頭してきた。そして2002年の英雄、宋鍾国、李天秀 は大会後欧州に移籍していったが失意の帰国。しかし国内Kリーグで輝きを取り戻している。FWは攻撃の軸李東國が負傷で無念の代表落ち。しかし薛鉉、安貞桓の海外組は健在、個々の能力は前大会を上回ると言われている。問題はDFラインだ。一度引退した崔真を呼び戻すなどタレント不足は否めない。李乙容にかなり負担が掛かるか?そうなると攻撃力も手薄になる事も。そして洪明甫の様な精神的支柱となる選手がいないのが不安材料の一つだ。
しかし世論調査はともかく今大会のグループ分けを見ると韓国の方が1次リーグ突破の可能性が高い。トーゴ(6月13日フランクフルト)、フランス(6月18日ライプツィヒ)スイス(6月23日ハノーバー)の日程だが、これも悪くない日程だ。韓国がトーゴに勝てる確率は日本がオーストラリアに勝てる確率よりかは高く、初戦に勝てばフランスに敗れても五分の勝負が見込めるスイスとの最終戦が残っている。日本はともすれば1次リーグ3連敗も考えられるが韓国は考えにくい。もし韓国が決勝トーナメントに進出すると1回戦はスペイン、ウクライナ、サウジアラビア、チュニジアいずれかのがいるH組から勝ち上がった国との対戦だ。そこでスペインとあたると文字通り前大会の因縁試合の雪辱戦となる。今回は韓国も苦しいだろう。しかし、ウクライナ、またはサウジアラビア、チュニジアが相手になるとベスト8も夢でなくなる。23日は仮想“トーゴ”セネガルと対戦。74分金斗のゴールで先制するもその6分後にMoussa N'Diayeのゴールで追いつかれ、引き分け、 5月27日にはボスニア=ヘルツェゴビナを薛鉉、宰湊のゴールで 2-0 と勝利し翌日スコットランド合宿に旅立った。6月1日にはノルウェー、4日にはガーナとの試合が予定されている。 まぁここは日韓いがみ合うではなく、兎に角アジアのチームには1カ国でも多く決勝トーナメントに上がってもらいたい。8年前は全滅で、勝利もイランがアメリカから挙げたのみであった。成績によってはアジアからの出場枠を減らされてしまう。出場国が結果を残す事が同じ(アジア)連盟の一員としての責任であろう。 ファィティング !! ( この意味わかる人??)


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