Mr.コンティのRising JAPAN

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Asian Cup に臨む Socceroos 23人が決定

2007-06-09 | Asian Cup

どうも疲れが取れないなぁ。はっきり言って歳なのだろう。今年も梅雨の季節を迎える。この高温多湿の時期を快適に過ごす最適の方法を私は熟知しているつもりだ。汗をたっぷりと一気に流すこと。学生時代から陸上競技をしていた私は梅雨時期には早朝の雰囲気でその日の湿度を読めた。湿度の上がりそうな朝ほど当時の日課の早朝練習ではわざと着込んで汗をドバーッ流す事にしていた。高温多湿の日の不快指数の原因はじわじわ、じわじわと湧き上がる汗。しかし一気に流し出しておけばあとは沸いてこない。だが歳をとると今度は身体が動かない。動かしたあともその疲れがこたえる。あぁ自堕落な私……..

ACL の1次リーグが終わりなんだか気が抜けてしまった。しかし世の中の動きは止まらない(当り前か…. ) 来月には Asian Cup が東南アジア諸国で開催される。6月1日~5日まで開催された Kirin Cup 2007 では久々に日本代表をじっくりと観察できたが、Asian Cup の優勝候補筆頭であるオーストラリア代表は6月2日にウルグアイ代表をシドニー Telstra Stadium に迎えてテストマッチを敢行した。

そのスタメンは下記の通り。
Australian : GK : Brad Jones ; Lucas Neill, Patrick Kisnorbo (Daniel Allsopp 84’), Jason Culina (Nick Carle 70’), Brett Emerton, Brett Holman (Archie Thompson 62’), Luke Wilkshire, Scott McDonald, Carl Valeri, Michael Thwaite, Mile Sterjovski (Ryan Griffiths 54’)

Subs Not Used: Shane Stefanutto, Michael Beauchamp, Simon Colosimo, Adam Federici (gk), Matthew Spiranovic

URUGUAY : GK Carini , Lugano (c), Garcia, D Rodriguez, C Rodriguez, Diogo, Recoba, Perez, Scotti, Forlan Sanchez subs: Victorino, Fucile, Vargas, Estoyanoff, Viera, Abreau, Figuera, Giacomazzi, Canobbio
(交替選手の詳細は不明。だれか教えて下さい。) 

 試合は開始6分にスイス Basel で中田浩二とチームメートである Sterjovski が右サイドからの Wilkshire のクロスにウルグアイDF陣Lugano, Diogo らに粘りながら相対し先制ゴールを挙げるなど序盤から主導権を握った

 

しかし徐々にウルグアイがボールポゼッッションを上げ、40分にセットプレーから最後は Recoba の右サイドからの Low cross に反応した Forlan に同点ゴールを押し込まれた。

後半に入ると全体的にペースをつかみながらも77分、右から途中出場の Giacommazzi のクロスをGK Brad Jones がつかみ損ねて後ろにそらした所を Recoba が押し込み逆転ゴールを喫した。

 


その後も途中出場の Thompson や McDonald がウルグアイゴールに迫るが同点ゴールを奪えないままタイムアップのホイッスルを聞いた。しかし Arnold 監督は試合内容には肯定的で Jones のミスも“よくある事でそんなミスは彼が最初に犯したわけでなくまた彼が最後に犯すわけでもないだろう。”と。そして Viduka, Kewell と言ったスーパースター抜きで代表デビュー7人を含む Soccerros がフルメンバーのウルグアイにこれだけやれた事を高く評価。この日のメンバーの中で一昨年、ウルグアイとのプレーオフに出場した選手は僅かに4人 ( Niel, Culina, Emerton, Thompson ) これで6月8日の発表予定であった Asian Cupのメンバーはもう決められただろうか…….. Olyroo も2次リーグ進出決定。アウェーとは言え勝点1をあげれば2次予選進出の決まる五輪チーム。ヨルダンを 4-0 で一蹴し2次予選進出を決めた。浦和 REDS とも対戦した Sydney FC の Mark Milligan , Nikolai Topor-Stanley そしてRuben Zadkovich らのいる Olyroo から何人が Asian Cup のメンバー入りするのだろう…. そして2次予選では日本と同組になるのだろうか……. Asian Cup に臨む23人の Socceroos 決定 6月8日、 Graham Arnold 監督から発表された Asian Cup メンバーは下記の通りだった。

John Aloisi (Alaves, Spain), Michael Beauchamp (Nuremberg, Germany), Mark Bresciano (Palermo, Italy), Tim Cahill (Everton, England), Nick Carle (Newcastle Jets, Australia), David Carney (Sydney FC, Australia), Jason Culina (PSV Eindhoven, Holland), Brett Emerton (Blackburn Rovers, England), Vincenzo Grella (Parma, Italy), Brett Holman (NEC Nijmegen, Holland), Brad Jones (Middlesbrough, England), Harry Kewell (Liverpool, England), Patrick Kisnorbo (Leicester City, England), Mark Milligan (Sydney FC, Australia), Lucas Neill (West Ham, England), Michael Petkovic (Sivasspor, Turkey), Mark Schwarzer (Middlesbrough, England), Mile Sterjovski (Basel, Switzerland), Archie Thompson (Melbourne Victory, Australia), Michael Thwaite (Wisla Krakow, Poland), Carl Valeri (US Grosseto, Italy), Mark Viduka (Newcastle, England), Luke Wilkshire (Twente, Holland) Stand-by players: Daniel Allsopp (Melbourne Victory, Australia), Mark Bridge (Newcastle Jets, Australia), Simon Colosimo (Perth Glory, Australia), Adrian Leijer (Melbourne Victory, Australia), Scott McDonald (Celtic, Scotland), Jade North (Newcastle Jets, Australia), Danny Vukovic (Central Coast Mariners, Australia).

注目のエース Harry Kewell は選出されたが、個人的に気になっていたベテラン選手 Josip Skoko は “所属先の Wigan でのプレーに専念する為に後任に譲りたい…..”と言う発言を受けてか選ばれず。また噂があった昨シーズン A-League 優勝の立役者 Kevin Muscat もメンバー入り出来なかった。ワールトカップに選ばれなかっただけにもう一旗このベテランにはと思っていたのだけど。
そして Nick Carle (Newcastle Jets, Australia), David Carney (Sydney FC, Australia) Mark Milligan (Sydney FC, Australia), Archie Thompson (Melbourne Victory, Australia) と4人の A-League 選手が選ばれた。 Mark Milligan は昨年のワールトカップに続いての選出。しかし蓋を開けてみればワールトカップメンバー15人が選ばれている。やはりあのメンバーはドリームチームだったのか?

最後に6月7日付の地元紙に “Japan's hitman targets difficult Socceroos ”との見出しが。 Japan’s hitman は高原直泰の事だ。先の Kirin Cup の “私にとってオーストラリアの情報はまだ何も無いが間違いなく厳しいものになるだろう。”と言うコロンビア戦後のコメントを引用している。 “アジアの大会に参加すると欧州や南米との多くの違いを感じる事が出来る。そしてそれは疑いなく偉大な経験になる。”とのコメントも。また高原が今季 Eintracht Frankfurt のメンバーとして Bundesliga で11ゴールを挙げ,Asian Cup でも日本の得点源となり得る事も述べられている。 一時は Asian Cup には参加しないのではとも言われたのだが….. 昨年のワールトカップのオーストラリア戦では中村俊輔の先制ゴールをGKの Schwarzer に激突してアシストしたと書かれていた。それだけでなく彼はラグビーとサッカーとは….. とか HSV Hamburg で Occasionally ( たまに ) プレーしているとか嫌味っぽく書かれていた。 準々決勝、または決勝で日本はオーストラリアと当たるかもしれない。高原がオーストラリア戦でゴールを量産してくれれば我々のワールトカップでの悪夢を払拭してくれるのである………

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2 コメント

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ありがとうございます (九州っこ)
2007-06-10 10:25:34
オーストラリアはフィジカルが強いですね
ヒディング監督がオーストラリアにもたらしたサッカー観はすごいものがあるのでは!?
お隣、韓国でも彼の影響は凄かったらしいですね
アジアのレベルが少しでも高くなればいいのですが・・・
アジアカップは楽しみです
オシム監督がW中村をこの後も使い続けるかどうかは正直、疑問ですね
オーストラリアの記事は楽しみにしています^^

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W中村は機能するのか? (Mr.コンティ)
2007-06-10 15:21:05
九州っ子様

コメントありがとうございます。素人目にみるとどちらかの中村をベンチに置くのは勿体ないと思ってしまいますが。それは貧乏性の私の性格でしょうか...

先日シドニーFCが来日した際、競技場で仲良くなったシドニーサポからメールが来ました。試合後しばらく日本にいて横浜FCで KAZU を観て翌日は福岡でアビスパの試合を観戦したとのこと。お目当てはリッティとシドニーでプレーしていたAlvin Ceccoliだったとのこと。 Ceccoli は出てこなかったけど日本のサッカーを満喫できたとのことでした。これぞスポーツを通じた異文化交流ですね !!
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