Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

アジアのゴールデンカード Korea Republic 1-1 Saudi Arabia

2007-07-15 | Asian Cup
今回のアジアカップではオーストラリアが AFC に“編入”してきた事により、サウジアラビアがシード国から外れてしまった。しかし、シード国とホスト国を含めた8カ国はこのサウジアラビアが同じ組に最も入ってほしくなかった国のではなかったか? 
今大会、サウジアラビアは韓国、バーレーンと同居するイスラム教最大の国インドネシアのグループDに所属する事に。そして最初の試合は韓国との対戦となった。
韓国対サウジアラビア、これは1次リーグと言うよりもアジアでは“ゴールデンカード(こんな古い言い方はもうしないか??)の一つだ。韓国は対サウジ戦1994年リヤドでの親善試合に 1-0で勝って以来3連敗中で一昨年のワールトカップ予選ではホーム、アウェーで連敗している。アジアカップでも2000年大会の準決勝で 1-2 , 1988年大会の決勝戦でも0-0 のあと PK 戦で敗れている。この試合は前日にインドネシアがバーレーンを 2-1 で降しているだけに共に負けたくない試合。特に第二戦を中2日でインドネシアと対戦するサウジアラビアは絶対に引き分け以上で終わりたい試合であった。
試合のあったGelora Bung Karno Stadium はホテルからタクシーで約20分。渋滞がなければ30分はかからなかったであろう。競技場の周りには韓国人、サウジアラビア人の集団、そして前日の快勝で気勢の上がる地元インドネシアのサポーターが沢山いた。


私の座席は韓国人サポーターの真ん中。赤で統一されたその中にぽつりと一人サムライブルーの NAKAMURA のユニフォーム姿で座っていたのだがこの競技場は陸上競技のトラックがある上にその周りに壕があり、スタンドの傾斜が緩やか過ぎて非常に見通しが悪く、少しでも見易い所をと座席を移動したら、そこはサウジアラビアの大サポーター集団の近くだった。


大歓声に迎えられて両チームの選手が入場し国歌演奏が始まる、しかし最初にサウジの選手達がスクリーンに映し出され韓国サポーターからはブーイングが、李雲在が映し出されると今度は歓声に替わる。続いてサウジアラビアの国歌演奏が始まり、両選手がピッチに散っていよいよキックオフを迎える。サウジは開始39秒いきなり左サイドを突破し入れられたクロスを Marek Maaz がヘッドで合わせるがクロスバーを僅かに超える。サウジはこの Maaz が左に Yasser Al Qahatani が右に入って2トップを組む。Al Qahatani はワールトカップメンバー。チュニジア戦でゴールを決めている。韓国は曹宰榛のワントップに2列目は左から廉基勳、金正友そして崔成国の3人。廉基勳の起用はイラク戦での得点がそして李東国より曹宰榛が起用されたのはウズベキスタン戦での2ゴールがそれぞれ評価されたのだろう。そして名古屋グランパスの金正友が金斗に替ってスタメン入りしたのが個人的に嬉しかった。左サイドバックには Zenit St. Petersburg の金東珍でなく金致佑が起用され時折サイド攻撃を仕掛ける。同じ St.Petersburg 所属のワールトカップメンバー李浩もベンチスタートだ。立ち上がりは両チーム中盤を省略したロングパスが主体で、サウジは2トップに入った時、特に Maaz に入った時にそのドルブル突破からチャンスを掴む。23分には曹宰榛が打点高いヘッドを放ち24分には金正友が Walid Abdrabh Jahadli に倒されFKを得るが、セットプレーになると184cmのDF姜敏壽が上がって来る。そのFKのこぼれ球を拾ったサウジはカウンター攻撃を展開、Ahmed Al Mousa から最後は Maaz に縦パスが通り放たれたドリブルシュートはGK李雲在がセーブ。Maaz はこれで決定機を2回逸した事になる。27分にはカウンターから曹宰榛がドリブルで持ち込むところを倒されてFKを貰い、そのFKから金致佑、廉基勳と繋ぎ最後は曹宰榛にクロスがあがるがそのヘッドはGKの正面に。その直後に曹宰榛は相手DFに体当たりをしてイエローカードを貰ってしまう。20分を過ぎるとお互いにカウンターから交互にゴール前に迫るシーンが続き、見ていて面白い。そしてその度に大歓声があがる。38分を過ぎるとサウジが韓国のロングパスのこぼれ球を拾って中盤でつなぐようになって来た。それでも41分には韓国最大のチャンスをつかむ。崔成国からのクロスをオーバーヘッドで曹宰榛が合わせるがGK Yasser Al Mosailem がファインセーブ。韓国は40分を過ぎたあたりから選手がスペースに走り込んでその先でボールを受ける様になりボールがよく繋がる様になる。そして43分、今度はサウジがゴールチャンスを迎えた。パス交換から攻撃参加したDF Ahmed Al Bahri がミドルを放ち、イレギュラーバウンドしたボールを李雲在が何とか体にあてて弾き出した。 Al Bahri は昨年のワールトカップメンバーがだが出場機会は無かった。前半は得点こそなかったがお互いに素早いカウンター攻撃から観客を沸かせるシーンを多く演出した。

後半開始早々、私がジュースを買っている間に Al Qahatani が韓国ゴールにドリブルで迫り放ったショットは惜しくもゴールポストを外れて行く。ハーフタイム中に買いにいったら売り切れていたのだ….. 開始から韓国は崔成国が右サイドだけでなく左にも出て来るようになり、そこを起点にチャンスを作る。一方のサウジは 左サイドバックの Kamil Al Mousa がよく上がって来るようになった。両チームの背番号7番がカギを握る様になるか?65分にはその崔成国が右サイドをドリブルで上がり入れたクロスはGKの正面に飛びサウジサポーター達からは大歓声があがるが、その直後に韓国サポーターが狂喜の歓声を上げる事になる。左から廉基勳のきれいなクロスが入り、崔成国が頭でドンピシャのタイミングで合わせて先制ゴールを挙げた。スタジアム内に有名な “テ~ミングック !! “の大歓声が響き渡る。こう言うところで先制ゴールを決めるところは流石韓国だ。


74分には右サイド を曹宰榛、呉範錫のパス交換から惜しいシュートが飛ぶが、それは李天秀がはなったものであった。いつの間に出てきたのだろう?後でわかったのだが崔成国が得点する前に李天秀が入る準備をしていのだが、ボールアウトになる前に崔成国がゴールを決めてそのまま李天秀と交替したのであった。崔成国も残しておきたかっただろうがこの日は廉基勳の出来も良かったので左サイドのバランスを考えたのかも知れない。李天秀はさすがのプレーを見せる。彼がボールを持つたびに韓国人サポーターから歓声があがる。大会後は本当に Premiership に移籍するのかな?
しかし77分、今度はサウジサポーターが歓喜するシーンが。韓国PAにドリブルで切れ込んだ Malek Maaz に入れた呉範錫のタックルがファールに取られPKを献上してしまった。確かに呉のタックルはやや後方からだったけど少し厳しい判定に思えた。そのPKを Al Qahtani が冷静に決めて同点に追いついた。


そして3分後に Al Qahtani は Saad Al Harthi に替ってベンチに下がる。 Al Qahtani はキャプテンマークを DF の Walid Abdrabh Jahdali に渡しベンチに向かうがサウジサポーターからは大歓声が。交替出場の Al Harthi はワールトカップのスペイン戦に出場した23歳の選手だ。韓国は相変わらず李天秀がレベルの違うドリブル突破でチャンスを演じ韓国サポーターを喜ばせる。81分には曹宰榛に替って李東国がワントップにはいるが、2トップにしなかったのは勝点を失いたくないと言う意図が強かったのか?
84分突然ピッチが暗くなる。何と停電だ。メインスタンド側の照明が落ちてしまったのだ。掲示板のデジタル時計も84分35秒のままで止まっている。後のAFCの記者会見である女性担当者が“スタジアム内だけでなくこの地区の電圧が落ちてしまって….”と弁解していたが競技場内の半分の照明は問題無く点灯していたのでこれは競技場の設備の問題だと思う。選手達はベンチ前に戻ったりピッチに入ったりと気の毒な状態に。結局17分後に照明の半分が復旧したのをきっかけに大歓声に包まれて試合再開となった。再開後の両チームの集中力が懸念された。がそんな中交替出場の Al Harthi が決定的なシュートを2本はずしてしまう。GK李雲在、そして韓国イレブン、サポーター達は本当に命拾いをした。
そしてこの試合は両者の実力を表すように 1-1 でタイムアップ。この結果と言うよりも停電前の呉範錫のタックルの判定に最も安堵したのが決定機を逃し続けた Marek Maaz と Al Harthi ではなかっただろうか?
第三者の私はアジアレベルでは最高級の試合を堪能できた。下手な欧州での試合よりも面白かった。それは日本代表ではあまり見られないカウンター攻撃の応酬だ。日本代表にも李天秀、崔成国、 Malek Maaz の様な高速ドリブルで数十メートルを突破する選手は…..オシム氏が代表監督である限りは招集されないかもしれない。それでも試合後何人かのサウジ、韓国のサポーターと話をすると、ナカムラ、タカハラの賞賛の声が絶たない。そして日本が優勝候補と韓国人でさえ何人かは口にする。かつては社交辞令でもそんな事を言わなかったのに。そして多くのサウジのサポーター達はこう言った “決勝で会おう。” 1992年、2000 年大会のリベンジを考えているのか?しかしこの時日本はまだカタールと引き分けただけでそんな事を考える余裕は私にはなかった…. しかし、最も心配していた帰りのタクシーを容易に拾えて本当にこの時点では一安心。翌日は朝4時にバンコックに移動だ。手配したタクシーが時間どおりに来る事を祈りながらベッドにもぐりこんだ……

Aussie サポーターたちの憂鬱 Australia 1-3 Iraq

2007-07-15 | Asian Cup

今回のアジアカップ前、私はオーストラリアこそ優勝候補最右翼。Socceroos 達がどんなパフォーマンスを演じるかを非常に楽しみにしていた。しかし、7月8日のオマーンとの初戦をテレビで看て、彼らのチーム状態は昨年のワールトカップに遠く及ばない事態になっているのでは?との懸念が湧き上がった。それでも終了直前の Cahill のゴールで追いつくあたりまだまだワールトカップベスト16のチーム力はこれから上がって来るものと思っていたのだが...

この日もスタジアム入りした時は前半を20分近くが過ぎていた。仕事が終わってから競技場に向かうまでの自分の段取りの悪さ、要領の悪さには我ながら呆れてしまう。それでもこの日はホテルの前で拾ったタクシーの運転手は近道を知っており、競技場に到着したのは試合開始5分程度を過ぎたところ。運転手のおにぃちゃんに御礼とチップをはずみいざ競技場内へ…… しかし、今度はスタジアムは見えども入口が解らない。すると同じような境遇のオージー達が10人。何とか勘と前日の記憶を働かせ何とか前日チケットをピックアップした場所を見つけた。今度はこちらがオージー達に御礼を言われる番であった…..

着席しピッチ上の Socceroos に目を移すと、何だか動きが重そうだ。黄色のユニフォームに発汗量がよく目立つ。着席してピッチ上のフォーメーション確認をしようとした23分、イラクは右サイドでFKを得て、Ali Nashat がゴール前に放り込むと突っ込んできたイラクMF Al Sadwn Salih の動きに気を取られた GK Shcwarzer  が弾道から目を離してしまいゴールインを許してしまう。初戦のオマーン戦では終盤に好セーブを連発し Chaill の同点ゴールを呼んだのだが….. 周囲にいたオージーサポーター達は“シンジラレナ~イ”と言った表情。

そしてイラクのサポーター達は国旗を打ち振り大歓声をピッチに送る
それでも失点直後から
オーストラリアは同点を目指しての攻勢が続く。28分には Kewell Hussein Haider に倒され、29分には今度が Viduka Rehema Ali に倒されそれぞれFKを得る。FK Willksher が担当している。31分にはまたも得たFK Willksher が左に転がし、走り込んできた Viduka がショットを放つがポストの左に外れる。36分には Emerton が中央からドリブル突破、そして前線の Viduka へ。Viduka はイラクDFを背負いながら体を反転させシュートを放つがゴールネットに届かない。39分にはゴール前に上げられたロビングに Viduka がヘッドで狙うがその前にプッシングを取られた。
この日のオーストラリアの前線は Viduka のワントップに2列目が右から Bresciano, Holman そして Kewell の3人がならぶ。オマーン戦でスタメンだった MF Sterjovski に替り Holman が起用されたのはより攻撃的にと言う意図か?しかし攻撃陣の動きが今一つだ。この気温は昨年のワールトカップで経験済みだろうが、恐らく湿度が強烈に堪えているのではないだろうか?42分に Lukas Neil がイラク FW Kharef Younes に抜かれるところを倒してイエロー。警告覚悟で止めねば完全にKhalef に独走されると事であったが Neil はその直後にも再び Khalef を倒すと、カードは出ないが倒された Khalef Neil に詰めよりAjeel Mahdhi が加担する場面も。高温多湿の気象下にやや焦りが出てきたか?
44分には Wilksher から前線に上ったロビングを Viduka が頭で落とすがそのこぼれ球を拾った Kewell は上手くコントロール出来ずにシュートが撃てなかった。  Kewell もここまで得意のドリブルシュートがまだ見せられていない。 オーストラリアのボール支配率は恐らくイラクを上回っているかもそれないが、ラストパスが通らないなど最後の詰めが甘い。気温が下がって来ると調子もあがるいだろうか…… ?
後半に入ると、まず Holman に替えて Cahill が投入される。その効果があったのか?開始1分46秒に同点ゴールが生まれる。右サイドを Brett Emerton が疾走し中にクロスを入れると今度はViduka が頭で押し込みゴールネットを揺すった。これで Socceroos のエンジンがかかって来るだろうと思う中、48分には Viduka のヘッド、52分には Viduka のポストプレーから Cahill がシュートに持ち込んだり攻勢に転じる。しかしまたイラクが主導権を奪い返す。57分MF Tahir Haitham がミドルを放つが正面。そして60分、左からのスルーパスが Haider に通りそのまま撃たれたシュートは GK Shcwarzer を破りまたイラクがリードを。オーストラリアは同点にしてから14分後にまたリードを許す事に。その直後にも MF Nashat のボールキープから攻撃参加して来た DF Hussain Haider にフリーでシュートを撃たれるがこれはゴールを外してくれた。オーストラリアは中盤から前の動きが少なく、パスコースを容易に読まれるなどなかなかリズムが掴めない。
64分に Arnold 監督は Ajax Amsterdam のレギュラー Jason Culina を下げて昨シーズン A League 得点王、 Melbourne Victory Archie Thompson を投入した。攻撃の枚数を増やすと共に前線での運動量を上げるのが目的であろう。
投入直後に右サイドを Cahill からボールを受けた Thompson が突破しクロスを入れるがペナルティーエリア内には誰もいない。オーストラリアが両サイドを使いだすとカウンター攻撃中心だったイラクが中盤でボールが回る様になり、オーストラリアは後手に回り攻撃の糸口が掴めない。70分には Vidukaが頭で落とした所を Kewell が拾ってバイタルエリアに侵入を図るがイラクDFが二人掛りで Kewell を止め、そのままカウンターに転じ最後は Kisnorbo を振り切った Al Sadwn  が放ったシュートは Shcwarzer に“当たって”追加点を免れた。71分には Aloisi Kisnorbo に替って投入され MF Glerra DFラインに入る。 Cahill, Aloisi ,が投入されるのは昨年のワールトカップの日本戦を思い出す。だが大会前のシンガポール合宿では仕上がりが評価されていた Beachamp の出番がまだない。
オーストラリアは前線に Cahill, Kewell, Viduka, Thompson, Bresciano の5人が並んでイラクゴールを狙う。75分には Emerton のクロスを Chaill がポストプレーから、80分には Kewell が浮玉を上手くコントロールし送られたクロスでそれぞれ Aloisiがシュートを放つ。前線の選手を増やし攻撃に厚みを加えたいところだが、その分中盤が手薄になり、また交替出場の選手と最初から出ている選手との動きに差がありラストパスのタイミングがずれて、イラクPA前でボールを拾われるとそのままイラクのカウンター攻撃を容易にさせる。交替選手が投入されても結局はViduka のポストプレーと Kewellのドリブル頼みだ。84分にはKewell のドリブル突破から Thompson PA でボールをキープするが相手DFとの競り合いでファールを取られる。Karim Jasim 主審はバーレーン人。イラクに判定がやや甘く見えるのは同じ中東人の好か?
そして88分、試合を決定づける3点目が決められてしまった。 Neil のクリアーミスを拾った Ajeel Mahdi が持ち込んでPA外からミドルを放つとそれが Neil に当たりフリーの交替出場MF Muhamed Karrar の前にこぼれそのまま難なくゴールに流し込んだ。呆然とするGK のSchwarzer と DF Lukas Neil そしてAussie サポーター達。イラクサポーターの狂喜の雄叫びがこだまする。

ロスタイムは4分あったがもう Socceroos 達に挽回する気力は失せていた。最後は終了間際の選手交替でなかなかピッチの外に出ない Khalef Younes Lukas Neil が“早く出ろ”とばかりに押した行為にこの日2枚目のイエローカードが出されて退場。次のタイ戦も出場停止に。Neil ほどの選手がこう言う愚行をするとは..
そしてタイムアップ。Aussie サポーターは一斉にブーイング。これがワールトカップベスト16のチームなのだろうか? 控室に戻る前にオーストラリアから遠征して来たサポーター達に一通りの挨拶は行うが、その後の落胆の色は隠せない。


ワールトカップで効果的だったプレスもこの天候では空回りしたのか?結果論だがコンディショニングも問題無かったか?2試合を通じてThompson 以外はみな欧州組。激しい欧州でのリーグ戦を終え消耗も激しかっただろう。Mark Milligan や David Carney といった
A League 勢を使えないか?特に大会前左サイドバックのスタメン候補に挙げられた Sydney FC David Carney はまだ起用されていない。Kewell , Viduka の調子も昨年のワールトカップと比較すると….
Viduka は
コンディション、モチベーションそして基礎体力、すべて昨年よりは下回っているだろう。一度アジアカップ出場を辞退したのもそのせいか?
Kewell
の起用に就いては大会前、1次リーグでは調子を取り戻す為にフル出場はさせないようなコメントが Arnold 監督からあったのだが。
試合後“この結果には大変失望している。3つの個人的なミスが試合を台無しにした。先制されてから必死の思いで同点にしたが、その後2つのミスが命取りとなった。何人かの選手はここに来る事を望んでいない様であった。それが最大の失望だ。”とAroold監督がコメントしたとか。選手起用を含めて次の地元タイとの試合、中2日でどう立て直すのだろう。一方のイラク。初戦のタイ戦で出来が悪かった中心選手 Taher Hawar の起用を巡って物議を醸したが、ブラジル人の Vieria 監督はオーストラリア戦でもスタメンで起用。 Hawar は2点目を決めて期待に応えた。



アジアカップ予選は政情不安の為ホームゲームを全てヨルダンで行うハンディをこのタフな試合で生かした。アテネ五輪メンバーを中心にしたメンバー構成。元々アジアでもトップクラスの力を持っていたのでこの結果も以外とも思えない。
準々決勝では日本と当たるかもしれない。その時はあのドーハのリベンジを….. いやまずは次のヴェトナム戦に集中しよう….