Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

Wカップ北朝鮮戦 直前(前編)

2005-06-06 | 日本代表
いよいよ3大会連続に向けて王手
6月3日、敵地マナマでバーレーンを1-0で退け、これで次の北朝鮮戦を引き分け以上でそして、バーレーンが残りの2試合を連勝しない限り3大会連続ワールド杯出場が決まる。先述した様にホームでバーレーンを迎え撃つイランは4年前の屈辱を忘れてはいない。6月8日はイランも地元テヘランで、2大会ぶり、前回手中から漏れた3度目の本大会出場をあのバーレーンの前で決める事に執念を燃やしていることであろう。イランの勝利は同時に日本の予選突破を意味する。今から胸算用するのは不謹慎ではあるが、8月の最終戦を待たずに本大会出場を決めれば、再来週からドイツで始まるFIFA Confederations Cup そして7月末から韓国で開催される東アジア選手権は来年の本大会に向けての準備試合と出来る。その為にも次の北朝鮮から確実に勝ち点を上げ来年に向けての準備を始められるようにしてもらいたい。

これまでの北朝鮮
北朝鮮はイランに破れて2次予選は4連敗。しかも3位以下が決まってしまい日本戦に敗れれば予選落ちが決まってしまう。試合内容はけっして悪くない。2月の日本戦はロスタイムに失点を喫し、平壌でのバーレーン戦は試合内容では押していた。イラン戦もしかりで、平壌での2試合は処罰の対象にされてしまったが、審判の判定には少し気の毒であった。そしてまだチームが発展途上段階とはいえ点の取れるストライカーがいなかったのが今の成績を表している。だが1993年ドーハ、1989年シンガポールと2次予選は6カ国中最下位に終わっている様にだが国の事情で国際大会の経験が乏しいことが最大の原因であろう。
若い勤勉な選手が揃っており、経験を積めば本当に怖い存在になるのは必至だ。