

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!








亡くなった人
命は失われたけれど・・・その人は確実に生きていた。
生きていたから、たくさんの人の思いがある。
ナスミってそういう人だったのね。
ダイヤモンドを目に埋め込んだ話
そのダイヤモンドは歯をなくしたときの話につながって、歯事件の時の二人が顔を合わせる。
えーそんな偶然って・・・その人は号泣して、
「これ、ひとつもらっていいですか」
フイルムケースに入った歯・・・
「ちいさいほうでいいです」
私のダム決壊っ!
ナスミ・・・お名前が・・・由来が分かって、あっそうなんだ。ちと笑えた。
残された夫は・・・そりゃぁ幸せになるよね。
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