未来の宇宙を舞台にした「アバター」等SF映画も好きですが、今1番関心があるのは「時代劇」です。時代劇と言っても「この御紋が見えぬか!」の「水戸黄門」や「〇〇捕り物帖」など色々あります。しかし僕が好きな時代劇は山本周五郎や藤沢周平作品です。
今BSフジで再放送している山下監督の「三屋清左衛門残日禄」(原作藤沢周平)は隠居した藩の用人(重役)三屋清左衛門の事件簿です。「日残りて暮るるに未だ遠し」とあるように隠居(リタイア)した後、色々起こる藩内の事件を周りから頼りにされて解決していくという我々リタイアしたサラリーマンが観ても身近に愉しく感じられるドラマです。老いてもまだ世の中の役に立つという処が良いのでしょうね(^^♪。
山下智彦監督による藤沢周平作品は当時の武士社会の重厚でしっとりとした中に温かい雰囲気の時代劇が観れます。生と死の狭間にある「武士の生き様」を考えさせられますし、「町人の生き様」は家族を背景に暖かい人情というものを考えさせられます。山本周五郎にも取り組んでもらえば同じような見ごたえのある時代劇になる気がします。※関心のある方⇒監督「山下智彦」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます