日曜の夜遅くから放送が始まった錦織とガスケとの4回戦で、錦織は雨のクレーコートに泣かされました。クレーコートは多少の雨でも出来ますが、雨が続くとコートが遅くなりボールがどんどん重くなってボールが弾まなくなってしまいます。1セット目途中から雨で中断したのは仕方ないにしても、弾まないコートで錦織はネットやオーバーが多く、アンフォースドエラーを量産してしまいました。その結果、4-6、2-6、6-4、2-6で一矢は報いたものの1ー3で負けて、錦織選手の全仏オープンはベスト16で終わってしまいました。
イタリア国際など前2試合でガスケを退けた錦織の得意のダウンザラインへの早い攻撃がほとんどできず、ガスケのスピンを効かせた遅いループボールに手こずらされました。クレーコートでやってきた地元のガスケには有利な条件でした。錦織の敗因は試合で1番大事なボールコントロールが上手くいかなかった事だと思います。彼は試合後どう言うでしょうか?全仏は番狂わせが多いそうですが、不順な天候によるコートの変化が大きいのが理由だと思われます。遅くなったクレーコートでどう攻めるかという「雨対策」が新たな課題として出てきたようです。※スポニチにこの試合についての記事があったので添付しました。
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