毎年春と秋に潮目と天気が良い日を選んで、内房に一泊でクロダイ釣りに弟と二人で出掛け始めてもう丸5年になります。今回は何とかクロダイを釣り上げたいと意気込んで出かけましたが、とんでもないアンラッキーな釣行になりました。
天気は問題なさそうでしたが、問題の風があるようなので何度も来た事がある南風に強い「富浦旧港」に向かう事にしました。いつも通り8時に津田沼駅で弟を乗せて京葉道路~館山道路を乗り継ぎ9時半ごろに富浦に到着。IC出口の釣具屋で餌を購入。
富浦港の先端で釣り始めて、まだ何も釣果がない時に僕のウキが外れて強い南風で対岸に向かって流され始めました。高かったのにウキがもったいない
ので、写真の対岸まで陸伝いに歩いて探しに行ったところ、ちょうど画面中央の川の中の砂地に打ち上げられていました
。
しかし当たりがなく魚は二人とも釣れず、夕方になり予約してあった「民宿ぜんべい」に向かいました。到着して想い出しましたが、以前にも泊まった事がある学生が合宿や宿泊研修で利用する50名程が泊まれる年間民宿でした。お風呂がぬるいし、トイレはウォシュレットでなく、部屋のポットは沸かせない魔法瓶タイプだし、テレビは小さ過ぎて観にくいしでさっぱりでした。魚は釣れないし、宿は今一で疲れました~。
翌日は5時半起きで、弟が調べた岩井海岸の石畳の堤防(北向き)に向かいました。時折強い南風に悩まされましたが、北向きの釣り場なのでウキは良く飛んでくれます。弟にイワシがポツポツかかるだけで、クロダイは当たりもなくメジナさえ釣れません。そうこうするうちに打ち寄せた波が岩場を濡らしてそこで僕は滑って尻もちをついてしまいました。打ち方がかなり強かったようで、打撲で尻が痛くなり戦意喪失。
(波しぶきが上る)
追い打ちをかけるように途中、突風で餌箱が飛んでしてしまい、波けしブロックの間に落ちたプラケースを弟が探して拾い上げましたが餌はほとんど無くなっていました。風が強い時は餌はそのまま使わずしっかりした餌箱に移し替えないといけませんね。仕方なく車で往復30分かけて勝山港まで買いに行きました。その後も釣果無し。もう一か所勝山港の北側の舟藤堤防に寄りましたが風が強く釣りは無理な様子なので、今までにない1時半ごろにあきらめて帰途につきました。結局クロダイは吊り上げられないままで、5年間続いた一泊釣行も終わりになるかも知れません
。釣り本にはあちこちで釣れるとありますが、実際東京湾では岸からはクロダイはもう釣れないのかも知れません。
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