応援しているテニス世界ランク2位の大坂なおみが鬱を理由に全仏オープンを2回戦から棄権してしまいました。自身のSNSで「試合後の記者会見を拒否する」と事前に公表していましたが、大会側が「今後も拒否が続くなら出場停止もありえる」としたところで、大坂なおみは鬱状態を理由に棄権という方法を選びました。
この、大阪なおみが投じた「選手のメンタルヘルスに対する配慮が足りない」という一石は、4大大会主催者側やメディア側に大きな波紋が起こっているようです。F1の王者ハミルトンからは「実に勇気ある行動だ。この行動を非難するのはばかげている」と称賛の声明が出されていました。この問題は単にテニス界にとどまらずゴルフ界等についても同様の問題があるようです。
確かに「落ち込んでいる選手の傷口に塩を塗るような質問」や「試合に関係のない興味本位の馬鹿げた質問」も多々あります。アスリートは一見メンタル面が強そうに見えるだけに日頃見過ごされていた問題かもしれません。今後、メディアの取材について、口先だけでなく真摯な対策が講じられるとスポーツ界を取り巻くメディアを含め主催者双方にとっても大きな前進になるでしょうね。
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