錦織選手(ランク35位)が肘の手術後の初のグランドスラムである全仏オープンテニス(クレー)の一回戦でかろうじて勝ちました。まさに疲れ切ったよれよれの勝利でした。相手はD.エバンス(ランク35位英)で試合は1-6、6-1.7-6.6-4のフルセットで3時間49分の試合でした。
錦織は現在、新コーチのもとでサーブとボレーの改善に取り組んでいます。この試合ではボレーはエバンスの方が1枚上で、エバンスはボレーに出た時はほとんど決めていましたが、一方錦織はボレーに出てはサイドやロブで抜かれて、足元に落とされたボールをネットしていました。それで勝っていたラリー戦に持ち込むしかなく、ラリーを打ち合って得点しました。しかしこれは走らないといけないし、体力も使うので錦織が望んだ戦法ではなく、3時間49分という長い時間を戦う事になってしまいました。以後の試合に向けて30歳になった体力が心配です。
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