先日、久しぶりに家内と近くのイオンの隣にある東宝シネマズに「天地明察」という映画を観に行ってきました。江戸時代の前期に安井算哲という日本で初めて暦作りに挑戦した人物についての話でした。主演の算哲は岡田准一という俳優が演じていました。算哲の奥さんを宮崎あおいが演じていました。この算哲という人物が星の観測と囲碁が大好きであったという話も興味深かった。会津藩主の保科正之から彼に現在使っている暦の誤りを直して正しい暦作りを命じられる事になる。当時のまだ稚拙な観測機器を使って、星や太陽を観測しながら日本全国を廻るという過酷な作業が描かれます。この観測機器も珍しかった。
当時は、朝廷がどの暦を使用するか決定する権限を持っていたという事も初めて知りました。彼が幾度も挫折を繰り返しながら、妻や仲間達に支えられながら偉業を成し遂げるという話は、大変興味深いものでした。
