鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその108~ふきのとう

2006-09-15 19:16:22 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、フォークグループ「ふきのとう」です。

デジタルオーディオプレーヤーに収録したお気に入りの曲を聴きながら、ネットサーフィンしていました。
聴こえてきたのは「ふきのとう」の懐かしい名曲の数々。
気まぐれに、Wikipediaで「ふきのとう」を検索してみると、おもしろい記事が載っていたのでご紹介します。

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その1:ふきのとうの2人の意向ではデビュー曲は「白い冬」ではなく「夕暮れの街」だった
デビュー曲の変更は、当時の事務所の社員が「レコード会社からの強い要望だ」と嘘の説得をして本人たちに同意させた
本人たちが真実を知ったのはつい最近のことである

その2:ふきのとうは1978年当時沖縄県で特に人気が高く、すべてのシングルが有線リクエストで1位をとり、沖縄限定シングル「ここは沖縄」まで発売している

その3:「春雷」以降メガヒットに恵まれなかったにもかかわらず、全国のコンサートはどこも盛況で、北海道以外の地方のプロモーターに「七不思議」と言われていたらしい

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/白い冬/夕暮れの街/南風の頃/初夏/街はひたすら/風の船(海よりも深く…)/雨ふり道玄坂/風来坊/流星ワルツ/影法師/思い出通り雨/春雷/やさしさとして想い出として/冬銀河/etc.

さっとあげるだけで懐かしい曲名がいっぱいですが、あなたの一番好きな曲はどれですか?
私の一番好きな曲は「やさしさとして想い出として」です。






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お気に入りその107~鬼平犯科帳28

2006-09-14 12:41:21 | 鬼平
今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート28、「鬼平犯科帳」Who's Who パート2です。

8月26日に鬼平ブログサイト、「鬼平犯科帳」Who's Who は鬼平研究の超一級の資料集ですとご紹介しました。
その後もときどき訪れては勉強させていただいていますが、とてもおもしろい記事がありましたので再度ご紹介します。

8月28日付「山吹屋お勝」についての記事です。

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〔夜兎〕の角右衛門という首領は、『鬼平犯科帳』シリーズが『オール讀物』に連載されるほぼ2年半前、『別冊小説新潮』1965年夏号の[白浪看板]で主役をはった。
もちろん、長谷川平蔵もちらっと顔を出すが、特筆すべきは、〔夜兎〕がこの篇で初めてお目見えした、真(まこと)のお盗(つと)め3ヶ条の厳守を心に決めていたこと。
〔夜兎〕の配下だった〔関宿〕の利八も、一味の信条にしたがって身を処している (以下省略)

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鬼平ファンにとってこんなに興味を引く資料なんて滅多にありません。
鬼平シリーズが始まる前に「夜兎の角右衛門」「長谷川平蔵」「関宿の利八」という顔ぶれがそろった一篇が書かれていたなんて・・・しかも「真のお盗め3ヶ条の厳守」などというくだりまでついているのです。
私にとっては「鬼平の新作が見つかった!」のと同じくらいの価値があります。
大至急、新潮文庫「谷中・首ふり坂」を購入し、紹介された「看板」という一篇を読まなくてはなりません。

これからも「鬼平犯科帳」Who's Who (http://onihei.cocolog-nifty.com/edo/cat5678244/index.html) で勉強させていただくのを楽しみにしています。
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お気に入りその106~札幌

2006-09-13 12:45:08 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは「札幌」です。

先日、東京のコンサルティング会社「ブランド総合研究所」が「地域のブランド力」に関する全国調査の結果を発表しました。
それによると「魅力的な市」のトップは札幌市でした。
この調査は今年8月、インターネットを通じ、全779市を対象に全国約2万5千人に実施したものだそうです。

このニュースを聞いて、札幌で生まれ育った者として本当にうれしかったです。
今まで「好きです!サッポロ」のキャッチフレーズはお仕着せでなく大多数の札幌市民の持っている自然な気持ちだろうと漠然と思っていました。
また転勤者の間で「札幌の2度泣き」という言葉があると聞かされたこともあります。札幌への転勤を申し付けられて「津軽海峡を渡ることの心細さ」で1度目を泣き、札幌から他の地への転勤を申し付けられて「札幌から離れがたくて」2度目を泣くのだと。
他にも「札幌雪まつり」や「YOSAKOIソーラン祭」のように「市民の遊び」だったものが全国に有名なお祭になった例からしても、新しいものを素直に受け入れる自由な気風があると思います。

180万都市「札幌」には、これからも「リトル東京」を目指さずに、北海道の広大な自然をバックに伸びやかに暮らせる街でいてほしいと思います。




(おまけ)
新聞発表された上位20位を掲載します。

1~5位、札幌市、神戸市、函館市、横浜市、京都市(函館市と横浜市は同点3位)
6~10位、富良野市、小樽市、神奈川県鎌倉市、那覇市、沖縄県沖縄市
11~15位、長崎市、金沢市、大分県別府市、福岡市、大阪市
16~20位、仙台市、奈良市、旭川市、岡山県倉敷市、登別市
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お気に入りその105~竹鶴政孝27

2006-09-12 14:29:06 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート27、「スーパーニッカプレミアム」です。

(商品紹介)
「スーパーニッカプレミアム」は「スーパーニッカ」の上級品として登場しました。
モルト原酒は12年以上熟成のものが中心、グレーンも5年熟成ものを中心とした、香り・味とも奥深さが特徴のブレンデッドウイスキーです。
その後その商品特徴は、平成8年6月に発売された「スーパーニッカ15年」にそっくり引き継がれ、現在に至っています。

 
写真のボトルは後期型で現在の「スーパーニッカ15年」とほぼ同じです。
初期型のボトルはジョニーウォーカー「スィング」にボトルデザインが酷似していたため廃番になったとのことです。
確かに鶴首にどっしりボディというボトルの形状、まん丸い大きなラベル紙、商品名の飾り文字などよく似ていました。

後期型「スーパーニッカプレミアム」を入手して味わいました。
コルク栓が痩せて緩くなっていたことと、オリが沈んでいたこと以外は文句ないウイスキーでした。謳い文句の通り「スムーズな口当たりとバランスのよいまろやかな味わい」で飲み易かったです。
翌日「15年」を味わう機会がありましたので、比較するつもりで丁寧に味わいました。「プレミアム」と「15年」でスモーキーさに違いがあると聞いていたのですが、飲み比べてもよくわかりませんでした。残念。

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お気に入りその104~オシムの言葉

2006-09-11 10:53:08 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは「オシムの言葉」です。

「オシムの言葉」(木村元彦著、集英社)を読みました。
サッカーはそれほど好きなスポーツではないので、日本代表の試合くらいしか見たことがありません。従ってだいたいのルールとテレビに良く出る一部の選手を知っているくらいです。
当然オシムという人も知りませんでした。今年サッカー日本代表の監督になったことで初めてその存在を知りました。
そんな訳ですから、この本に関しても、知り合いから熱心に薦められはしましたが、時の話題の人をミーハーに取り上げた程度の本だと思っていました。
ところが一読してみてその内容の深さに驚きました。

この本は激動の半生を歩んできたオシムが発する言葉の深さを海外取材を含めた膨大な資料を元に書かれたものでした。

オシムが世界屈指のユーゴサッカー代表チームを率いて世界を連戦しているときに、祖国は分裂しました。チームのメンバーは敵味方に分かれました。祖国に残してきた家族との連絡も途切れました。
この本にはそのときの生々しい写真は掲載されていませんが、サラエボ五輪で使われた屋外競技上が無数の墓標で埋め尽くされているたった一枚の写真がその悲惨さを雄弁に物語っています。
本書の副題「フィールドの向うに人生が見える」はここからきています。
実に半分近いページを費やしてこの当時のオシムを描いています。

監督としてのオシムについては、彼の経験と実績そして明晰な頭脳から発せられる言葉には人を変える力があることをたくさんの事例をあげて示しています。本書ではジェフ千葉がオシムの言葉により生まれかわっていく過程を丁寧に描いています。
スポーツの世界でも社会でも人を束ね導く事は大変な事です。
この本はサッカーファンのための本ではありますが、ビジネスマンのための部下指導の啓蒙書としても一級の本だと思います。



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お気に入りその103~鬼平犯科帳27

2006-09-10 14:39:04 | 鬼平
今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート27、サウンドトラックCDです。

ついに鬼平犯科帳のサウンドトラックCDを買ってしまいました。
鬼平ファンではありますが、鬼平オタクではないと自認していたので、サウンドトラックに関しては「そこまで踏み込んではいけない」と自戒していたのですが・・・。

でも結果的には聴いて良かったです。
ドラマの「オープニングテーマ」はもちろんですが、「急ぎばたらきのテーマ」「捕り物のテーマ」「平蔵の情け」などなど聴き覚えのあるBGMのオンパレードでした。

第9シリーズまで制作された膨大な作品群のあの場面この場面で繰り返し使われてきたBGMです。聴き覚えがない訳がありません。その辺のサウンドトラックとは耳にした回数が違います。こんなものまで買っていいのだろうかという心配は杞憂でした。

デジタルオーディオプレーヤーで鬼平のサウンドトラックや朗読を聴いているのは私だけかもしれませんが、誰に迷惑をかけるでなし、こっそり楽しんでいます。
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お気に入りその102~伊東ゆかり

2006-09-09 10:05:44 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、伊東ゆかりです。

最近「GOLDEN BEST 伊東ゆかり シングル アンド ポップス コレクション」というアルバムを聴いています。80~90年代のシングルとポップスの日本語カバー、全38曲がデジタル・リマスター音源で収録されています。

もともと伊東ゆかりは好きでも嫌いでもありませんでした。
私が生まれる前にすでにデビューしていて、60年代に活躍した歌手、というイメージしかありませんでしたから。

伊東ゆかりを好きになったのは1980年。
松山千春が作った「もう一度」を伊東ゆかりが歌ったのがきっかけでした。
それから聴くようになり「あなたの隣りに」「あなたしか見えない」なども大好きになりました。

今年6月に購入した松山千春のセルフカバーアルバム「再生」に「もう一度」が収録されており、久しぶりに聴いていて、伊東ゆかりの「もう一度」を聴きたくなったのが今回アルバムを購入したきっかけでした。

今回この「GOLDEN BEST」を聴いてみて、「ふぁど(Fado)」「1990年」「あなたのすべてを」「テネシー・ワルツ」などお気に入りが増えました。

ひとまわりほど上ですが、大人の色気がありながらかわいらしい歌声は聴いていてやっぱり心地良いです。
ジャケットの写真もかわいらしくて気に入っています。
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お気に入りその101~竹鶴政孝26

2006-09-08 09:01:46 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート26、琉球ニッカです。

以前「ザ・ニッカバー」について書いた時に「琉球ニッカ」のウイスキー「昴」を味わってきたことを書きました。「ザ・ニッカバー」には他にも写真に載せた琉球ニッカ製「BLACK-50」と「エキストラニッカ」も用意していました。
バーテンダーの話では琉球ニッカのウイスキーは、「本土でブレンドしたウイスキーを樽に詰めて沖縄に運んである程度寝かせた後ボトリングしたもの」だそうです。
その味わいについては、
「寝かせる気候風土の違いだけで結構味わいが違う」
「沖縄で寝かせたものの方がまろやかな仕上がりになっている」
ということでした。

こういう出会いから琉球ニッカの歴史などに興味を持ちましたが、なにぶん古い話でネットで調べてもほとんどその実体がわかりませんでした。
せいぜいわかったのは次のようなことです。
①どうやら沖縄が日本に復帰した30年ほど前まで「琉球ニッカ」や「オキナワサントリー」という会社があり、沖縄産ウイスキーを販売していたらしいこと。
②復帰後会社は無くなったこと。
③地元沖縄では古い在庫を持っていて販売したり飲ませたりしている店があるらしいこと。

あるHPには「とても美味しいですよ。ここの風土、沖縄の水のせいなのかもしれませんが、今の本土のものと味がちょっと違うような気がしますね。当時とても人気でした」などと紹介されたりもしています。

はたして「琉球ニッカ」はいつどういう理由で創立し、どういう理由でなくなったのでしょうか。ニッカの歴史の亜流「琉球ニッカ」についてどなたかご存知であれば教えていただけると助かります。
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お気に入りその100~日本ハムファイターズ

2006-09-07 13:49:25 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、日本ハムファイターズです。

駒大苫小牧の準優勝に続き、目下の話題は日本ハムファイターズの優勝争いです。
新庄の引退、小笠原のFA権行使による移籍の噂などにより、日ハムの躍進も今年限りか・・・、という不安を抱えながら北海道民、札幌市民は懸命に応援しています。
ドラマ、ストーリーがあればあるほどファンは注目し燃えるものですが、今年の日ハムはまさにその通りです。

先日、道民球団ファイターズを応援する女性の会の方の話を聞く機会がありました。
プロ野球のどこの球団が好きかというアンケートの集計結果を聞いて驚きました。
日ハムが73%もの支持を得ているというのです。
続いて2位が巨人、3位阪神、4位ヤクルトだそうですが、3位阪神の支持はわずか2%だそうです。
数年前までは巨人の支持率が6~7割と聞いていましたが、すっかり様変わりしたものです。
具体的な数字を聞く前からそれらしい雰囲気は感じていましたが・・・。

ただ思いますに北海道民・札幌市民は熱しやすく冷めやすい気性ですから、コンサドーレのときのように雪崩のごとく人気が落ちることも充分考えられます。
そこで日ハムの来年以降の人気を確保するためには何が何でも駒大苫小牧の田中君をドラフトで獲得する必要があるのではないでしょうか。
北海道民の勲章である駒苫野球。甲子園2連覇の駒苫OBは誰もプロ野球入りしませんでした。駒苫OBの日ハム入団、そして活躍・・・という新しいドラマを期待している北海道民はたくさんいるのではないでしょうか。

日ハムの優勝争い、ドラフトの行方、新庄の引退後の行動、小笠原の去就など目を離せない出来事が続きます。それぞれどう決着するのかとても楽しみです。
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お気に入りその99~鬼平犯科帳26

2006-09-06 12:53:51 | 鬼平
今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート26、米倉斉加年です。

今年2月に鬼平犯科帳のスペシャルが放映されました。
1989年に放映された「兇賊」のリメイクでした。
前作で米倉斉加年が演じていた「鷺原の九平」を小林稔侍が演じていましたが、残念ながら前作を超える出来ではなかったように思いました。
米倉斉加年演じる九平が良すぎたのかもしれません。
ひとりばたらきの盗人としては、小林稔侍のように多少暗めで寡黙な方が本筋なのでしょうが、どうも米倉斉加年のユーモラスでいて飄々とした雰囲気が気に入ってしまい、比較のしようがありませんでした。

前作「兇賊」では、米倉斉加年演じる九平と平蔵の芋酒、芋なます談義のシーンが愉快で好きですし、平蔵が夜鷹に酒をおごり小遣いを渡すシーンではそのかっこ良さに感動さえ覚えたものでした。

話は変わりますが、以前お気に入りで紹介した「盗法秘伝」のフランキー堺に近い雰囲気を米倉斉加年に感じ、肩書きを調べてみると、俳優の他に演出家、絵本作家、絵師とありました。
フランキー堺がジャズ・ドラマー、コメディアン、俳優、写楽研究家、落語家、大学教授という多方面の才能を見せていたのと似ているように思いました。

フランキー堺は早くに亡くなってしまいましたが、米倉斉加年には長く活躍してもらいたいと思います。
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