今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート28、「鬼平犯科帳」Who's Who パート2です。
8月26日に鬼平ブログサイト、「鬼平犯科帳」Who's Who は鬼平研究の超一級の資料集ですとご紹介しました。
その後もときどき訪れては勉強させていただいていますが、とてもおもしろい記事がありましたので再度ご紹介します。
8月28日付「山吹屋お勝」についての記事です。
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〔夜兎〕の角右衛門という首領は、『鬼平犯科帳』シリーズが『オール讀物』に連載されるほぼ2年半前、『別冊小説新潮』1965年夏号の[白浪看板]で主役をはった。
もちろん、長谷川平蔵もちらっと顔を出すが、特筆すべきは、〔夜兎〕がこの篇で初めてお目見えした、真(まこと)のお盗(つと)め3ヶ条の厳守を心に決めていたこと。
〔夜兎〕の配下だった〔関宿〕の利八も、一味の信条にしたがって身を処している (以下省略)
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鬼平ファンにとってこんなに興味を引く資料なんて滅多にありません。
鬼平シリーズが始まる前に「夜兎の角右衛門」「長谷川平蔵」「関宿の利八」という顔ぶれがそろった一篇が書かれていたなんて・・・しかも「真のお盗め3ヶ条の厳守」などというくだりまでついているのです。
私にとっては「鬼平の新作が見つかった!」のと同じくらいの価値があります。
大至急、新潮文庫「谷中・首ふり坂」を購入し、紹介された「看板」という一篇を読まなくてはなりません。
これからも「鬼平犯科帳」Who's Who (http://onihei.cocolog-nifty.com/edo/cat5678244/index.html) で勉強させていただくのを楽しみにしています。
8月26日に鬼平ブログサイト、「鬼平犯科帳」Who's Who は鬼平研究の超一級の資料集ですとご紹介しました。
その後もときどき訪れては勉強させていただいていますが、とてもおもしろい記事がありましたので再度ご紹介します。
8月28日付「山吹屋お勝」についての記事です。
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〔夜兎〕の角右衛門という首領は、『鬼平犯科帳』シリーズが『オール讀物』に連載されるほぼ2年半前、『別冊小説新潮』1965年夏号の[白浪看板]で主役をはった。
もちろん、長谷川平蔵もちらっと顔を出すが、特筆すべきは、〔夜兎〕がこの篇で初めてお目見えした、真(まこと)のお盗(つと)め3ヶ条の厳守を心に決めていたこと。
〔夜兎〕の配下だった〔関宿〕の利八も、一味の信条にしたがって身を処している (以下省略)
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鬼平ファンにとってこんなに興味を引く資料なんて滅多にありません。
鬼平シリーズが始まる前に「夜兎の角右衛門」「長谷川平蔵」「関宿の利八」という顔ぶれがそろった一篇が書かれていたなんて・・・しかも「真のお盗め3ヶ条の厳守」などというくだりまでついているのです。
私にとっては「鬼平の新作が見つかった!」のと同じくらいの価値があります。
大至急、新潮文庫「谷中・首ふり坂」を購入し、紹介された「看板」という一篇を読まなくてはなりません。
これからも「鬼平犯科帳」Who's Who (http://onihei.cocolog-nifty.com/edo/cat5678244/index.html) で勉強させていただくのを楽しみにしています。