粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約5ヶ月遅れです。♪

Meatloaf - Two Out Of Three Ain't Bad 1978

2022-01-22 | 音楽で振返る70年代
 
 78年の音楽は全て渡米時の想い出が中心ですので何でもアリです。ミートロ-フという美味しそうな名前のグループ(ヴォーカルの芸名)はPVを見ればその由来がわかります。



アルバム・ジャケットに著名なイラストレーターEd Leeを使ってちょっと怖そうなヘビメタっぽい雰囲気を出しておいて、唄っている歌はバラードの名曲(青字のサビの部分がいいですよ。)、そのギャップが面白いです。彼らがSNL(NBCサタディー・ナイト・ライブ)でこの曲を唄うのを見たことがあります。アメリカでは結構有名なんですが残念なことに日本ではほとんど知られていませんね。

Baby we can talk a-all night, but that ain't getting us nowhere
I told you everything I possibly can, there's nothin' left inside of here
And maybe you can cry a-all night, but that'll never cha-ange the way that I feel
The snow is really piling up outside, I wish you wouldn't make me lea-eave here
I poured it on and I poured it ou-out, I tried to show you just how much I care
I'm tired of words and I'm too hoarse to shout
But you've been cold to me so long, I'm cryin' icicles instead of tears

And all I can do, is keep on tellin' you
I want you (I want you), I need you (I need you)
But there ain't no way-ay I'm ever gonna lo-ove you
Now don't be sad (don't be sad 'cause)
'Cause two out of three ai-ain't bad
Now don't - be-ee sad, ('cause) 'cause two out of three ain't bad

当時毎日の車での通勤用(片道40分位)に25ドルのレイバンのサングラスを買った記憶があります。日差しは強く、空気はからっとしていました。当時1ドルが240円程度だった時代でしたが、強い日差しに、ドライブ時には必須でした。夜は一転して真っ暗。道は真っ直ぐで走りながらヘッドライトを消すと星がきれいだった。レンタカーは強いアメリカの象徴のような黒のシボレー・カマロ、大排気量で迫力がありました。70マイル位まではす~っと行っちゃいます。(写真のような感じでした。)これでサングラスだったら日本ではヤーサン?



(追記 2022/01/22)



毎日New York TimesのHeadlineだけは読んでいるのですが、Meatloafが74歳でなくなったという記事が出ていました。詳細は明らかにされていませんが、一説ではコロナワクチン未接種でコロナに感染した結果だそうです。まぁ年齢もさることながらあの体形ですから条件は厳しかったのかもしれませんね。 R.I.P.

なおこの歌の表題になっている"Two Out Of Three Ain't Bad" について面白い解釈を見つけました。曰く、Elvis Plesleyのヒット曲" I want you, I need you, I love you"をもじって"I want you, I need you"だけでも3つのうち2つはあるわけだから悪くなくない?ということらしいです。 I love you とは言えない事情をお察ししましょう。。
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Song of Love - 愛の調べ

2022-01-22 | ピアノ
 邦題『愛の調べ』は1947年公開のアメリカ映画でロベルト・シューマンとクララ夫妻の夫婦愛を描いた作品。1950年代頃から一般的に映画はカラーになりますが、この映画はモノクロです。主演のキャサリン・ヘップバーンはこの頃すでに40歳。172cmの長身にもかかわらず他の共演者の皆さんも背が高いです。

 出演者には例のナポレオン・ソロのウエーバリー課長役でおなじみのレオ・G・キャロルがクララのスパルタな父親の役で登場しています。どこまでが史実か微妙ですが、リストの演奏会にシューマン夫妻、ブラームスが聴きに来るシーンとか、ブラームスの比較的後の作品であるラプソディーを20歳そこそこの彼が初めてシューマン夫妻に出会ったシーンで披露するとか、映画ならではの構成が楽しめます。それにしてもブラームス役やリスト役の男性は写真のように外見が似ているだけでなくピアノを弾く演技もたいしたものです。(実際のピアノ演奏の音はなんとルービンシュタインです。)キャサリン・ヘップバーンも含めて、やや動きが大げさではあるものの、よくここまで演技ができたと感心します。のだめでも手元が映るときには顔が映らないことを考えるとすごい努力です。さすがにアカデミー女優ですね。

 この映画ではトロイメライと献呈(Dedication)の二曲が何度も登場しますが、献呈は元々は歌曲だったんですね。今ではリストの編曲版の方がすっかり浸透していますが。。この映画のクリップがあったので貼っておきます。クララがコンサートで謝肉祭を弾いていると、子供がお乳を欲しがり舞台のそでで泣き出します。それを聴いて曲を飛ばして弾いて終えてしまうというシーンです。

Katharine Hepburn, Pianist
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