本当に久々に魔の三角地帯を俳諧。前から気になっていた寂れた佇まいの『さつま路』に夕食を食べに初めて入店。カウンターのみの店内は女将さんが一人でやっている。先客はひとりオヤジが2名。お酒を飲むことができない事情があり食事のみにさせていただいた。
こちらでは一品を決めれば+250円で定食となる。小生が注文したのは鮪の照焼定食で900円也。小鉢のほうれん草の胡麻和えやキンピラ(焦がしたような独特の味わい)、ぬか漬けはまさにお袋の味。じっくりと焼いて調理される照焼も待つ間にわくわくする。大根はおろしではなく、つまが都度切られる。鮪は完全に火を通さない絶妙の状態でなかなかうまい。サイドオーダーとしておでんもある。店名を連想させるような薩摩料理はなかったが、お袋の味を求めてぜひまたお邪魔したい。