九段下の駅から5分ほど北に歩いたところにある元は魚屋だったという魚料理店です。13時前のランチタイムに訪れると外に7人ほどの行列。10分待って店内に入ると更に行列で10分待って着席。この店で人気のその名も『しあわせ定食』1500円也を注文。
ちょっと低くなっていて良く見えるカウンター内には刺身のつまやわさびのセッティング専門の女将さんと刺身を切って盛り付けるご主人が流れ作業のように仕事をしている。ご主人は赤いTシャツを着てまるで魚屋さんのよう。
(分厚い切り方と荒々しい盛り付け方は料理人というより漁師風)
『しあわせ定食』とは鮪、鯵、鯖、イカ、金目など10種類ほどの刺身が豪快に盛られている刺身定食。切り方は割と分厚かったりしてうれしい。なるほどこれだけ食べれば大抵の人は幸せになるかも。ふと気づくと大将が初めて来た小生に向かってOKサインを出している。どうやら食べて満足(しあわせ)だったかどうかを確認しているようだ。このような人情あふれる人柄も人気なのだろう。