二軒目は香林坊の交差点近くの絶好のロケーションに古くから建つおでん屋の『菊一』。金沢は冬が寒いせいか『おでん屋』というジャンルの店が多く存在します。地方は夜が早い。22時頃入店すると客はひとり。店主が座って酒を飲みながらテレビでやっている報道ステーションの党首インタビューを見ていた。機嫌が悪そうだ。
この店では高級な冷酒におでんのダイコンにサトイモを注文。しみじみと金沢の夜をしめたかったのだが。。。
店主は赤城大臣がいたくお気に召さないようだった。『絶対これは違法だ』と話しかけてくる。こんな時に『そうですよねぇ。』と軽く受け流せない天邪鬼なところが小生にはある。『民主党だって同じでしょ。政治には法律の範囲だけでは収まらない金がかかる。』なんて言ったものだがら、店主の長い熱弁&説教を聞く羽目になってしまった。
『だいたい今の若いもんは。。。』
『そんなに若くないですよ。』
『だったら教育問題をどう考えとるんだ。』
と更にお酒を飲みながら挑んでくる。いつもこんな感じなのか女将さんはあきれてしまっている。
(ダイコンは柔らかく絶品。逆にサトイモはちと堅かった。)
(オヤジのいぬ間に店内を撮影。。。名物のどて焼きは白味噌で。)
気がつくと看板の23時をとっくに過ぎてしまっている。
こちらから『あっ、看板の時間だ。』
と申し訳なさそうにそさくさと撤退。。。計1800円也。
露天風呂に浸かってから寝るとするか。