サロン・ドゥ・ショコラ

今年もサロン・ドゥ・ショコラの季節がやってきました。

日本で６回目となる今年は、
全１３ヶ国・５５ブランドが伊勢丹新宿店に大集結。

今年もプレビューに参加しましたが、
その熱気は年々増しているように感じられます。
“年に一度”のチョコレートの祭典の開幕です！





パティスリー・サダハル・アオキ・パリ


フランス語でメーキャップを意味する
「マキアージュ」という名前のショコラ。
とてもシンプルでカラフルなデザインです。

サダハル・アオキというと、
バンブーのインパクトが強くて“抹茶”のイメージがあるけれど、
この「マキアージュ」では
フランボワーズやオレンジといったフランス的な食材を
使ったもののほうがおすすめできるような気がします。

使うカカオとの相性なのかもしれませんね。





ボナ


１８８４年創業の名門、ボナ。
優れた契約農園のカカオ豆のみを使い、
自家焙煎でクーベルチュールから手作りされています。

わたしが初めてボナのチョコレートを食べたのは、
かれこれ６．７年前のこと。
その当時は日本では手に入りにくいチョコレートだったので
わざわざ友達を招いて食べたものでした。
今では、ボナ買い放題です。笑





中でも特におすすめなのが、このグリーンのパッケージのもの。
希少な有機栽培カカオを使ったオリジナルシリーズ
「ビオロジック」です。

ミルクチョコレートはカカオの香りがどうしても薄くなりがちだけど
この「ビオロジック」は違うの。
ミルクチョコレートでありながら、
カカオの香りがふんわりと口のなかに広がります。





マゼ


３７０年の歴史を持つマゼ。
クラッシックな趣の缶がかわいいですよね。





今年も、マゼの代表作である
ローストしたアーモンドをカラメルがけした「プラズリン」と
砕いたアーモンド入りのヌガーをビターチョコレートで
コーティングした「アマンダ」が実演されていました。

「プラズリン」も「アマンダ」ももちろんおいしいのですが、
個人的には、ローストしてカラメルがけしたヘーゼルナッツを
チョコレートで包んでアイシングした「グルロン」がお気に入りです。





ドゥバイヨル


「ドゥバイヨル」というと丸の内のオアゾ店が知られていますが、
サロン・ドゥ・ショコラは初出展なんだそうです。
なんだか以外でしょ？

エレガントなパッケージと、
スタイリングされたディスプレーがとても素敵です。





パティスリー・キュブレー


キュブレーのシェフ・パティシエで、
シャルル・ブルースト杯準優勝など豊富な受賞歴をお持ちの
浅見シェフ。

ショーケースの傍らで
チョコレートのオブジェを作成なさっていました。

フルーツ系２種とアーモンド系２種のショコラアソートは、
気になっていながらまだ購入していないショコラのひとつ。
会期中に買いに行かなくちゃ！





１００％チョコレートカフェ


ふかふかに焼き上げたブッセと、
ふんわりと軽い口当たりのオリジナルチョコレートクリーム
３種類がセットになっています。

一粒一粒が宝石のようにきれいに並んだ
ボンボンショコラばかり見ていたので、
この「フレッシュチョコレートカップ」でちょっぴり和む。笑

会期中の前半、後半でチョコレートクリームの種類が変わります。

わたしが購入したのは前半の、
モカビター・キルシュホワイト・スパイシーヘーゼル。

ヘーゼルナッツチョコレートに
シナモン・ナツメグなど５種類のスパイスが入った
「スパイシーヘーゼル」はとてもインパクトのあるおいしさでした。





ロッテ


今年もロッテのブースにはチョコレートタワーが♪

ストロベリーチョコレートは、
なんと７０％がいちごなんですって。
すごい、チョコレート、というより、いちご！





キャギ・ド・レーブ


鍵型のチョコレートは
「デギュスタシオン」というそのものずばりの
テイスティングチョコレート。

最高品質のマダガスカル産カカオのみを使用した
カカオ含有量の違う６種のチョコレートのセットです。

フルーティーな風味とほのかなナッツの香りが特徴の
マダガスカル産カカオ。
７７％ビターあたりがその特徴を最も感じられるような気がします。



サロン・ド・ショコラレポートはまだまだ続きます。
…とても一度には書ききれません！
次回をお楽しみに♪