2007年1月19日~3月4日まで
東京国立近代美術館で開催されていた
「柳宗理:生活のなかのデザイン」に行って来ました。
柳宗理さんは、
戦後フリーランスデザイナーとしていち早く活動を開始し、
日本のインダストリアル・デザインの確立と発展に
もっとも重要な足跡を残したデザイナーです。
1954年に制作された「バタフライ・スツール」は、
パリのルーブル美術館、NYの近代美術館など
著名な美術館に収集されています。
わたしは柳宗理さんの作品に触れるといつも
“美しさの本質”について考えます。
これはきっと、個人差のあることで、
あくまでもわたしにとっての美しさの定義ですが。
余分な物を切り取って、削ぎ落として、
それを何度か繰り返した後に残るもの。
トラック1台分の薔薇の花から
10mlのエッセンシャルオイルを抽出するような、
大きなものからすくい上げた
ほんの一部分のピュアなもの。
それが“美しさ”なんじゃないかと思うのです。
美しさは、足し算ではなくて、引き算。
美しくするためには、デコレートするのではなく、
反対に省いてみる。
そのものの本質に返ること、見つめ直してみることが、
“美しい”ってことなんだと、わたしは感じています。
「MONOの消しゴム」はわたしのすきなもののひとつ。
それも60円の小さなサイズじゃないとだめです。
これは、小学生の頃から今まで変わっていません。
もしかしたら、
幼いながらに機能的な美しさを感じていたのかも知れません。
デザインは人の生活そのもので、
その「生活」の味わいや奥深さには言葉をなくしてしまいます。
突き詰めていくと、
よりよく生きるためにはどうすればいいのか。
といったところまで及んでしまう。
生活って、そのもの自体がクリエイティブなんだな、と思います。
東京国立近代美術館で開催されていた
「柳宗理:生活のなかのデザイン」に行って来ました。
柳宗理さんは、
戦後フリーランスデザイナーとしていち早く活動を開始し、
日本のインダストリアル・デザインの確立と発展に
もっとも重要な足跡を残したデザイナーです。
1954年に制作された「バタフライ・スツール」は、
パリのルーブル美術館、NYの近代美術館など
著名な美術館に収集されています。
わたしは柳宗理さんの作品に触れるといつも
“美しさの本質”について考えます。
これはきっと、個人差のあることで、
あくまでもわたしにとっての美しさの定義ですが。
余分な物を切り取って、削ぎ落として、
それを何度か繰り返した後に残るもの。
トラック1台分の薔薇の花から
10mlのエッセンシャルオイルを抽出するような、
大きなものからすくい上げた
ほんの一部分のピュアなもの。
それが“美しさ”なんじゃないかと思うのです。
美しさは、足し算ではなくて、引き算。
美しくするためには、デコレートするのではなく、
反対に省いてみる。
そのものの本質に返ること、見つめ直してみることが、
“美しい”ってことなんだと、わたしは感じています。
「MONOの消しゴム」はわたしのすきなもののひとつ。
それも60円の小さなサイズじゃないとだめです。
これは、小学生の頃から今まで変わっていません。
もしかしたら、
幼いながらに機能的な美しさを感じていたのかも知れません。
デザインは人の生活そのもので、
その「生活」の味わいや奥深さには言葉をなくしてしまいます。
突き詰めていくと、
よりよく生きるためにはどうすればいいのか。
といったところまで及んでしまう。
生活って、そのもの自体がクリエイティブなんだな、と思います。
今迷っているのは、ボールと水切り。
使い勝手がすこぶる良さそうです。
出会ったときは衝撃的でした。
すごく洗いやすい!
(麺の水切りの後のざるを洗うのが嫌いだったので・・・)
カトラリーも揃えられたら素敵だなーと思うし、
鉄鍋も魅力的。
「いつも使うもの」は「使いやすさ」が大切ですものね!