HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

ろくでなし啄木

2011-01-14 07:00:55 | ☆PLAY☆
わたしが初めて三谷幸喜さんのお芝居を見たのは、
2002年のパルコ劇場「彦馬がゆく」でした。

それ以来、三谷ワールドにどっぷりはまったのは言うまでもなく。

その頃フジテレビで放送された「HR」は、
すごく斬新な今までにない試みだったので特に印象的です。


その後いくつかのお芝居に行き、
ここ数年はどれもプラチナチケットになってしまって
しばらくご無沙汰だったのですが。

行ってきました~!!

「ろくでなし啄木」@東京藝術劇場





これから見られる方もいらっしゃると思うので、
詳しく書けないのが残念ですが。

とにかく、とにかく、素晴らしい!!

藤原竜也さん、中村勘太郎さん、吹石一恵さんの三人芝居だったのだけど、
終わってみて一番印象に残っていたのは勘太郎さん。

人の心を力ずくで持っていくパワフルな演技。
凄いです。



ロジックが幾重にも積み上げられていて、
それを一枚一枚剥がしていくようなストーリー展開。

小道具を巧みに使った演出の仕方も、
まさに「三谷ワールド」でした。


人を笑わせることって、泣かせることより数倍難しい。

劇場がどっと笑いで溢れる瞬間って、
見ているわたしたちも、
きっと演じている役者さんたちにとっても
至福の一瞬。

これだけのエンターテイメントを見せられちゃったら、
何も言うことはありません。



楽しむ方法をいくつも知ることこそ、
歳を重ねる醍醐味なんじゃないかとわたしは思うのです。

自分の意思で自分の好きなように
そういうひとときを過ごすことができるんだもの。


いつも「若い子っていいなー」と
羨ましがってばかりのわたしですが(笑)
こんなときだけは「大人でよかった」と心から思います…




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