気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

題詠マラソン2005(66~70)

2005-09-18 23:39:08 | 題詠マラソン2005
066:消
知らぬ間に消えし日時計眼うらをひがな一日廻りつづける

067:スーツ
四半世紀まへに見かけし省エネの半そでスーツ今クールビズ

068:四
四条河原出雲の阿国は銅像に美空ひばりは看板になる

069:花束
わがために買ひし黄バラの花束にリボン要らぬと店員に告ぐ

070:曲
折り鶴の首の曲がりの角度にて母の作りし折り鶴と知る

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特にこれという予定もなく一日を過ごす。三連休。三日あってまた三連休。

あれもこれもやらねばやりたいやるつもりおもひめぐりてまず米をとぐ
(近藤かすみ)