久しぶりに通帳を記帳したところ、10月26日に学費が20,800円引き落とされていました。
そう、日本福祉大学のスクーリングの費用です。2単位ですが、面接授業ということもあり、ほぼ倍額となる20,800円が引き落とされていました。今年の3月に日本福祉大学に支払った学費は131,840円。もう、卒業は確定しているので、2万円強の支払いはやぶさかではありません。結果、、152,640円で学士の学位を得ることとなります。無論、これ以前に、科目履修生として日本福祉大学に支払った学費は倍以上なのですが・・・
まあ、15万円程度で珍しい学士(福祉経営学)の学位をいただけるなら文句はないでしょう。とはいえ、いま、目の前に家内が授与された学位記があるので、家族レベルで考えると、同じ学位を重複していただくこととなるのですが。。。でも、同じ学位というのなら、機構の重複しまくっている学位ですら、有り難がっているのですから、きっと、私個人に学士(福祉経営学)が授与されれば、いつもどおり、狂喜乱舞するのでしょうね。その達成感も数日間の話なのですが。
通帳を眺めていると、10月26日の翌日、27日に、これまた学費ということで」267,900円が引き落とされていました。そう、長男の学費です。国公立は安いとはいえ、やはり、日本福祉大学の学位が2つもとれてしまう金額が、わずか半年の学費と思うと、「学位」というものの価値がわからなくなってしまいます。
本当、学位はピンからキリまであります。私が初めて授与された機構の学位は、わずか22,000円。学士の学位がたったの2.2万円で得ることもできれば、私立の医学部だと数千万円となります。学校教育法上は基本的には同じ学士であったとしても、その将来的な価値から、千倍以上のコストがかかるのでしょう。まあ、機構の学位も、積み上げ単位とかあるので、純粋に2万円台で取得出来るものでもないのですが。
今ですら、結構、厳しい学費の支払いですが、来年からは倍の半年50万円強の支払いとなる予定です。とはいえ、2人とも私大だったらと考えると、まだ、恵まれているのかもしれません。そんなことを思いつつも、私自身、産能大学、産業能率大学大学院、明星大学大学院、武蔵野大学大学院(人間学+仏教学)、自由が丘産能短期大学、放送大学、放送大学大学院、日本福祉大学と私立の短大・大学・大学院を延べ9つも卒業・修了しているので何ともいえないのですが。
9つの教育機関での学費を合計すると、結構な金額となります。本当、こんな道楽なダメ夫を持った家内はかわいそうです。ちょっと、計算してみたところ、タバコを毎日1箱吸ったとすると、43年間も吸い続けることができるだけの金額でした!まあ、タバコ吸わないし、ゴルフもしないし、最近は麻雀もしないし、飲み会も月1回だし、自宅で酒も飲まないし、資格の受験もしなくなったし、本も買わなくなったし。外食するのも週数回程度で、食べるもの1000円にも満たない味噌カツ丼や牛丼がほとんど。
そうは言っても、平均すると、年間50万円ほど使っているのだから、国公立大学の年間の学費に匹敵する支出を続けてきたこととなります。この金額を家族のために使っていたなら、どれほど楽しい時間を過ごせたことでしょう。未だ、行ったことのない「沖縄旅行」や「北海道旅行」にも行けたことでしょう。本当に、申し訳なく思っています。
高学歴ワーキングプアという言葉もありますが、やはり教育とは金食い虫ですね。私は大学院を10年続けましたが、正直、これが限界だったのでしょうね。続けたい大学院はありましたが、子どもの学費を考えると、ちょうどいい引き際だったと思えてなりません。