
ひどい結果にしばし呆然としている・・・
不合格は折込済で想定の範囲内だったのだが、すべての内容が不合格という点に失意を感じる。
・専門科目 16単位不足。(40単位に対して24単位)
・専門科目「A群」 4単位不足。(28単位に対して24単位)
・専門科目「B群」 がない。(6単位に対して0単位)
・学修成果の内容が水準に達していない。
凄い結果に慄いている。
予定より、数年早く栄養学を持ってきたのが敗因の大きな要因であるが、それでも、これほど酷い結果になるとは思っていなかった。
当然、内容を確認すべきである。
なぜ、専門科目82単位が24単位に変わってしまったのか?
【理由1】
「栄養指導・栄養教育に関する科目」に「カウンセリングなど」とあるが、「カウンセリング演習」「カウンセリングの理論」等、カウンセリングを標榜する科目がすべて「専攻に係る単位以外の単位」に認定されてしまった。
【理由2】
「保健衛生に関する科目」に「学校保健」「小児保健学」とあるが、内容的には「保健」である「幼児教育研究」「障害児者教育研究」「教育学演習」がすべて「専攻に係る単位以外の単位」に認定されてしまった。
【理由3】
「保健衛生に関する科目」に「健康管理論」とあるが、「健康」関連科目がすべて関連科目「健康科学」に認定されてしまった。
【理由4】
「栄養学に関する演習・実験実習科目」=「B群」について、「栄養指導・栄養教育に関する科目」の「カウンセリング」に関する演習がすべて認定外となった。
【理由5】
栄養学専攻に係る単位以外の単位とされた「カウンセリング演習」をキーワード科目にしたため、明らかに従来の難易度と比べ異例なテーマが論文試験に出題された上、すでにその時点で水準未達が決定していた。
こんなところだろうか?
9連勝で2桁を目前に土がついてしまった結果となったのだが、まあ、この判定は結果的には妥当だと思っている。しかし、「カウンセリング」が栄養学の単位なのに、カウンセリング演習と「演習」がついただけで、「専攻に係る単位以外の単位」とされたのは辛いな・・・間違えて、専門科目の「公衆栄養に関する科目」に入れた「ストレスとこころの健康」が、専門科目「保健衛生」に変更となっていたのに・・・
あと、明星大学大学院のシラバスには「小児保健」とある「幼児教育研究」等が、一刀両断に「専攻以外」とされたのも辛い・・・シラバスの提出なんて、ハナからなかったわけである。
で、今回の「不合格」でわかったことは以下の通り。
1.科目の名前がほとんど一致していても、取得した大学/学部で「専攻以外」とされる可能性があること
2.演習・実験・実習については、ピンポイントで完全合致していないと「専攻以外」とされる可能性が高いこと
3.科目名が重要で、シラバスを見てもらえれば分かってもらえるといった希望は禁物であること。
4.論文試験の問題が異様に難しい場合は、落とすための試験である可能性が高いこと。
この不合格のおかげで「家政学」「社会システム工学」も、「単位未充足」であることが理解できた。私自身、身勝手な解釈で「名前が似ているから大丈夫だろう」という自己暗示にかかっていたようだ。
当初の目標である、2年間で1修士4学士の夢は途絶えた。とはいえ、修士が危うい状況であったのを、奇跡的に救われたのだから、あまり、不平不満を言うべきではない。
「25,000円ムダになりましたね」という人がいたら、こっそり、戻ってきた「単位修得状況等申告書」を見せてあげたい。機構の方は、1つ1つ、それこそ、「専攻に係る単位以外の単位」も含めて、私の提出した596単位をすべてチェックし、時には「関連科目:社会福祉」とか「関連科目:人間科学」とか訂正してくださっているのだ。私がこの作業をしたとして、かかるだろう時間は5時間以上。なんせ、いちいち、書いてある単位を二重線で訂正して、ほとんど、すべて作り直しているのだから。このご苦労を考えると、機構に対してクレームなんぞつけられないし、つける気持ちもさらさらない。
それ以前に、不確かな単位で勝負するのではなく、やはり、文句のつけようのない正真正銘の単位で勝負するべきなのだ!
さてさて、次、受験できる専攻があるかしら?そこのところ、もう一度、見直してみよう!
最後に、残念な結果とはいえ、応援いただきました皆さまに対し、感謝を申し上げるとともに、機構を愛する気持ちに変わりがないことを明記しておきます。なんせ、機構は私にとって9つの学位を授与してもらった母校みたいなものですから(笑)。