フルクラム・レーシングスピード35

まず間違いなく良いホイールかと（笑）。

フルクラム・
レーシングスピードXLR35
レーシングスピード35

はい、二種類出て来ました。カルトベアリングモデルのXLRとUSBモデルの35です。




↑レーシングスピード35





↑レーシングスピードXLR35
http://www.bikerumor.com/2013/06/14/fulcrum/

これはボーラで言うワンとツーの違いみたいなものでしょう。手頃な感じでカーボンリムほいーるを味わってもらいたい、さらに言うとシマノに対抗使用としているのでしょう。9000デュラのC35TUが20万ちょいですから、問屋の努力次第ではかなりな接戦になるかもしれません。

フルクラムはカンパ、シマノ、スラムのどのコンポにも使える万能メーカーです（ドレスコード的な意味で）。しかも性能は載っても販売もしていませんが（笑）、折り紙付き。さらにこの価格でセラミックベアリングを使用していますから、特徴的で非常に売りやすいでしょう。

ジェフ・ステバー、カーボンを語る

ボス自らが語ってくれます。







こうやって自分の所の製品をアピールするのは大事ですよね。取材に来たからとかではなく、積極的に発信しないとインテンスのような中堅も安泰ではないという危機感をしっかりと持っているんでしょう。……日本のメーカーもやればいいのに。そこまで手の込んだことで無くても良いです。しかしモデルに込めた想いというのは色々な手段があった方がいいでしょう。

ジェフは、カーボンを導入するのは我々のような小さなメーカーにとってとても大変なことだったと語っています。その一方で冒険した甲斐もあり、軽くて強い満足のいくバイクが出来上がったということです。

昔、インテンスって日本で購入するときは本当に高価でした。それが最近は20万円ちょい越えで買えるモデルがあったりしますから、時代は変わった物です。その上、ホイール径、素材も最新の物が選べるようになっていますから、インテンスというメーカーは優れた情報収集能力を持ち、常に前進し続けている良いメーカーだと言うことが出来るでしょう。

今も昔も大好きなメーカーです。