BIKEBIND自転車日記ブログ2

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11速 スラム・レッド!

2013-01-27 22:46:00 | 自転車
おお!

……と思わせておいて、ある好き者の自作なんですけど(笑)。




なかなか見事なもんです。確かにスラムのダブルタップは非常に構造が簡単なのでやってやれないことはないのですけど。カセットとチェーンはすでにカンパとシマノがありますから、ダブルタップ内部の歯車がなんとかなればと思ったのでしょうね。でも実際にやるか否かは別の話です。いや、素晴らしい。

最近はコンポーネントの完成度が高すぎて、ユーザーやショップの介在するところが無くなってしまいました。しかしDi2や油圧ブレーキの登場で、少し面白いことになってきました。

万人に優しい道具も素晴らしいですが、自分しか使いこなせない道具というのも……、ぐっと来ませんか?



トムソン、ハイトアジャストシートポスト

2013-01-27 01:29:00 | 自転車
おそらくはハイトアジャストシートポストの中でも、フォックスやカインドショックと並んで1、2を争うであろうトムソン。

結構とんでもないことを仕掛けてくるようです。

●ステルスタイプ(制御ワイヤのフレーム内蔵タイプ)

●ロード用ハイトアジャスト&サスペンション機能タイプ

●ブルートゥースリモコンタイプ


ステルスタイプはともかく、他の二つは新しい概念のプロダクトと言っていいでしょう!














http://www.pinkbike.com/news/Thomson-Dropper-Post-Eurobike-2012.html
http://www.bikerumor.com/2013/01/23/lh-thomson-dropper-post-on-schedule-stealth-bluetooth-road-versions-coming/

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まあ面白いことを考えますねえ。ブルートゥースでコントロールしたいという考えは悪くありません。トムソンもフォックスやロックショックスなどと同じように、積極的に電子部品を取り入れていくのでしょう。やはりケーブルは上手く処理させるのが難しいですから。MTBはコントロールする部分が増え、ケーブルが増加する傾向にありますから、良い傾向だと思います。

さらに……、サスペンション機能タイプです。通常より5ミリほど下げ、そこで2~3ミリ動かすというものらしいです。もちろんロックアウトは可能でしょう。通常のハイトアジャストシートポストのレバーは一時ロックを解除するためだけに存在しますが、このモデルはサスペンション機能を発揮するパヴェモードにも切り替えることが出来るそうです。これはトムソン自体はパヴェなどの存在するロードレースに使用することを考えているようですが、私はリジッドのトレイルバイクに使いたいなあなんて考えてしまいます。あ、シクロクロスにも良いかもしれませんね。サスペンションシートポストなら規制にも引っかからないと思いますし。

サスペンションシートポスト自体はほぼ成功品がありません。多くのブランドが作り、そしてラインナップから外してきました。強いて言うならケーンクリーク・サッドバスターぐらいなもんでしょうか。でもこれもロックアウトは出来ません。ひょっとするとトムソンのサスペンションハイトアジャストは、このジャンルの初めての完成品となるかもしれません。

しかしこの製品、手が掛かっています。ノルグライドのブッシュを使い中のオイル系にはモチュールを採用、Oリングやシール系はトレルボルグというこだわりようです。ひょっとすると……、ライバル達を一気に駆逐するかもしれません。

トムソン、恐るべし!