BIKEBIND自転車日記ブログ2

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チャンバレーシング・HX1

2011-03-31 18:49:00 | 自転車
ガボーン!

良いなあ!!

いや、良いフレームですよ、乗ってないですけど(笑)。

チャンバレーシング・HX1

これは26インチモデルですけど、29erモデルもあるようです。







http://www.singletrackworld.com/2011/03/new-chumba-hardtails/

素材は6061 T6のダブルバテッドチューブ。造形も凝っているんですが、その値段が凄いですよ。なんと400ユーロ! 最新のジオメトリーで140㎜トラベルフォークに対応しています。

ジオメトリーって最近あまり語られないですけど、凄く大事です。特に想定するフォークというのは重要なんです。「動くモンだからあんまり関係ないよ」という人もいますが……、やっぱりちがいますよ。ヘッドアングルの違いはとても大きいです。もちろんシートアングルも。この二つの角度はフレーム設計の最重要項目に入りますから。絶対的なサイズはシートチューブとトップチューブなので変わりませんが、ハンガー下がりも変わりますし。

やはり専用設計は大切です。古いバイクはリジッドフレームに140~150㎜クラスのフォークを入れることは想定してないですから、もったりとしたハンドリングになったり、力をより食われてしまう感じがするわけです。

HX1は最新フレームではあるんですが、あまりハイドロフォーミングを使わず、昔ながらの雰囲気を漂わせます。そこが何とも言えずいいですね。シート集合部はまるでGTのトリプルトライアングル……(苦笑)。ま、ランドナーの時代から剛性を高めるためのお約束設計でもあるんですが。

こんな感じのフレームがこの価格なら……、世のお父さん達も二年に一回変えることも出来そうです!

ダートムア・シャイン

2011-03-31 13:55:00 | ノンジャンル
今私がさりげなく良いなと思うのが、ダートムアです。

日本のMTB乗りならおなじみの塚本岳氏が経営するピークが入れているんですが、手頃で面白い製品が多いんです。フレームもパーツも押しつけがましいところがないので、手持ちのものに合わせるときも役に立ってくれそうです。

そんなダートムアが初のフルサスをリリースします。

ダートムア・シャイン

近頃アクション系バイクで流行の、BB同軸タイプのサスペンション形式を採用しています。







http://dirt.mpora.com/news/dartmoor.html

●スペック
フレーム 7005アルミ テーパーヘッドチューブ リヤエンド正爪式
ストローク 100㎜(1対2レシオ)
リヤユニット Xフュージョン(選択可)
サイズ 11.2インチ
重量 2.85キロ


一応2010年モデルにベースありとありますが……、見つからないので新ということで(笑)。

正爪式のエンドなので、シングルスピードにするのも困難ではないでしょう。アクション系はトラブルを嫌いますから。

フレームサイズも11.2インチととてもコンパクトですが、注目すべきはリヤセンターです。なんと403㎜です。BB同軸のメリットですね。ここの寸法は取り回しに直結するので、出来るだけ短くしたいのです。

値段もショック付きだと800ユーロちょいですから、期待して良いでしょう。

ちょっと残念なのは……、何かに似ているところです。まあBB同軸式はあんまり選択肢がないんですけどね(苦笑)。ブラックマーケットくらい個性的、かつ合理的にまとめるのは難しいです。

でもかなり良さそうなバイクですね。