BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2011 マルゾッキ・コルサ

2010-02-17 15:29:00 | 自転車

http://www.velovert.com/Information_VTT/2299/Marzocchi-la-nouvelle-fourche-de-XC-

つい先日、2010年マルゾッキの日本ラインナップを書いたばかりだというのに……、もう2011年が来てしまいました。

コルサ

詳しくは分かりませんが、XCレースモデルでしょう。

スペック的には100ミリストローク、32ミリニッケルコートインナーチューブ、重量1412グラム。


迷走か? 迷走なのか? 2010年にオイルバスへの回帰によって一気に重量がリバウンドしたマルゾッキ。コルサマイクロTIはXCモデルにも関わらず、1846グラムというオールマウンテンにも近いような重量でした。

ところが今回は一気に400グラム以上のダウンです。……大丈夫なのかな? 重量からいっても間違いなくエアスプリングでしょうし。

ラインナップとしては色々あって良いと思います。用途に応じて選べるのがラインナップというものですから。XC用に特化した軽量モデルも存在価値があると思います。

ダンパーなどはイマイチ意味を拾えませんが、どうなっているんでしょうね?

アルテグラトリプル小話

2010-02-17 14:55:00 | 自転車


市場にすっかり定着している
6700アルテグラ

7900デュラエース直系のデザインと性能で好評を博しているようです。ダブルカットから始まったシマノフロント変速の歩み。SG(スーパーグライド)、SG-Xになり、現在の最新技術、
ホローグライドに至ります。5700系105はホローグライドは搭載されないようなので、シマノロードコンポでホローグライドを味わえるのはデュラエースとこのアルテグラのみとなります。

フロント変速の速さはとんでもないものがあります。これだけは何処のメーカーも追いつけないようです。個人的には是非とも新型のリヤ変速システムも欲しいところです(もっとも、ずっとHGという名前だからといって同じものではありません。最初期のHGと現在のHGとは全く異なります)。


ですが、ちょっと意外な部分もあります。それはチェーンです。

アルテグラ6703、すなわちトリプルギアに使用しなくてはならないチェーンは6700チェーンではありません。
旧型のCN-6600チェーンです。

すみません、私も勘違いしていました。というかびっくりです。こういう事は早く言って欲しいですなあ。

あと新デザインのSTIはデュラエースの場合、STIに繋がるシフトアウターケーブルには
専用のアウターカップSP41アルミキャップST-7900用が必要でしたが、
アルテグラには専用品は必要ありません。
普通の樹脂キャップで大丈夫です。ですがその樹脂のキャップもシマノ推奨はシールド無しの方です。シールド推薦はリヤディレイラー側のもっとも末端のみです。末端アウターのフレーム側は4ミリアルミカップか樹脂シールドです。

油断してはいけませんね。

2011 スラム・ニューコンポ、アペックス登場

2010-02-17 12:40:00 | 自転車
スラムが面白いモノを出してきました。

2011年新作、

アペックス
























http://www.bikeradar.com/news/article/first-look-sram-apex-group-review-25053

ふむふむ、スラムロードライン、レッド、フォース、ライバルの下になる新作ですね。

ですがただの新作ではなく、より広いマーケットに向けたコンフォートロードコンポーネントのようです。特に高価な素材は使っていないですが、アルミで手堅く纏めてきました。

主要諸元は

ダブルタップレバー
2×10スピード
クランクセット 50×34、53×39T
カセットスプロケット 11~32、11~28、11~26、11~23T
リヤディレーラー ショート、ミドル
ラージブレーキ


といった感じです。MTBコンポの流用でしょうが、ついにロードコンポにもリヤロー、32Tがやってきました。このスプロケットがそのまま使われない可能性もありますが、XXやレッドよりもはるかに大きな市場が見込めますから、Xドームテクノロジーのスプロケットが量産効果で劇的に安くなる可能性もあります。


その割には53Tというちょっと大きめのアウターリングは? とも思ってしまいます。どう考えても通常の人間には52Tか51Tでしょうに。リヤを大きくするのではなく、48×30クラスのスーパーコンパクトドライブでも作った方が、クロスレンジで軽く済むような気もしますが……。まあ、これも流れなのでしょう。

各社がこのコンポで、どんなバイクを作ってくるか興味があります。