BIKEBIND自転車日記ブログ2

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NEW105 詳細

2010-02-08 14:56:00 | 自転車



http://www.cyclinside.com/Technews/Biciclette/Componenti/Shimano+-nuovo-105-per-il-2011.html

この表を見ると……、ふむふむ、
6700アルテグラと
5700 105は完全な互換性
があるようですね。これは予想が出来ていたことです。ですがその先の5700 105と5600 105にも結構互換性があります。意外です。リヤディレーラーは元から互換性がありましたから、ここに書いていなくても問題ありません。しかしフロント変速まわりは刷新したので7900システムでは互換性はありませんでした。

この表を見る限りでは面白い互換性です。実は105は昨年でしたか? 
STIのマイナーチェンジを行っています。それまではフロントダブル、フロントトリプル共用だったのですが、専用設計になったのです。モデル末期で明らかにもうすぐフルモデルチェンジをするというのが第三者からでも分かっていたタイミングで行い、私は正直その意図が計れなかったのですが……、この互換性が本当の意図だったのでしょうか?

しかしここでは105のSTIは5600、5700両方とも使えるとなっていますね。むー……。フロントディレーラーは5700だけが両方使えるようになっています。クランクセットは5600と5700のチェーンがどちらでも使えます。


もっとも
ブレーキの互換性がないので、旧型をそこまで使えるようにしておいても
意味は
あまりない
のですが(苦笑)。

トリプルはSTIとチェーンだけが互換性があります。不思議な設計です。

重量は数十グラム軽くなったようです。積み重ねですねー。

ゴースト

2010-02-08 12:35:00 | 自転車
???あれ????

なんだか夕方からアクセスできなくなっていたんですけど……、皆さんは出来ました?

さておき、行きましょう。






http://bike-magazin.de/?p=3038

http://www.ghost-bikes.de/2010/

ドイツのゴーストです。

個人的な印象だと、かなり硬派なブランドです。ロードバイク、クロスバイクもラインナップしていますが、主軸はMTBですね。全てを網羅しているブランドではありませんが、アルミもカーボンも使いこなしてなかなかの充実振りです。

DHバイクはこれが初めてなのかもしれません。かなり無骨な作りですが……、一見すると良くある4バーリンケージです。ですがこれほどのハイピボットの4バーリンケージは希です。そしてメインピボットとホルストリンクの位置関係。この位置関係と平行したチェーンの取り回し。セットでペダリングロスを打ち消す効果があります。GTやトレックでも採用していた技術です。でもいずれのメーカーもシングルピボット形式でした。

ゴーストは確信的に取り入れているのでしょう。

リヤトラベルは200ミリ、2.26:1という、フォーズに迫らんばかりのローレシオ設計です。またベアリングにニードルベアリングを使っている(ゴースト・ニードルベアリング・システム)などかなりのこだわりが見えます。他社では滅多に使わないベアリングです。

ニードルベアリングは点で支えるボールベアリングと違い、線で支持することが出来ます。しかもスイングアームという物体は一回転することはなく、どんなに動いても45度以上はありえない部品です。回転よりも支持性能に特化したニードルベアリングの方が向いているというのは理に適っています。デビッド・ターナーも言っていましたね。もし高価で使えないなら、ブッシュの方が良いというのが彼の持論です。

荒削りですが、よく考えられたバイクですね。