goo blog サービス終了のお知らせ 

その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン交響楽団/ ゲルギエフ指揮/ ショスタコーヴィチ交響曲第10番ほか

2011-12-07 22:19:05 | コンサート (in 欧州)
 不調な体調を押して出かけても何も良いことがないという典型例。最後まで行くかどうか迷ったのですが、チケットがあるのに行かないのはもったいないということで行ってみましたが、やっぱり駄目でした。ただ、一応記録のため。

 一曲目はソフィア・グバイドゥーリナというロシアの女性現代作曲家がこの日のヴァイオリン独奏アンネ=ゾフィ・ムターのために書いたヴァイオリン協奏曲。舞台にいろんな楽器が揃い壮観でしたが、曲はいわゆる現代曲で、私には全くのチンプンカンプン。理解の範囲を完全に超えてました。まあ、ムターさんを見に来たと思うしかないか。





 休憩後は ショスタコーヴィチ交響曲第10番。「せめてショスタコーヴィチはしっかり聴こう」と気合を入れなおしたものの、体調の悪いときは気持ちだけでは駄目ですね。パーツパーツでLSOのメンバー奏でる美しい演奏に唸るものの、自分にぶつかってきた音がすべて自分を通り抜けていくような感覚で、居眠りしているわけではないのですが、全く音が自分に残らないのです。ゲルギーのタコと言うことで楽しみにしていたのですが、私自身がペケ。



 ただただ、こういう時は家で寝てるもんだなあ(でもこの日は日中はずっと寝てたんですけどね)と反省し、帰路につきました。ゲルギー先生、ごめんなさい。




London Symphony Orchestra / Valery Gergiev
UBS Soundscapes: Artist Portrait – Anne-Sophie Mutter
27 November 2011 / 19:30
Barbican Hall

Sofia Gubaidulina In tempus praesens*
Shostakovich Symphony No 10

Valery Gergiev conductor
Anne-Sophie Mutter violin*
London Symphony Orchestra
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする