新井潤美『へそ曲がりの大英帝国』(平凡社新書)を読みました。イギリス赴任にあたり、父から貰ったイギリス本の中の1つです。
サウンドオブミュージック、サヴォイ・オペラ、シェイクスピア、映画・ドラマ等々を題材に、現在のイギリス文化や「皮肉屋」といわれるイギリス人を分かりやすく解説してくれています。
特に、第4章、第5章ではイギリス人の「田舎」に対する思いやイギリスのコメディについて説明しているのですが、「階級」がイギリス社会の中でどのような意味合いを持つのかが分かりやすく書かれていて興味深く読めました。
まだ、イギリス人とそれほどまでに深い付き合いをしていない自分にはまだ実感がないのですが、これから気づかされるところがあるかもしれません。
(目次)
まえがき
第1章 皮肉屋たちの好きな「甘い作品」
――『サウンド・オブ・ミュージック』、人気の秘密
第2章 王室の「軽蔑すべき」お気に入り
――サヴォイ・オペラとイギリス人
第3章 シェイクスピア。いかがわしき古典
――原典、改作、そしてパロディ
第4章 「田舎」はイギリス人の心のふるさと?
――メディアの中の「幻のイギリス」
第5章 笑いは世につれ、階級につれ
――移ろいゆくコメディ
あとがき
サウンドオブミュージック、サヴォイ・オペラ、シェイクスピア、映画・ドラマ等々を題材に、現在のイギリス文化や「皮肉屋」といわれるイギリス人を分かりやすく解説してくれています。
特に、第4章、第5章ではイギリス人の「田舎」に対する思いやイギリスのコメディについて説明しているのですが、「階級」がイギリス社会の中でどのような意味合いを持つのかが分かりやすく書かれていて興味深く読めました。
まだ、イギリス人とそれほどまでに深い付き合いをしていない自分にはまだ実感がないのですが、これから気づかされるところがあるかもしれません。
(目次)
まえがき
第1章 皮肉屋たちの好きな「甘い作品」
――『サウンド・オブ・ミュージック』、人気の秘密
第2章 王室の「軽蔑すべき」お気に入り
――サヴォイ・オペラとイギリス人
第3章 シェイクスピア。いかがわしき古典
――原典、改作、そしてパロディ
第4章 「田舎」はイギリス人の心のふるさと?
――メディアの中の「幻のイギリス」
第5章 笑いは世につれ、階級につれ
――移ろいゆくコメディ
あとがき