夜に試乗を行うことが多いのですが、気温が低いので、走りだしても水温がなかなか上がりません。水温が上がらないということは油温も上がっていないので、エンジンの温度も上がらず、ガソリンも気化しにくく、燃焼温度も上がりにくいので、しばらく正常な状態になりません。
グリップ&グリップエンド交換とシートレール補強ユニットの取付けでお預かりです。ハンドルはノーマル、グリップ周辺もノーマルです。
押し歩きが重いので、最初にタイヤの空気圧を点検しました。前後とも規定値の約半分です。ここまで下がると接地面積が増えすぎ、抵抗が増えることと、タイヤ自体が潰れて偏摩耗するので、空気圧チェックは重要です。
フロントフォークのエア圧も0.0でしたので、標準の0.4にしました。フロントフォークのエア圧を見る場合は、フロントタイヤを浮かし、荷重がかかっていない状態で、低圧用のゲージ&ポンプで行わないとうまくいきません。先に、グリップとエンドを交換しました。それに伴い、左右スイッチ類やマスターも微調整しました。
上側の補強部材を装着しました。
リアフェンダー裏に、アルミ削り出しの補強部材を装着しました。交換した部品類です。補強ユニットを装着する場合は、ボルト類も交換しています。
初めて触る車体でしたので、状況確認も含めて試乗チェックです。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。
2019.02.02 作業担当 ヤダ(矢田)