ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
★Vmaxデモ車仕様諸元  ★新製品企画募集中  ★ユーザーズレビュー
 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





旧型Vmaxの場合、売っていた期間が長かったので、1990年代後半の車両の場合、製造から20年は経過していますので、場合によっては、修理の際にボルト類が外れにくかったりします。毎日仕事をしていますが、作業の大半は、ボルトやナットを緩めたり締めたりしているだけだったりします。

  

クラッチレリーズ交換でお預かりです。クラッチレリーズを止めているボルトですが、奥まっている上にヘキサゴンボルトで、更に2本のうち上側は、ネジロックが添付されていたりするので、古いと緩みにくかったりします。

  

無事取り外しし、プッシュロッドのオイルシールとレリーズ本体を交換しました。クラッチフルードも新品ですが、エンジン側で熱がかかりやすいので、1年もすると濁ってきます。

 

最終チェックと試乗です。ギアケースのオイルも交換しましたが、写真を忘れました。特に問題は無いので、納車になりました。現オーナーは、中古車で購入されていますので、今まで何度か修理していますが、大体は終わりましたので、しばらく平気ではないかと思います。

2019.06.20 作業担当 ヤダ(矢田)



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毎日のように、旧型Vmaxを整備していますが、同じバイクで同じような外観でもメンテナンスの状態によって状態が良かったり、悪かったりします。基本的にバイクは、趣味の乗り物なので、カスタムも良いとは思いますが、メンテナンスで良い状態を維持していることが前提だと思います。

  

前回入庫時に、キャブレターの詰りとダイヤフラムの回転がありましたので、今回は、キャブレターのオーバーホールとダイヤフラム交換でお預かりです。作業内容は決まっていますので、キャブレターを外し、全分解、点検清掃、組立、調整&同調です。

  

チェックをご希望でしたので、水回りの漏れや、クーラントの状態を見ましたが、エンジンオイル混入や、漏れ等も無く、クーラント自体の劣化も目視ではあまり無いようでした。今回外した部品です。キャブレターについては、劣化したガソリンによるつまりや汚れの清掃をし、各ガスケット類や、劣化のあったエンリッチャーバルブとダイヤフラムの交換を行いました。

 

最終チェックと試乗です。マフラーが社外品に交換されており、スリップオンタイプのためリアバンクのエキパイが短く、前後の気筒で排圧に差が有り、うまくバランスさせないとスムーズにエンジンが回りません。また、点火順番が、左後(1番)、右後(3番)、左前(2番)、右前(4番)で、V型のため、3番と2番の間に間が開き、逆に4番と1番の燃焼がかぶります。ここで問題なのが、リアバンクのエキパイは、交差して降りており、そのまま左右でスリップオンマフラーを接続すると、左側のマフラーは、3番と2番の排気、右側のマフラーは、4番と1番の排気になるので、キャブレターが正常で、同調が取れている状態でも左右で排気音が違ってきます。ちなみに純正は、サイレンサー部に膨張室があるので、基本的には、4-1-2のエキパイのつなぎ方になり、リアバンクを先に膨張室に入れてから前側と合流させているので、4気筒の排圧が合うようになっています。車両の方は、無事納車になっています。

2019.06.22 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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旧勤務先で見ていた車両のお客さんと久しぶりに会い、お預かりして車検と整備を担当することになったのですが、しばらくユーザー車検で整備していなかったようで、なかなかひどい状態でした。車検についてですが、法律上問題無いかがチェックされるだけで、整備は別です。ユーザー車検でもよいのですが、個人で整備をされない方は、車検整備に出した方が良いと思います。

  

車検と整備でお預かりです。各部痛んでいるので、予算内で優先順位で整備していきます。

  

クーラントですが、リザーブタンクが空で、本体も量が減っている状態です。一旦、水を足し、エンジンを始動し、エンジンオイル混入や、漏れがないことを確認してから全量交換です。

  

純正エアクリーナーですが、劣化していますので、新品交換です。

  

ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。スパークプラグは、デンソー製のイリジウムプラグでしたが、ダメそうなので、NGK製JR8Cに交換です。プラグキャップとプラグコードも新車時からの物で、劣化していますので、交換です。

  

フロントフォークのオイルシールが劣化し、左側は、ブレーキ回りにかかりオイルまみれになっています。右側も漏れ始めているので、交換です。

  

トップキャップも錆びているので、しばらくオイル交換されていないようです。インナーチューブも上の方は、メッキが剥がれ酷い状態です。インナーチューブの状態が悪いとオイルシールの交換時に気を使います。失敗するとオイルシールがダメになります。

  

ヘッドカバーガスケットからオイルが滲んでいますが、今回は、修理見送りです。

  

クラッチフルードも劣化し、レリーズから漏れています。

  

クラッチレリーズを交換し、フルードも入れ替えました。

  

フルードが漏れていたので、クランクケースの塗装が剥がれています。プッシュロッドのオイルシールも交換しました。フロント周りは洗浄しながら、フロントフォークの修理とキャリパーの点検清掃です。

  

  

フロント&リアブレーキのフルードも酷い状態で、両方ともエアーが噛んでいました。

  

 

キャリパーは、点検清掃です。パッドは、残量があるのでそのまま使用です。

  

エンジンオイルは、点検窓から液面が下がっています。抜いてみましたが、入ってはいたので、エンジンオイル、オイルフィルター交換です。

  

ギアオイルは、漏れて周辺も汚れていたので、清掃と交換です。

 

バッテリーは、液式の新しそうなものが入っており、液面も正常で、電圧、容量も大丈夫でしたので、補充電して使用です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。一般的に電圧は、MFタイプより液式の方が低めです。

  

車検は、多摩陸事です。純正ノーマルですので、整備すれば車検は大丈夫です。今回交換した部品類です。ミラーは、ショートタイプに交換しました。

 

最終チェックと試乗です。予算外でしたので、ヘッドカバーガスケットの交換やフロントフォーク周りは、必要最低限の修理です。フロント周りは、インナーチューブ左右交換と右側は、アウターチューブに打った後が有り、内側に凹んでインナーチューブの作動不良がありますので注意が必要です。インナーチューブが内側に膨らんでいるとスライドメタルもダメになります。ただ、この年式のフロントフォークは、アセンブリも無く、アウターも無いので、ダメになったら、左右セットで中古を探した方が良いです。とりあえず、最低限の修理を行い、無事納車になりました。

2019.06.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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今年の梅雨は、雨が降りやすいような気がします。Vmaxのお客さんのセカンドバイクも頼まれることがあるので、今回は、番外編です。ヤマハDT230ランツァ(2型)の12か月点検整備です。

  

ヤマハDT230ランツァの12か月点検整備でお預かりです。約1年前に全体的に整備しています。ギアオイル交換です。昔、自分で2ストロークのバイクを乗っていたころからですが、2ストロークのエンジンに入れるギアオイルは、4ストロークオイルを入れています。スペクトロ製ゴールデン4の10Wー40を使用しました。

  

リアサスのリンク周りの動きの点検でグリスニップルがないので、分解点検です。サイドスタンドですが、裏側のナットがなくなりボルトが緩んでいました。締め付けて、ロックナット装着です。

  

キャリパーは、点検清掃のみです。一応後側は、ホイールを外し、サポート部分から脱着です。

  

2ストロークは、機構上、4ストロークほどエンジンブレーキが効かないので、フロントブレーキを使用する頻度が高いので、劣化が早そうです。

  

チャンバー装着で、リザーブタンクにフルードを補充できないので、いったん外に出して作業しています。

  

タイヤについては、山はまだありますが、長距離ツーリング前に交換した方が良いです。エンジンブレーキがあまり効かないので、4ストロークのオフ車とは減り方が少し違っています。

  

エアクリーナーは、社外品でオーナーが洗浄済みです。スパークプラグは、燃焼温度が少し低いようです。ランツァはガソリンタンクが付いたままだと、プラグキャップの脱着が面倒なので、注意が必要です。

 

クーラントは、1年前に交換しているので、今回は、点検のみです。漏れや、ギアオイル混入は無いようです。

 

バッテリーは、GSユアサです。補充電し、問題無いようです。

  

エンジン始動前と始動後の電圧です。充電系は、平気そうです。ヘッドライト等は、LEDに変更済みです。

 

最終チェックと試乗です。細かい部分は直しましたので納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.06.29 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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すみませんが、6月26日(水)は私用により臨時休業いたします。ご連絡も一切できませので、ご了承ください。よろしくお願いいたします。

 

2019.06.25 担当 ヤダ(矢田)

 



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先日、ブログに書きましたオリジナル部品の件ですが、店頭にいらっしゃるお客様にもお聞きしてみました。一番ご希望が多かったのが、フロントフォークスタビライザーでしたので、今回は、こちらの部品を製作することにしました。販売時期が決まりましたら、アップいたします。

  

ただ、製作は決めたのですが、アルマイトの色については、ほとんどの方が、ブラックをご希望でしたのですが、シルバーを作るべきかどうか迷っています。シルバーをご希望の方がいらっしゃいましたら、コメントにお願いいたします。

質問コーナーですが、悩みましたが、一応継続することにします。ただ、個人の作業についての質問については、お応え致しかねますので、質問コーナートップの注意事項をご覧頂き、コメント欄にお願いいたします。

2019.06.21 担当 ヤダ(矢田)

 



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6月も半ばに入りましたが、ブログの記事の更新が溜まっており、記事にできていない作業もありますが、順次アップしていたいと思います。

現在在庫の無い部品や、過去に製作に係った部品について、購入希望者の方がいれば、製作を考えたいと思っています。製作の場合、まとまった個数になりますので、購入希望者がどれぐらいいらっしゃるのか知りたいと思いますので、購入希望者の方は、コメントをお願いいたします。3種類すべてを製作するということではなく、希望者の多いものを、1種類作るかどうかといったところです。

よろしくお願いいたします。

  

過去に製作に係ったフロントフォークスタビライザーです。デモ車は、2台とも使用しており、昔からのお客様は、装着率が高いです。現在入手できませんので、製作を考えています。デザインについては、同じような感じで純正と違和感の無い様にします。裏側は、軽量化のため肉抜きしています。製作は、アルミ削り出しのアルマイト仕上げです。取り付けは純正と同じで、ボルトオンです。取付ボルトは、純正と同じフランジボルトで、少し長いので、製作時は、4本付属します。フランジボルトを使用する理由は、締付時にの面圧がかかるようにするためです。キャップボルト(ヘキサゴン)を使用しない理由は、ボルトの頭に穴が開いていると剛性が落ちることと、締めた時にボルトの頭の端しか押えていないためです。また、スタビライザーにキャップボルトが収まるように穴を切削すると、押える厚みが薄くなるためです。価格的には、前回同様を試算しています。恐らく2万円ぐらいかと思います。アルマイト処理ですが、色をブラックとシルバーの2色を考えています。おそらくブラックの方がご希望が多いとは思いますが、コメントを頂く際は、ご希望色を書いていただけると、製作の際の色の割合の参考にしたいと思います。あまり希望者がいらっしゃらない場合は、シルバーは、製作しないか、個数をかなり少なくす場合もあります。

  

しばらく製作していませんが、デモ車には、2台とも使用しています。クロモリ製アクスルシャフト前後セットです。リア側は、新品のロックナットとワッシャは、付属します。製作工程が多いので、コストがかかっています。表面処理もされており、脱着の際に表面に傷があまり付かないようになっています。価格は、試算してみないとわかりませんが前回同様を考えています。おそらく2本で5万円弱だったように思います。

 

シートレール補強ユニット専用バックレストです。シートレール補強ユニットは継続販売していますが、バックレスト&ステーは、現在欠品中です。価格は、試算してみないとわかりませんが、2万円弱だと思います。

上記3点で、購入希望者の方は、コメントお願いいたします。

別件ですが、質問コーナーも最近あまり機能しなくなっており、一時閉鎖を考えています。過去に大体の質問は答えていますので、探ってもらえれば、大体の疑問には、答えていると思います。ご質問で、最近お答えしにくい事例が多く、個人で作業された場合で、不具合が発生しても、こちらで、作業部品や、作業自体を見ているわけではないので、判断できないのが実情です。また、動画や写真を見ても実際に見たり、音を聞いたりしているわけではないので、判断できません。ホームページに非公開のお問い合わせがありますが、こちらについては、作業依頼を伴う相談のみでお願いいたします。

質問コーナーですが、希望者が多ければ、継続します。ただ、継続する場合も、個人の作業についてのご質問は、お答えできませんので、ご了承ください。

よろしくお願いいたします。

2019.06.18 担当 ヤダ

 



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順次、ブログのアップを行っていますが、4月後半から忙しくなり、現在に至っていますので、時間的に作業後すぐにアップできなかった記事も順番でアップしていますが、多少順番が前後していますので、記事最後の日付が納車日になっていますので、参考にして下さい。

  

車検と整備でお預かりですが、1か月ほど前にブレーキ回りを整備したので、ブレーキ回りは点検のみです。クーラントは、エンジンオイルの混入は無いですが、漏れがあるので修理になります。

    

サーモスタット部からのクーラント漏れでしたので、周辺のパイプ類とOリング類を交換しました。

  

リアショックは、ショートショックを装着してありますが、フロントは突き出しで対応になっています。旧型Vmaxの場合、フロントフォークを突き出すとボトム時にフロントフェンダー後端がラジエターに接触しますので、セッティング変更で対応した方が良いです。

  

エアクリーナーは、純正で、まだ使えそうでしたので、点検清掃です。ダイヤフラムですが、作動は問題無かったのですが、1番気筒(左後)が少し回転していました。

  

1番気筒は、ダイヤフラムを外し、とりあえず位置合わせを行い応急処置です。スパークプラグは、純正でしたので、NGK製JR8Cに交換しました。

  

バッテリーは、ゲルタイプに新品交換です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。今回交換した部品です。

 

車検は、多摩陸事です。ブレーキやクラッチのマスターでリザーブタンクが別体の場合、高さが変更になるので、車検証の記載値から変わる場合が多いですが、今回は、車体がローダウンなので、高さは相殺で変更なしです。

 

最終チェックと試乗です。車体増し締めや、細かい部分の修理も行いましたので、しばらく平気かと思いますが、フルブレーキ時でフロントフォークがフルボトムした場合、フロントフェンダーとラジエターの接触については。注意が必要です。

2019.04.20 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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本日(6月7日金曜日)から関東も梅雨入りしたそうです。ちなみに本日雨です。ブログのトップページ(PC版)とホームページの表示を一部変更いたしました。案内の部分の緊急連絡先で、仕事用のスマートフォンの電話番号とメールアドレスを掲載していましたが、迷惑メールが多いので、削除いたしました。ホームページのお問い合わせ(非公開、作業相談等)や、ブログの質問コーナー(一般公開、一般的なご質問)はそのままですので、今まで通りです。ホームページの記載の通り、販売部品の在庫は、ヤフオク出品商品のみです。出品されていない商品は、在庫が無く、生産予定は未定です。修理作業がメインの仕事ですので、部品販売は時間のある際に行っております。少量生産ですので、在庫がある時点で購入していただけると助かります。

  

コンディションレベルチェックパックとエンジンオイル、オイルフィルター交換、リアブレーキ鳴き修理でお預かりです。

  

中古車で最初からだそうですが、ニーグリッププレートの上からシートが装着されています。かなり無理がかかっており、シートが前まで行かず、取り付けもきつい上に、シートベースが変形して元に戻りません。修整中ですが、バッテリー交換時にプラグコード外し、うまく戻っていません。

  

コード差し込み部分が、腐食しています。スパークプラグは、NGK製JR8Cですので、そのまま使用です。

  

写真では判りにくいですが、エアクリーナーは、純正コピー商品でフィルター部が違います。できれば、純正化、K&N製がお勧めです。ダイヤフラムは、回転や、作動不良は無いので、平気そうです。

  

1番気筒(左後)のキャブレターが浮いていました。他店でキャブレター脱着の際に、ドレンパイプを挟んで、浮いていたようです。パイプを外して修正しました。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、平気そうです。リアブレーキですが、パッド押え板が逆で、パッド用のシムが入っていませんでした。

  

 

フルードは、目立った劣化は見られませんが、少し量が少ないようです。

  

フロントフォークはオイル漏れ等なないですが、クリップが錆びています。

 

バッテリーは、MFタイプでしたので、電圧と容量を測りました。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

リアブレーキは、点検清掃し、押え板を戻し、シムを装着しました。フルードも交換です。

  

エンジンオイル、オイルフィルター交換中です。キャブレターについては、車載のまま点検調整&同調を行いました。

 

確認のため、一旦試乗です。リアブレーキ鳴きは、出なくなりました。キャブレターについては、マフラーが社外品のため、一部部品変更が必要なようです。

 

キャブレターは車載のままでしたが、一部ジェットを変更し、微調整を行いました。

 

再度、確認のため試乗です。

 

翌日、最終チェックと試乗を状況を確認して終了しました。無事、納車になりました。

2019.05.25 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 

 



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最近、中古車を買われた方の点検が多いですが、同じ車種なので、大体同じような状態に劣化していることが多いです。

  

コンディションレベルチェックパックで、点検、車体増し締め、キャブレター点検調整&同調を行います。エンジンオイル、オイルフィルター交換を行う予定でしたが、途中でギアオイル交換も追加になりました。外装を外し、点検から始めます。

  

エアクリーナーは純正で、ほぼ新品んでした。ダイヤフラムですが、回転は大丈夫でしたが、1番気筒が全開になりませんでした。

  

1番気筒ですが、スプリングの組み付け不良で引っかかっていました。スパークプラグは、NGK製JR8Cですが、4番気筒のみガソリンが濃いようです。キャブレターを点検して判明しましたが、パイロットスクリューの戻し回転数が、1番、2番、3番は2.5回転戻しでしたが、4番のみ動きが悪く、4.125回転戻しでした。機能的には、生きていましたので、全ての気筒で、規定値の2.25回転戻しにしました。

  

キャブレターを分解したようで、フロート室の裏蓋が左右反対で、エアベントチューブが前を向いており、更にエアクリーナーボックスの前方下にまとめられていました。一応塞がってはいないので、そのままにしましたが、分解する機会があれば元に戻した方が良いと思います。リアバンクのプラグコードは、毎回のように刺さっていません。修正しました。

  

Vブーストジョイントのゴムが切れていますが、現状、エアを吸いこんでいないので、今回は、そのままです。ヘッドカバーガスケットからオイルのにじみがあるので、その修理の際に、ついでに行った方が良いです。

  

リアバンクのプラグコード部分の腐蝕です。リザーブタンクのキャップですが、強く締めているケースがありますが、キャップ右下側にオーバーフローのパイプがあるので、キャップ部分から漏れることは無く、逆に締めすぎるとキャップが割れます。

  

ガソリンタンクは、酷くはないですが、下側と天井側に錆が見られます。ステムベアリングは、緩く、引っ掛かりは無かったので、規定トルクで締めました。

  

フロンとフォークのエア圧は、0でしたので、規定値の0.4にしました。また、インナーチューブの上端の高さが違いましたので、左右で合わせました。

  

シールの漏れやクリップの錆びは無さそうですが、グリスが塗ってあったので、インナーチューブに油分の輪っかが出ていました。

  

ブレーキホースとメーターワイヤーの取り回しがねじれており、ホースのスプリングがフェンダーに当たっていました。キャリパーは清掃した方が良いです。動きが悪いのか、効きが甘いです。

  

リアキャリパーはパッド押え板が逆でしたので、修正しました。クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうです。

  

 

フルードは、3カ所とも交換時期不明です。クラッチ側は、エンジンの熱がかかるので、劣化が早いです。

 

バッテリーは、純正で新しいようで、容量は平気そうでした。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

ギアオイルが漏れていました。ギアケース下側が、汚れています。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

 

漏れの原因ですが、使用されていたガスケットがアルミ製で何度か使用されたみたいで潰れた跡が付き、隙間が空いて漏れたようです。

 

最終チェックと試乗です。各消耗部品は、ダメになっていますが、大きな破損は無いようなので、メンテナンスすれば、ある程度戻せると思います。リアのリフレクターの後ろにバッグが付いていますが、この状態だとリフレクター無しになりますので、違反になります。このままの場合は、ナンバー下側中央に市販のリフレクターを装着してください。無事納車になりました。

2019.05.26 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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最近、長野県のお客さんが何人かいらっしゃっています。遠い所、ご来店頂き、ありがとうございます。中央高速の場合は、調布インターを降りて、ほぼ1本道です。

  

去年、点検していますので、その点検結果の内容に沿って修理になります。最初に、キャブレター関係は前回作業していませんので、分解が必要かどうかの判断を行います。同調がかなりずれていますが、基本的な機能は生きていますので、今回は、点検調整と同調ですみそうです。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。スパークプラグは、NGK製の純正で、劣化がありますので、今回、JR8Cに交換です。

  

最初にクーラントをチェックし、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量を抜きます。

  

ヘッドカバーガスケット交換から始めます。Vブーストモーター関係は外しますが、ワイヤー止めのボルトがないので、装着します。

  

リアバンクのプラグコードが抜けていますので、修正です。スタータークラッチの交換中です。

  

ボルトが緩んでいて、本体もカシメが緩み分解しかかっています。マグネットローターですが、以前何かあったのか、内側が少し変形していますが、機能上問題は無いので、そのまま装着しました。

  

ドレンボルトのネジ山がダメなので、オイルパンの交換のために外しましたが、その際、オイルラインのOリングが切れてはみ出していましたので、追加修理です。この部分は、オイルフィルターからエンジン内部に戻ってくる部分なので重要です。ただ、固定がされていませんので、はみ出していることが多いです。隙間が空くと、オイルフィルターから入ってきたオイルがオイルパンに落ちますので、点検窓の油面が下がりにくくなります。また、オイル潤滑にも影響します。交換の際は、オイルポンプを外してからオイルラインを外しますので、ポンプのストレーナーも掃除します。ドレンボルトのネジ山を修理した際の破片が吸い込まれていました。

  

オイルラインを外し、関係個所のOリングを新品にしました。生きているオイルパンを装着しました。エキパイは外さないとオイルパンは外れません。

  

エンジンオイルを入れ、スパークプラグを外し、圧縮がかから無いようにして、セルモーターでオイルポンプを回して、エンジンオイルが上がってくることを確認します。ギアオイルも交換です。フォークオイルも交換で、ダストシールとトップキャップのOリングも交換です。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

ハンドルがズレていましたが、装着部品が多すぎ、既定の位置まで戻せませんでしたが、少し戻しました。リアサスがホワイトパワーのリザーブタンク付きでキャリパーのボルトに当たって削れていますので、ボルトを交換して下さい。ストローク量から見るとバンジョーボルトまでは当たらないようです。

  

 

今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。前回点検時の問題点は、ほぼ修理しましたので、しばらく大丈夫だと思います。点火系は、イグニッションリレーを追加しました。よろしくお願いいたします。

2019.06.02 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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最近忙しく、仕事の依頼を頂いても、お待ちいただくことが多いです。去年の2月に旧勤務先が閉店してから、旧勤務先で働いていた時に見ていたお客さんが来店されることが増えました。特に車検等のお客さんの場合、2年で一巡するので、来年2月までは、同様のケースがあると思います。対外的にインフォメーション無しで閉店するとお客さんが迷惑します。

  

新規のお客さんで、コンディションレベルチェックパックとエンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイルの交換です。1990年代後半の車両だと20年は経過しているので、それなりに劣化しています。外装を外して点検から始めます。パックだと点検と車体増し締め、車載でできるキャブレターの点検調整と同調の作業になります。現在は、3点セットのみになっています。

  

ウォーターポンプ下の穴からエンジンオイルは滲んでいました。L字パイプ付近でクーラントの漏れた跡はありましたが、現在は止まっており、エンジンオイル混入も無さそうです。ガソリンタンクは、酷くはないですが、錆が出ています。

  

ステムベアリングは、緩かったので、締めてみましたが、ゴロツキはなかったので、規定トルクで締めました。フロントフォークは、エア圧が0でしたので、規定値の0.4にしました。トップキャップが錆びているので、しばらくフォークオイルは交換していないようです。また、インナーチューブの高さが左右違っていたので、合わせました。

  

フォークのスタビライザーが前後逆でしたので、装着し直しました。フォークオイルは漏れていませんでしたが、シールを押えているクリップに錆が出ていました。

  

エアクリーナーは、純正で、汚れはあるもののまだ使用できる範囲でした。

  

ダイヤフラムですが、1番気筒(左後)が回転していたので、とりあえず位置を合わせました。

  

パイロットスクリューですが、圧入栓が抜かれており、3番気筒(右後)のスクリューが固着していました。戻し回転数は不明ですが、機能的には生きていました。Vブーストジョイントのゴムが切れていましたが、現在エアを吸っていないようなので、触りませんでした。ヘッドカバーガスケットからオイルが滲んでいますので、ガスケット交換時に同時交換が良いと思います。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたが、全体的にカブリ気味で、1番気筒(左後)の状態が酷いです。

  

プラグキャップは、外観から新車時からの部品のようです。バッテリーが交換されていますが、リアバンクのプラグコードが左右2気筒とも抜けており、腐食しています。また、バッテリー交換時に、メインハーネスの位置を変えたらしく、標準の位置にハーネスが通っていません。とりあえず機能はしているので、今回、ハーネスの位置はそのままです。

 

MFバッテリーに交換されていましたが、少し弱っているようなので、この後、補充電しました。

  

バッテリー点検時に、エンジンを始動してみました。始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

  

フルードは、最近交換されていないようです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

 

中古のETC(別体式日本無線製)をお持込でしたので、エアクリーナーボックスとリザーブタンクの隙間を加工し、装着しました。

 

最終チェックと試乗です。タイヤは、フロントが11年物で、更に摩耗していますので、交換時期です。バルブの取付けが悪いので、同時交換した方が良いです。サイレンサーのガスケットが4個ダメで排気漏れしています。ハンドルは位置は調整しましたが、若干右が曲がっており、アクセルワイヤーが折れています。ミッションやギアケースは平気そうですが、クラッチが滑り始めています。大きな破損等はないですが、消耗部品が劣化してきていますので、要整備です。

2019.06.02 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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