ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
★Vmaxデモ車仕様諸元  ★新製品企画募集中  ★ユーザーズレビュー
 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





明日まで交通安全週間なので、事故や違反には注意してください。一説には、安全週間が終わった翌日が要注意日らしいです。最近、事故の話を聞くことが多いです。他人の禍に巻き込まれることもあるので、気が抜けません。周りに気を付けて運転したいと思います。

  

クラッチレリーズからのフルード漏れ修理で、当日納車でお預かりです。エンジンが少し冷えてから作業開始です。

  

ピボットのボルトの点検も頼まれたので、先に作業です。開けてみたら、右側用のボルトを左側にも使用し、位置を調整しているようですが、この場合は、左側を先に位置決めして、右側で締め付けトルクを調整します。締め付け過ぎで、スイングアームの作動が悪かったので、トルクレンチで調整しました。

  

フロントフォークのエア圧の点検です。0.2でしたので、一応、0.4にしておきました。

  

バッテリーのマイナス端子が酷い状態なので、バッテリーを交換した方が良いです。クラッチフルードは、出先で、減っていた分を足してもらったようですが、使えば混じるので、劣化した状態です。

  

クラッチレリーズから漏れていたので、外しました。以前からもれていたようなので、クランクケースの塗装が痛んでいます。

  

クラッチレリーズを交換後、フルードを入れ、エア抜きを行いました。今回外した部品類です。ニュートラルスイッチは、プラスチック製で割れていたので、今回交換しました。また、クランクケースのカバーのボルトが2本長さが足りなかったので、交換しました。

 

最終チェックと試乗です。クラッチ周りを直し、切れも戻ったようで、ニュートラルも出しやすくなりました。無事納車になりました。油脂類は定期交換した方が修理が減って長持ちします。

2019.09.29 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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ご来店頂くお客様は、当たり前ですが、バイク好きの方ですが、同時に車や他の機械好きの方も多いです。個人的にも小さい頃、スーパーカー世代でしたので、機械物は大体好きです。何かの用事で、お客様が車でご来店頂く場合もありますが、車好きそうな方も多く、趣味が垣間見える場合があります。なんとなくですが、年齢で、選択する車種が分かれるような気がします。

  

車検と整備でお預かりです。バッテリーは、車検ごとに交換しており、最近、弱り気味だったこともあり、今回新品交換です。配線類も点検しました。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

   

充電器用の配線は、工具箱内に通しました。スパークプラグは、NGK製JR8Cで、今回は、点検清掃のみです。燃焼温度が低そうなので、少し、キャブレターを調整しました。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムですが、4番気筒(右前)のみ若干回転してので、位置をとりあえず戻しておきました。まだ、圧入は分解までは無さそうです。1~3番は平気そうです。作動不良は各気筒ありませんでした。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

  

 

キャリパーは、前後とも点検清掃し、リアブレーキパッドのみ新品交換しました。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

車検は、多摩陸事です。デモ車時代に車体寸法は、変更しているので、基本的にそのまま車検に通ります。今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。元々、以前の勤務先のデモ車で、装着している部品も試作だったりするので、市販品と少し違ったりします。マフラーも加工し、キャブレターも加工しているので、少し中高回転よりの出力特性になっています。状態については、大量生産品の中でもいわゆる当たり車に近い状態で、メンテナンス行っており、走行距離も少ないので、製造後20年ぐらいたちますが、調子は良いと思います。無事納車になりました。

2019.09.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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長期間にわたって、同じ車両を見ていると、各部の劣化ぐあいも把握できますが、難しいのが、どの時点で部品交換を行うかどうかで、いつも迷います。完全にダメになっていれば、即交換ですが、徐々に劣化していく場合、見極めがなかなか難しいです。まあ大体が、完全にダメになるいっぽ手前ぐらいで交換していることが多いです。

  

ユーザー車検に行かれる予定ですので、12か月点検整備と油脂類交換でお預かりです。オイルフィルターは、前回エンジンオイル交換時に交換しているので、今回は、そのままです。エンジンオイル、ギアオイル交換中です。

  

エアクリーナーは、DNA製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

 

スパークプラグは、NGK製JR8Cですが、今回は、新品交換です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

  

キャリパーは、3カ所とも点検清掃のみです。パッドは、残量があるので、交換無しです。

  

フロントフォークオイル交換中です。フロントフォークは前期型なので、エアバルブ関連の取り外しが少し面倒です。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。クラッチレリーズ側の漏れは無いです。

  

バッテリーは点検しましたが、エンジン始動後の電圧の写真を忘れましたが、充電状態に問題は無いです。今回交換した部品です。修理が無いと基本的に消耗部品と油脂類の交換になります。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無いので、納車可能です。この車両は、前勤務先時代から継続してみている車両ですが、1990年製造で、走行距離が8万キロに到達しているわりには、特に問題は出ていませんが、やはり消耗部品は劣化するので、整備のたびに、部品交換時期に迷う車両です。今回も、無事に納車になりました。

2019.09.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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天気予報では、3連休中は雨かと思いましたが、一時的に降ったりはしますが、それほどひどくはないようです。整備についてですが、基本的に、ボルト&ナット類を緩めて、部品を交換し、ボルト&ナット類を締めているだけですので、何も無いところから物を作っている仕事(加工屋さん等&一次産業の方)は尊敬しています。仕事がら過去に他で整備を受けた車両を預かることが多いですが、整備を行ったことにより、悪化していることも多く、最低限、機械を分解し、元の状態に組み直すことができない場合は、整備の仕事に向いていないと思います。

  

他店購入及び整備歴のある車両で、コンディションレベルチェックパックでお預かりです。パックですので、点検と車体増し締め、車載でのキャブレター点検調整&同調を行います。外装を外して点検から始めます。

  

フロントフォークですが、オイル漏れやサビ等は無いですが、オイルシールは、純正部品ではないようです。

  

リアサスは、新車時の物だと思いますが、左側は、バンプラバー無し、右側は、バンプラバーが割れて落下寸前です。バンプラバーは、底付き時の緩衝材ですので、無いと金属同士が当たる場合があります。

  

ガソリンタンクは、特に気になるサビ等はないようです。見る場合は、鏡等で天井側も見る必要があります。

  

キャリパーは、パッド残量はありますが、点検清掃は行った方が良いと思います。

  

バッテリー脱着時かと思いますが、プレートや配線類がうまく戻せていないようです。イグニッションコイルは、プラグコードとキャップが変わっていますが、差し込み口が腐食しています。

  

プラグコードとキャップは、NGK製ですが、3番気筒のコードが短く届きません。そのままでは、装着できないので、コードとコイルの接続を直し、点火優先ですので、コイルは、とりあえずタイラップ止めです。

  

スパークプラグは、NGK製のイリジウムプラグですが、プラグキャップが社外品なので、防水性がないので、錆びており、旧型Vmaxの場合、イリジウムプラグを使用すると、低回転使用時にカーボンが付きやすく、失火の原因になり易いです。付近の配線類も通しやまとめ方が元に戻っていません。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、点検のみですが、交換時期は不明です。リザーブタンクを外した際かと思いますが、ホース類がねじれて引っ張られています。

  

クラッチレバーの奥のゴムブーツが外れていたので、戻しましたが、劣化しています。ステムベアリングについては、若干引っ掛かりがあるので、少し調整しましたが、グリスが劣化したか、錆びている場合も考えられます。

  

フォークのエア圧は、規定値は0.4ですが、抜けますので、0になっていることが多く定期的な点検が必要です。フロント周りを外した際に、ブレーキホースとメーターケーブルがねじれて干渉しています。

  

エンジンオイルは、銘柄や粘度は不明ですが、汚れや、量の不足は無いようです。エンジン始動後も液面が下がるので、問題は無いかと思います。

  

アクセルワイヤーやホース類の通し方が悪いので、各部修整し、バイザーを付け直しました。

  

Vブースト部のゴムジョイントですが、若干切れています。外していないので、現状、2次エアの吸い込みは無いですが、キャブレターを外すことがあれば、交換した方が良いです。

  

各フルードですが、銘柄、交換時期は不明ですが、交換はされているようです。クラッチ側は、エンジン側の熱がかかるので、劣化が早いです。クラッチレリーズ側の漏れは無いようです。

  

エアクリーナーは、純正コピー商品です。ダイヤフラムは、回転や作動不良はないので、平気そうです。

 

入庫時のバッテリー電圧と容量です。現状問題は無いようです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

 

ヘッドライト点灯時の電圧です。

 

最終チェックと試乗です。車体関係に関しては、年式相応で、それほど問題は無いですが、点火系が思わしくないようです。状態が安定しません。修理に関して、オーナーと相談になります。今回、アイドリング不調の修理依頼がありましたので、プラグコードとキャップ、スパークプラグの交換は、行うと思います。

2019.09.22 作業担当 ヤダ(矢田)

(追記)

オーナーと連絡を取り、プラグコードとキャップを純正に交換し、スパークプラグは、NGK製JR8Cに交換しました。キャブレターの同調を再度確認し、試乗しました。

  

プラグコード周りを分解していて、電動ファンスイッチのカプラーのストッパーが折れていたので、抜け止めでワイヤリングしておきました。今回交換した部品類です。プラグコードの長さが、4本バラバラなのは、疑問ですが、通常、同じ長さにします。

 

再度試乗です。点火系は、改善していますが、キャブレターの状態は、様子見です。納車可能です・よろしくお願いいたします。

2019.09.25 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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秋の交通安全運動(9月21日~30日)が始まりました。事故と違反には注意してください。

  

エンジンオイル交換、フロントフォークオイル漏れ修理、ヘッドカバーガスケット交換でお預かりです。エンジンオイル交換中です。オイルフィルターは、そのままですが、中身のオイルは捨てます。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量を抜きます。

  

前後ヘッドカバーガスケット交換中です。フロントフォークのオイル漏れ修理中です。

  

今回交換した部品類です。Vブーストジョイントが切れていましたので、ヘッドカバーガスケット交換と同時に4個とも交換しました。フロントフォークは、ガスケット、オイルシール、クリップ、ダストシール、Oリングを交換しました。

 

最終チェックと試乗です。修理個所は、問題ありませんでしたが、前後タイヤが両方とも製造後6年を経過しているので、溝はありますが、固くなっており、グリップが落ちています。走行時、注意が必要です。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。

2019.09.20 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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個人的に、車検のあるものは、車1台、旧型Vmax2台ですので、今年は、車と2号機、来年は、1号機と毎年車検があります。お客さんの車両は、2年に1回ですが、いつももう2年たったのかと思います。最近、時間の経過が早い気がします。

  

車検と整備でお預かりです。外装を外して車検整備を行います。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、点検のみです。リザーブタンクも規定量で、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、平気そうです。

  

エンジン始動前と始動後です。エンジンを止めた後の画像はありませんが、量は問題無いです。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cで、点検清掃のみです。キャブレターですが、4番気筒のドレンボルトからガソリンが滲んでいますので、ドレンボルトのOリング交換です。

  

 

キャリパーは、前後とも、パッドの残量はあるので、点検清掃のみです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。クラッチレリーズが付近から若干滲んでいますが、リザーブタンクの量がほとんど減っていないので、今回は、様子見です。

  

フロントフォークオイル交換中です。アクセルワイヤーの点検を行い、問題は無いので、ワイヤー部とアクセルカラー部に注油のみ行いました。

 

入庫時の電圧と容量です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。バッテリーは、補充電を行いました。

  

左側のグリップが少し動くので、清掃し、接着しなおしました。車検は多摩陸事です。雨の合間に行ってきました。

 

今回交換した部品です。フロントフォークのオイル交換時に、トップキャップのOリングと劣化したダストシールは交換しました。オイルシールは、まだ、漏れがなかったので注油のみです。荷掛けボルトを追加し、リアサス上部は、フックを移動し、ボルトのみ交換しました。

 

最終チェックと試乗です。様子見の部分はありますが、特に問題は無いので、終了ですが、タイヤは、前後交換時期です。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。

2019.09.19 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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微妙に天候が安定しませんが、週末は晴れてほしいです。

  

他店購入でコンディションレベルチェックパックでお預かりです。外装を外して点検していきます。

  

フロントフォークのエア圧は、0でしたので、0.4の規定値にしましたが、右のエアバルブが緩んでいてオイルが出ていました。

  

振れるので、部品で購入し、装着されたとのことですが、ボルト類は、ナットを上側にした方が良いです。裏側にナットがあると錆びて取れなくなります。シートレール補強ユニットを装着した場合は、説明書通りタンデムシートのグロメットを半分の厚みに切って方が良いです。補強ユニット分厚くなっていますので、切らないとシートが浮き、差し込み部分が曲がってしまいます。

  

クーラントは、交換時期不明ですが、量は足りており、エンジンオイル混入や漏れ等無さそうです。

  

前後タイヤとも製造が古く、劣化しており、溝も無く、リアタイヤは、接地面が平らです。

  

エンジン始動前と始動後のエンジンオイルのレベルですが、少し少ない用です。タイヤが滑るので、フル加速できませんが、タイヤが正常であれば、エンジンオイルが後ろに寄り、オイルランプが点灯すると思います。

  

ガソリンタンクは、少錆びありますが、通常レベルです。アクセルワイヤーは、戻し側が折れています。

 

液式バッテリーですが、電圧容量とも平気そうです。

  

バッテリーの液量は平気そうです。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

ヘッドライトを点灯すると、0.35V低下します。

  

クラッチフルードのリザーブタンクが空で、少しエアを噛んでいましたので、フルードを足し、マスター部分のエア抜きを行いました。

  

フロント&リアブレーキのフルードです。古くは無さそうですが、フルードにより色が違うので、交換時期不明です。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cです。フロントフォークは、オイル交換時期不明で、オイル漏れはまだ無いですが、ダストシールが劣化しており、クリップも錆びています。

  

  

リアサスペンションは、バンプラバーがなくなっており、新車時のままのようです。

  

前後キャリパーは、パッド残量はありますが、キャリパーは清掃した方が良さそうです。

  

一応ですが、ETCのアンテナの設置場所は、上側に金属のパーツが無いことが望ましいことになっています。電波を受信していれば問題無いですが、この位置はお勧めしません。

  

エアクリーナーは、純正コピー商品で、ろ紙部分に違いがあります。ヤマハ純正の方が性能が良いです。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

プラグキャップは、交換されていますが、プラグコードは、新車時のままのようです。バッテリー脱着時に、イグニッションコイルからコードを抜いて、うまく戻せないと写真のように差し込み部分が腐食して接触不良になります。

  

パイロットスクリューは、機能していましたがゴムキャップが無いので、追加しました。右側のダミーダクト内部のグロメットがないので、追加しました。

 

バッテリー部分も配線保護のグロメットがないので、追加しました。各部点検後、増し締めとキャブレターの点検調整を行いました。

 

最終チェックと試乗です。前後タイヤがダメなので、片手を放すと振れるし、アクセルを開けると滑るので、チェックも大変です。タイヤは、ホイールごと交換予定なので、後は、次回作業時に、まとめて作業したいと思います。納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.09.19 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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修理していていつも思うことですが、旧型Vmaxの場合、過去に何らかの修理をされていることが多いです。修理をする場合は、原因を確認し、手順通りに修理作業を行えば問題無いのですが、原因を見誤ったり、手順を省略すると、大体、再発するか、症状がそのままだったりします。中古車を購入された場合に、中途半端な作業が多いような気がします。

  

バッテリーの突然死で、レッカー入庫です。今回は、マフラー交換がメインでしたが、キャブレターも怪しいので、キャブレターの分解点検とバッテリー交換、フロントフォークスタビライザーの交換も同時に行います。キャブレターの調子が思わしくないので、全分解です。中古車で購入されていますが、どうもその時点でか、その少し前にキャブレターの詰りがあったらしく、分解されてます。作業が中途半端で、汚れが残っていたり、内部部品が緩んでいたり、状態がよくなかったです。

  

今回交換した部品類です。マフラーはカーカーのスリップオンから、逆車純正マフラーを加工したものに交換しました。もともとメッキマフラーですが、加工後、ツヤ有ブラックにペイントし、エキパイも合わせて、半ツヤ黒(耐熱)にペイントしています。キャブレターは、ジェットブロック部のガスケット、ジェット類、エンリッチャーバルブ、ダメなボルト類を交換しました。フロントフォークスタビライザーは、社外品でしたが、当店製に交換しました。

 

最終チェックと試乗です。マフラーとキャブレターの作業を行ったので、燃焼状態が徐々に良くなると思います。しばらく様子見ですが、入庫時よりは改善していると思います。バッテリーは、交換し、社外メーターのメモリー用常時電源線がありましたので、接続場所を変えました。車用のメーターで、メモリー用の電源線をバッテリーに直接つなぐタイプは、バッテリー上がりの原因になります。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。

2019.09.14 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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急に気温が下がり、秋になったような気がします。バイクに乗るのに良い季節になってきました。

  

クラッチレリーズからのフルード漏れ修理と同時にクラッチホース交換、ヘッドカバーガスケット交換、キャブレターのダイヤフラム交換でお預かりです。

  

クラッチレリーズからフルード漏れがあった場合、クランクケース側の塗装が剥がれている場合がほとんどです。プッシュロッドのオイルシールも交換しました。

  

フルードを入れ替えるついでに、お持込のクラッチホースに交換しました。クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量を抜きます。

  

写真を取り忘れましたが、前後ヘッドカバー交換しました。

  

今回交換した部品類です。ゴム類が多いです。

 

最近、ヘッドカバーガスケットの交換が続きます。

 

最終チェックと試乗です。ダイヤフラムを新品にするとゴムが柔らかいので、アクセルへの反応が良いように思います。クラッチレリーズを新品にすると動きが良くなるので、クラッチレバーの動きもスムーズになります。無事納車になりました。

2019.09.13 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今回の車両とは関係ないですが、最近、中古車を購入したが調子が悪いという方が多く、修理や点検の相談が多いです。最終型でも12年落ちですし、整備不良の状態で売られている車両が多いということではないかと思います。

  

6か月点検整備とステムベアリング交換、エンジンオイル交換でお預かりです。先にエンジンオイル交換です。オイルフィルターの中のオイルを捨てていますが、フィルター自体は前回交換しているので、今回は交換無しです。

 

ゲルバッテリー搭載です。入庫時の電圧と容量です。

  

補充電を行います。前オーナーが交換していますが、交換が、2017年12月ですので、今年の冬で2年ですので、冬場は、要注意です。

  

補充電後です。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

前後ゲイルスピードのホイールですが、エアバルブは、交換されています。スピードを出す場合は、ホイールの回転数も高くなり、バルブにも遠心力がかかるので、横向きの方がエアが抜けにくいです。

  

クーラントは、点検のみです。量も問題無く、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、そのままです。

  

 

フルードの点検ですが、色、量ともまだ使用できますが、クラッチ側は、マスターがホンダ純正品で、少し古いので、本体に劣化があります。また、リザーブタンク自体も変色しています。ブレーキ側は、タンクに色が付いているタイプですが、フルードの変色がわかりづらいです。

  

エアクリーナーは、ヤマハ純正でしたので、点検清掃のみです。ダイヤフラムは、回転や、作動不良は無いので、平気そうです。

 

ステムベアリング交換中です。段付き摩耗して動きが悪かったです。

  

社外品のステップですが、純正より構成部品が多いため、定期的な締め付け点検は必要です。

  

  

キャリパーは、点検のみです。フロントのパッド残量は大丈夫ですが、リアは少なめです。ただ、交換時期ではありません。今回交換した部品です。エンジンオイルを除けば、ベアリングのみです。

 

最終チェックと試乗です。ステムベアリングを新品にしましたので、ハンドリングがスムーズになりました。そのほかは、特に問題は無いので、納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.09.12 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今回の修理とは関係が無いですが、最近、MFバッテリーの突然死が多いようです。入庫している場合もありますが、お電話や、メールの場合は、症状を聞いて、バッテリーが原因の確率が高く、ご自分で交換されている場合は、バッテリーの新品交換をお勧めしています。

  

最初のチェックを含め、何度か入庫している車両です。順次、修理しています。フロントフォークのトップキャップ部ですが、ここが錆びていると、しばらくフォークオイルが交換されていない場合がほとんどです。

  

フロントフォークオイル交換中ですが、ダストシールとトップキャップOリングは交換です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量を抜きます。キャブレター周りを外し、前後ヘッドカバーガスケット交換です。

  

クラッチも滑っているので、クラッチ板交換です。センターのロックワッシャ部分に触った形跡があるので、周辺を確認します。

  

おそらくシフトドラムの修理をしていると思います。確認した所、後期型に変わっていました。右側のケースカバーからのオイル漏れ修理です。

  

カバーを外して、ガスケット交換ですが、過去に何らかの修理で外した形跡があります。問題なのは、ガスケットの掃除方法です。基本的にカバーは、接合面が、平面であることが前提で、純正部品も平面出しの加工が行われています。組み付け具合や、熱による変形もあるので、ガスケットを挟みます。外した際に、接合面をキレイにし、平面を出し、新品ガスケットを使用し組み付けますが、接合面をキレイにする際、第一目的は、平面を出してオイル漏れを防ぐことです。なにを思ったのか、前回作業者が、カバー接合面の掃除の際、ベルトサンダー(10cm幅ぐらい)で掃除したらしく、平面の角が丸くなっている上に、面がガタガタになっていました。平面を出すために掃除をするという目標と手段が、きれいに掃除をするという目標と手段に変わってしまい、結果的にエンジンオイルが漏れてしまいました。削ってしまったものは、仕方がないので、当たり面にムラが出ないように修正し、組み付けました。

  

今回交換した部品類です。アクセルワイヤーは2本とも折れ、クラッチは滑り、ヘッドカバーガスケットはオイル漏れ、フロントフォークは、オイル交換時期不明、ステップ破損、キャブレタージョイントひび割れ、Vブーストジョイント裂けといったところです。

 

最終チェックと試乗です。整備時から接触が悪かったのですが、やはりフロントブレーキスイッチの内部接点が劣化しているので、新品交換しました。修理した部分は、問題無さそうなので、納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.09.11 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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旧型Vmaxで国内仕様が販売されていましたが、最終型が1999年式(2000年製造)ですので、最終型でも19年が経過しています。国内仕様の場合は、ヨーロッパ仕様と共通部品が多く、エンジン回りは、フルパワー仕様と同じなので、消耗部品は、今の所問題無いですが、国内仕様専用部品の絶版が多いです。調べてはいませんが、判っている範囲だとハンドルスイッチ類や、イグナイター、マフラー等が無いようです。

  

車検と整備でお預かりです。エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。

  

ダイヤフラムですが、1番気筒(左後)は正常でしたが、2~4番気筒は、ダイヤフラムの回転がありました。分解はしていませんでしたので、応急処置として、負圧検知用の穴の位置を合わせました。スパークプラグは、NGK製JR8Cですが、今回は、新品交換です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

  

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。フォークオイルも交換し、ひび割れたダストシールとトップキャップの劣化したOリングも交換しました。

 

ステムベアリングですが、若干、真ん中で引っ掛かりが出始めていたので、少しだけ調整しました。

  

 

キャリパーは、前後とも点検清掃のみですが、3カ所ともパッド残量が少ないです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

バッテリーは、先日新品交換しているので、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧のみ確認です。

  

今回交換した部品類です。右ステップの取付けボルトが削れて半分ぐらいになっていたので、交換しました。車検は、多摩陸事です。

 

最終チェックと試乗です。昼間は気が付かなかったのですが、純正スピードメーターの上側のメーター球が切れていましたので、交換しました。足回りの前後で、少しアンバランスな部分があります。他車種用のリアサスは、なかなかぴったりとは動きが合いません。また、リアを補強しているので、できればフロントもスタビライザーを交換した方が良いです。無事納車になりました。

2019.09.05 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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旧型Vmaxも製造から年数がたったものが多くなってきており、今回お預かりした車両は、1990年3月製造です。ヤマハのラインオフから29年と6か月です。

  

車検と整備と部品交換でお預かりです。エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。

   

ダイヤフラムは、回転や、作動不良は無いので、平気そうです。点火系を弄っているので、NGK製イリジウムプラグを装着していますが、バランス的に前2気筒の燃焼温度が低いようなので、今回、少しバランスを変えてみます。

  

クーラントですが、エンジンオイル混入は無く、若干のにじみはあるものの、修理するほどでもないので、全量交換のみです。

  

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。USB電源は、バッテリー直径から、メインキー接続に変え、部品(お持込)も交換しました。

  

バッテリー補充電用のカプラーを左サイドカバー付近に装着しました。サイドスタンドスイッチの不具合もあったので、後期型の部品(お持込)に交換しました。

  

 

キャリパーは、前後とも点検清掃のみです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

バッテリーは、秋月電子扱いのバッテリーで、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気です。

  

今回、交換した部品類です。車検は、多摩陸事です。

 

最終チェックと試乗です。特に大きな問題は無いですが、年数的に劣化している部分があるので次回、改修予定です。納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.09.05 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今日から9月に入り、夏も終わりに向かっているようで、気温もあまり高くないです。

  

フロントフォークオイル交換とETC本体移設、リアブレーキ点検でお預かりです。先にフロントフォークオイルを交換します。しばらく交換していなかったようで、トップキャップのOリング付近が錆びており劣化していたので、Oリングは交換です。抜いたオイルは、粘度も無く、色がグレーでした。

  

フロンとフォークを戻し、電装系にはいるところですが、キャブレターがゴムジョイントに刺さっていなかったので、バンドを緩めて、差し込みました。(写真は、半分浮いています。)

  

量販店でETC取り付けのため、本体がタンデムシート下です。他の電装系も取り回しが良くなかったので、一旦メインハーネス以外の社外品を外し、取り付けし直しです。

  

いつも通り、ETC本体は、エアクリーナーボックスとリザーブタンクの間に入れます。隙間は、加工し広げています。バッテリー周辺の配線も一度外し、整理して取り付け直ししました。

  

リアブレーキは、フルードを点検し、エアを噛んでいないことを確認、ペダル、ステップ、マスター周りの取付けを見直し、キャリパーを点検し、後で試乗確認です。

 

今回、外した部品類です。フロントフォークトップキャップのOリングとつながっていなかった電装部品(おそらくニュートラルに入れるとロービームが消灯または減光する部品)、配線保護のチューブ類です。配線保護のチューブ類は悪くはないのですが、付けたことにより狭いところでつぶれたり、太いので邪魔になったりするので、配線上、問題無い部分は、外しました。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無かったので、無事納車になりました。リアブレーキについては、正常な範囲内(踏めばリタイヤがロックします)ですが、純正のゴムホースのままなので、踏み込んだタッチを変えたければ、メッシュホースに交換、制動力を上げるのであれば、パッド交換か(現状社外品)、キャリパー交換になります。ホースを交換するだけでは、タッチは固くなりますが、パッドや、キャリパーを交換しない場合は、摩擦係数や、剛性はそのままなので、制動距離はほとんど変わりません。摩擦係数の違うパッドを使用すれば、効き具合や制動距離は変わります。剛性の高いキャリパーに交換した場合は、ピストンに掛かる反力でキャリパーボディが変形しにくいので、効き具合と制動力が変わります。リアブレーキについては、基本的に制動というよりは、駆動力のコントロールとフロントブレーキとのバランス調整で使用しますので、個人の好みの範囲になります。ただ、社外品のパッドについては、キャリパーの種類によって決まり、車種は関係ない設定ですので、装着してみないとわかりません。

2019.09.01 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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最近思うことは、ある程度の年齢になってきたこともあり、困らない程度の収入があれば、お金を稼ぎたいというよりは、健康を望むようになってきました。車に乗ったり、バイクに乗ったりしますが、健康で体力がないと仕事に支障が出ますし、運転でき無くなります。できるだけ頑張りたいと思います。

  

車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、ギアオイル交換中です。オイルフィルターは、交換しませんが、中身は捨てています。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。秋月電子扱いのバッテリーでしたが、電圧が下がっていたので、この後少し補充電しました。

  

フロンとフォークオイルは交換しませんが、エア圧は規定値に調整しました。

  

エアクリーナーは、K&N製でしたので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は見られなかったので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cで、今回は、点検清掃のみです。

  

キャリパーは、フロント&リアとも点検清掃のみです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

今回は、車検整備と油脂類交換になりましたので、交換部品は、ガスケット類のみです。車検は多摩陸事で、雨の合間に行きました。

 

最終チェックと試乗です。特に問題はありませんでしたが、クラッチマスターが少し劣化しているようで、動きが少し悪いです。すぐに交換というわけではありませんが、もともとピストン径が適合していないので、機会があれば交換をお勧めします。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。

2019.08.30 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 

 



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