ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
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本日(12月28日(水))、年内の営業を終了致しました。来年の営業開始は、1月7日(土)の予定です。ヤフオクの出品は、継続予定です。予定が立て込んで、なかなかご希望に添えませんでした。今年もみなさんには、お世話になりました。年末年始は、慌ただしいので、事故と違反には注意して、良いお年をお迎えください。よろしくお願いいたします。

 

2022.12.28

 



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今年も年末になり、対外的に本日を最終営業日にしました。いろいろな事が予定通りに進まない1年でした。

  

12ヶ月点検整備でお預かりです。エンジンオイル交換中です。オイルフィルターは交換しませんが、中身のオイルは捨てます。

  

前後キャリパーは、点検清掃のみです。

  

エアクリーナーは、純正で点検清掃のみです。劣化有ります。

  

ダイヤフラムアは、1番気筒のみ回転しています。分解はしていないので、位置修正です。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cです。今回は、点検清掃のみです。

  

各フルードは、車検時(去年)に交換しているので、点検のみです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうです。車検時に交換しているので、今回は点検のみです。

 

バッテリーは、Long製ですが、容量が減少してきています。今回は、点検のみです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

 

最終チェックと試乗です。要注意事項は、ダイヤフラム、前後タイヤ、エアクリーナー、バッテリーです。無事納車になりました。

2021.08.28 作業担当 ヤダ(矢田) 



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いまだ去年のブログのアップを時々行っています。4~8月分に未掲載分があります。順次、アップしていきますが、今年の分を先にアップしてしまっているので、同じ車両で、記事が前後する場合があります。

  

12ヶ月点検整備でお預かりです。ギアオイル交換中です。入庫写真を忘れましたので、流用です。

  

クーラント交換中です。

  

スパークプラグは、今回新品交換です。エアクリーナーも新品交換です。

  

前後ブレーキは、点検清掃のみです。

  

充電系ですが、若干低いので、バッテリーとボルテージレギュレーターとレクチファイアを交換しました。

 

今回交換した部品類で、バッテリー(6V)、レギュレーター&レクチファイア、スパークプラグ、エアクリーナーです。

 

最終チェックと試乗です。定期点検整備と定期交換部品の交換のみでした。無事納車になりました。

2021.09.05 作業担当 ヤダ(矢田)



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今年も残り1週間になりました。今年最後の納車がありましたが、お預かりした仕事があるので、仕事納めは、もう少し先です。

  

フロントフォークダンピング加工、スプリング交換、イニシャルアジャスター装着でお預かりです。今回交換した部品類です。スプリングはお持込のオーリンズ製に交換及びポッシュ製のイニシャルアジャスターに交換とカラー加工を行いました。フロントフォークオイルも交換し、ダストシールとトップキャップのOリングも交換です。

 

最終チェックと試乗です。フロントブレーキキャリパーを交換し、制動力が上がっている場合は、フォークスプリングを交換しないと沈みすぎるので、バランスが取れません。また、スプリングのレートを上げた際は、ダンピングも変更しないと、伸びが速すぎるので、乗りにくくなります。無事納車になりました。

2022.12.25 作業担当 ヤダ(矢田)



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現在各地で、積雪による被害や停電等があり、家族とも話していたのですが、現在使っている家庭用品だと停電だと使えなくなるものが多いので、買い替えの際に、停電時使える物か、キャンプ用品等を持っているので、すぐ使えるようにしておいた方が良いのではないかと思いました。特に冬場の場合、暖房器具が問題です。調理器具等は、キャンプ用品で何とかなるので、水とある程度の食料の備蓄は重要です。最近、機械物も中古の流通が多いですが、中古品を購入した場合は、正常に作動するかどうかの整備が重要です。車やバイクの場合、中古車を購入した場合は、カスタムよりまず基本整備に予算を使った方が良いです。最初の時点で、基準値というか、基本性能をなるべく新車時に戻してから乗った方が良いと思います。問題なのが、カスタムされた中古車で、基準値とどれぐらい変化しているかが不明なので、要注意です。

  

コンディションレベルチェックパックでお預かりです。外装を外して点検から始めます。ステアリングダンパーが付いていたので、いったん外してステムベアリング点検です。緩かったので、締めていくと引っ掛かりがあるので、要交換部品です。

  

フロントフォークのエアは、気温低下による減圧や、抜けによる減圧で0になっていることが多いです。規定値は0.4で、最大値1.0まで入れられます。(外人が2人乗りすることを想定してなので、日本人が1人乗りの場合は、基本0.4ぐらいです。)

  

インナーチューブは社外品です。ダストシールにヒビがあるので、要交換です。

  

オイルシールの点検ですが、左側は、クリップの錆ですが、右側は、オイルが滲んできています。

  

フロントは、純正サイズですが、リアは170サイズでラウンド形状が丸くなっています。また、フロントがスピードレンジP(150km/h)でリアがHレンジ(210km/h)でした。次回交換時は、前後純正をお勧めします。

  

リアサスは、新しいので、特に問題は無いです。

  

旧型Vmaxのギアケースは、外観上4種類あり、写真のギアケースは、2番目です。車体の年式は、2000年モデルなので、新車時は、3番目が装着されていたと思います。パイロットスクリュー部は、圧入栓が入っているので、抜いてから点検調整です。

  

アクセルワイヤーは、ハンドル側が、2本とも折れていますので、要交換です。キャブレターは分解歴があり、脱着の際にワイヤーステーを曲げたと思います。

  

前後キャリパーは、パッド残量はありますが、要清掃とフロント右側は、パッド押さえ板部品間違い、リアは、押え板逆です。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cですがリアバンクの燃焼温度が低いようです。リアバンクは、プラグコードの抜け及び腐食がありましたので、修正しました。

  

エアクリーナーは、K&N製です。ダイヤフラムは、1番、3番、4番気筒が回転していました。要交換部品です。

  

とりあえず応急処置で位置合わせ中です。クラッチフルードは、交換時期不明なこととレリーズ側に滲みがあります。また、クラッチマスターは純正のようですが、車種不明です。クラッチホースは、純正ですが、年式不明でした。

  

フロントブレーキマスターは、ブレンボ製純正ですが、車種不明です。ヤマハだとFZ1あたりです。リアブレーキは、交換時期不明なことと量が少ないです。前後ブレーキホースは、社外品ですが、別車種用のようです。ホース類は、要交換部品です。

  

フレーム形式が2LTなのですが、エンジン形式は2WEで、載せ替えを行われたようで、各部のボルトが緩い、もしくは、強度が低いボルトに変わっているので、フレーム関係は、純正ボルトに戻して規定値で締めた方が良いです。フェンダー裏に補強と思われるバーが付いていますが、取付ボルトの強度が低そうなことと、補強バーがストレートなので、リアサスがフルボトムするとタイヤが接触するので危険です。

  

グラブバー等のボルトも規定値で締められないサイズなので要交換です。ガソリンタンクは、錆があるので、要交換です。ガソリンフィルターも社外品なので、純正に交換した方が良いです。タンクが錆びていることと、錆びの粉がフィルターを通過してしまっているので、3番キャブレターが詰まっていました。

  

クーラントは、漏れがあったのでリザーブタンクは、残量が無かったです。また、ラジエターキャップ裏に少量の白濁したオイルが付いていたので、セパレーター部要注意です。

 

Oリング部から漏れがあったので確認したら、ラジエターの配管が間違っていたので、修正ついでにOリングを交換し、怪しい部分に液状ガスケットを塗っておきました。セパレーター部の件もあるので、再修理になると思います。

  

エンジン始動前と始動後の油面です。始動前は、オイルが落ち切っている状態でしたので、オイル量が規定値より少し少ないようです

 

バッテリーは補充電しましたが、弱り気味なので、なるべく補充電を行った方が良いです。

  

エンジン始動前と始動後の電圧です。充電系は、平気そうです。

 

今回交換した部品類です。電装系を整備しなおすことが優先ですが、自作品が多いので、当店で行うことはやめました。また、フレーム関係は、純正に戻した方が良いと思います。後は油脂類が漏れてくると思いますが、その際は、関連箇所は一度に交換した方が良いです。

 

最終チェックと試乗です。とりあえず現状で、できるだけやってみましたが、劣化している部分が多いので、症状が出たところから要整備です。ちなみに2000年モデルは新車時足回りシルバー、マフラーはメッキ、外装はカーボン(グレー色)でしたので、全塗装かと思います。一旦納車になりましたが、再整備の予定です。

2022.12.24 作業担当 ヤダ(矢田)



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毎年のように、車やバイクの新機種が発売されますが、メーカーも国別というか、仕向け地によって発売されるモデルが違ったり、同じモデルで内容が違ったりします。最近は、日本仕様に限定されるのは、軽自動車ぐらいで、車やバイクは、先進国向けモデルが、世界共通仕様で各国の法律で少しづつ違いますが、大差がなくなってきています。どうしても最新モデルは、最新技術満載で、それはそれで良いし、便利になると購買層も広がるとは思います。ただ、個人的に製造技術は最新で、構造的には、シンプルな方が良いように思います。最近は、車もバイクもアジア向けあたりのモデルに気になるものが多いように思います。個人的に最新制御技術満載が好みではないせいだと思います。

  

電装品の点検でお預かりです。バッテリーの点検です。装着率の高いLong製ですが、旧タイプなので、装着後時間がたっていると思います。

 

バッテリー本体の点検です。まだ使えますが、Long製としては、容量が少なくなって来ています。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

ヘッドライトバルブを外してみましたが、純正配線のままで、100/90WのH4バルブでしたので、次回、純正バルブに戻し、ヘッドライトリレーを装着予定です。社外品のイグニッションリレーも装着されていましたが、配線構造が違ったので、次回交換です。スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたが、今回新品に交換しました。

 

最終チェックと試乗です。他店で、車検対応のために高ワットバルブが装着されていましたが、配線に負担がかかるので、次回改善します。無事納車になりました。

2021.08.29 作業担当 ヤダ(矢田)



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毎日整備作業をしていますが、一番難しいのが、自作品等の電装品です。配線図も無いし、配線の色分けも不明、接続場所も不明、部品自体も正常かどうかも不明、整備できないと判断した場合は、作業を中止もしくは手を付けないことにしています。

  

車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイルの混入は無さそうですが、サーモスタット部から漏れがあるので全量抜いてから修理です。

  

  

エアクリーナーは、K&N製ですので洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は見られないので平気そうです。

  

スパークプラグはNGK製JR8Cですが、1気筒失火気味なので、今回は、新品交換です。キャブレターのドレンボルト部からガソリンが滲んでいるので、4気筒ともOリング交換です。

  

前後キャリパーは、点検清掃のみです。

  

バッテリーは、今回交換です。

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3か所とも交換です。

  

  

 

補充電し、電圧は上がりましたが劣化しているので、今回は交換になりました。

  

新品交換後、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

車検は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。水漏れ関係の部品は、交換しましたが、ラジエターキャップも劣化していたので、交換しました。写真を忘れましたが、フロントフォークオイルも交換し、ダストシールとトップキャップOリングも交換しました。

 

最終チェックと試乗です。走行距離が短いことと、車検整備は、毎回行っているので、年式を考えると状態は良いです。無事納車になりました。

2022.12.17 作業担当 ヤダ(矢田)



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最近は、持ち込まれる車両で新車時のままの部品で構成されている車両より、各部年式がバラバラの部品が装着された車両が増えてきました。Vmaxの利点でもあるのですが、基本構成が変わっていないので、年式関係なく部品が交換でき、また、ヤマハの特徴でもあり、他車種の部品がボルトオンもしくは少加工で装着可能なこともあります。個人車も1号機は、フレームとエンジンこそ国内仕様最終型ですが、他の部品は、各年式で気に入った部品を使用しています。

  

エンジン破損のため、車両とエンジンをレッカー入庫でお預かりです。中古エンジンを購入されたとのことなので、走行するまで、正常かどうか不明です。写真のエンジンは、交換して降ろしたものです。元の車両が国内仕様で形式が3UFですので、エンジン形式も3UFです。形式が同じであれば、次の車検も継続検査で通ります。

 

最終チェックと試乗です。交換したエンジンが詳細不明のため、必要最低限での作業となり、エンジン周辺の補器類は、ほぼ元の部品を使用しました。組み上げるまで、ボルト破損やネジ山破損の修理がありました。とりあえずエンジンも無事掛かり、走行してとりあえず問題も無さそうなので、納車になりました。エンジン交換作業が無駄にならず良かったです。

2022.12.18 作業担当 ヤダ(矢田)



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晴れると昼間は気温が上がりますが、日没後は、急に気温が下がるので、夜は仕事がやりにくいです。気温が低いとゴム類が固くなるので、固い場合は、ドライヤーで温めてから脱着作業を行っています。

  

フロントフォークのオイル漏れ修理でお預かりです。

 

今回交換した部品類です。漏れたオイルがブレーキキャリパーとローターに付着していたので、油分の掃除を行いました。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無かったので、無事納車になりました。フォークオイルが漏れるとフロントブレーキが効かなくなる場合があるので、場合によっては危険です。漏れた場合は、早めの修理をお勧めします。

2021.09.01 作業担当 ヤダ(矢田)



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12月も半ばになりましたが、今年は、師走の感覚があまりなく通常通り仕事をしています。年が明けると所有車が全て1つ年式が古くなりますが、個人的な誕生日も年始に来てしまうので、1歳年が増えます。最近、仕事で旧型Vmaxのエンジン載せ替えを行ったのですが、体力が落ちたせいか重かったです。

  

車検と整備、部品交換でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうなので、全量交換のみです。

 

  

エアクリーナーは、K&N製ですので洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は見られないので平気そうです。

 

スパークプラグは、NGK製JR8Cです。今回は、点検清掃のみです。

  

前後キャリパーは、点検清掃のみです。

  

クラッチマスターですが、デイトナニッシン製のラジアルタイプでしたが、ピストン径が合わないので、横型に変更です。

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3か所とも交換です。

  

  

バッテリーは、お持込の部品に交換です。クランクケースカバーと共締めのステップは、荷重をかけると変形するので、使用しているとエンジンオイルが滲んでくることが多いです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

車検は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。フロントフォークオイル交換を行い、ダストシールとトップキャップOリングを交換していますが、写真を忘れましたステムベアリングも点検しています。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無いので、無事納車になりました。ローダウンシートとバックステップの組み合わせは、足の曲がりがキツメです。

2021.09.03 作業担当 ヤダ(矢田)



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休日や用事で夜間車に乗ることや、バイクで夜間に走ることもあり、時々一般的に見て運転がおかしい車やバイクを見ます。危険なのが夜間に無灯火の場合です。車については、最近の車両は、インパネが液晶になっていることや、都内は、街灯が多く比較的明るいので、自分が無灯火だということに気が使いないこともあるようです。(最近は、オートライトの車も多くなったようです。)今までで一番危険だと思ったことは、住宅街であまり明るくない道路で、スクーターが無灯火で走行していました。排気音で気が付きましたが、おそらく故障したまま走行していたとい思われます。後、夜間の視力が落ちてきている場合も危険かと思います。自分が注意していても、事故になる場合もあるので、要注意です。

  

車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

エンジンオイルを抜いている間に、スタータークラッチ交換です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうなので、全量交換です。

  

ウォーターポンプを止めているボルトで1本クランクケース側のネジ山がダメになっているので、修正です。

  

ネジ山が無くなっているのでヘリサート加工で修正しました。

  

クラッチ板交換です。クーラントを抜いている間に、前後ヘッドカバーガスケット交換です。クーラント関係の配管のパイプやOリング類も交換しました。キャブレター下のインシュレーターも交換しました。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は見られないので平気そうです。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cです。今回は、新品交換です。フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップOリングも交換です。

  

フロントブレーキキャリパーは、点検清掃のみです。

 

リアブレーキキャリパーは、パッドとローターを交換です。

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3か所とも交換です。

  

  

 

バッテリーは、点検のみです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

車検は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。かなりの部分の消耗品を交換しましたので、作動チェックです。特に問題は無く、無事納車になりました。

2021.09.05 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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11月は、個人所有物(主に電気系)に不具合が発生し、買い替えや修理が結構ありました。電気系の場合、いきなり不調になることがあるので困ります。仕事が整備士なので、思うことですが、バイクや車は、電気系部品の比率が増えていますが、それでも機械及びゴム部品多いので、定期点検整備を行った方が長持ちすると思います。個人的には、整備と修理は違うと思っていて、人間で言えば、整備は健康診断や普段の生活状況で、修理は、手術に該当すると思います。普段から定期点検整備が行われている場合は、車両の状況がわかるので、不具合箇所の早期発見ができ、早期修理ができれば、良い状態を保てると思います。定期点検を行っていない場合は、不具合が出て、正常に機能しないので修理になるケースがほとんどですが、1か所だけ壊れるケースは少なく、壊れた部分の周辺部品も影響を受けているケースが多いです。点検を行わず修理のみを繰り返している場合、最終的には、全てダメになり修理不可になる場合が多いように思います。

  

車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうなので、全量交換のみです。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cです。今回は、点検清掃のみです。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は見られないので平気そうです。

  

前後キャリパーは、点検清掃のみです。

  

フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップOリングは交換です。インナーチューブが曲がっていますが、幸い左右ほぼ同じ曲がりなので、方向を合わせ、同じ動きをするようにしているので、気になる不具合は出ないようにしてあります。また、曲がりの方向をトレール量が増える方向にセットしてあるので、直進性も何とかなっています。ただ、今後オイルシールがダメになった場合は、左右インナーチューブごと交換です。

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3か所とも交換です。

  

  

 

バッテリーは、電圧は出ますが、容量が減ってきています。要注意です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

車検は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。前回車検時からあまり走っていないので、定期点検整備と油脂類交換のみです。前後タイヤは、古くなってきているので、交換した方が良いです。無事納車になりました。

2022.12.11 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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以前販売していた商品(下記商品)で、諸事情により現在制作していない部品の件です。お客さんに質問を受けてヤフオクを見てみました。同様の機能と思われる商品を製作して出品されている方がいらっしゃいまして、製作及び出品販売については良いと思いますが、ヤフオクに出品されている商品について当店は全く関係しておりませんので、詳細不明です。質問等がある場合は、出品者の方にヤフオクを通して直接聞いてみてください。よろしくお願いいたします。

※先方がいつから販売しているかも不明ですので、場合によっては先方の方が販売開始が古いかもしれません。取付販売については、旧勤務先時代からですので、かれこれ25年ぐらい前ですが、ボルトオン部品として販売したのは、2007年からですので、15年前かなと思います。

旧型V-max用ボルトオンイグニッションリレーキット

 

 

 

ヤマハ旧型Vmax(1985~2007)用のイグニッションリレーキットです。純正のメインハーネスでは、バッテリーからの配線は、メインキーを経由、ヒューズボックスに入り、キルスイッチを通過してから、4気筒に分配されます。配線が長い上に、年式が古くなると配線抵抗が増えるため、イグニッションコイルの1次側の電圧が低下します。このキットを装着すると、バイパス配線となるので、装着するだけで、電圧低下を防ぎ、火花が強くなります。また、マイナス側もアースコードを追加しています。点火系の配線は、逆輸入車、国内仕様とも基本的に同じです。

基本的にボルトオンですので、加工はございません。簡単な説明書付属。



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機械については、劣化や消耗した部品を交換すれば、性能を回復できる場合が多いですが、全体的に傷んできた場合は、交換できない部品も多く、やはり最終的には、車両自体を入れ替えることになると思います。車両購入後、大きな破損や事故も無く長い距離を走行してきたので、車両としての寿命が残り少なくなってきていると気がしました。

  

エンジン始動不能でお預かりです。ご自宅でバッテリーが突然死されたようで、バッテリーを交換し、再始動時、スターターモーターは回転するがクランクが回る様子が無いので、お預かりです。レッカー入庫時にスターターを回してみましたが、空回りしているので、スタータークラッチ破損と思われます。エンジンオイルを抜き作業に入ります。

  

エンジンオイルを抜いた際に、最初に水が出てきたので、クーラントの混入が疑われます。ただ、故障から入庫まで1か月以上空いたので、雨水や結露の可能性も考えられます。分解し、点検しましたが、燃焼ガスの吹き抜けが多く、エンジン内が真っ黒な状態です。ブローバイガスによって、ゴム類の劣化が早いので、各部傷んでいます。

 

今回外した部品です。原因とすると、スタータークラッチ本体を止めているボルト(3本)が緩み、2本が折れていました。緩んでいる状態で、回っていたので、本体も分解し、最後に本体が割れたので、ピンが嚙まず、滑って空回りしたようです。交換後は、普通にエンジン始動できるようになりましたが、エンジンや車体の劣化が進んでいるので、長くはもたないような気がします。

 

今回、試乗はしていませんが、以前から見ている車両なので、現時点でどのような状況かをオーナの方に説明し、納車になりました。

2022.12.10 作業担当 ヤダ(矢田)



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整備士になってから長いですが、判断基準としてメーカーの規定値があり、規定値でも幅がある場合は、経験上から判断する場合も多いです。最近は、テスターの種類も増え、安いものも出てきましたので、時々、試しに買っています。測定機器について、精度については価格と比例するので厳密な精度を必要とする場合は、高い機器が必要になります。工具については趣味でもあるので、色々買いますが、外れもあります。

  

コンディションレベルチェックパックでお預かりです。外装を外して点検から始めます。

  

フロントフォークオイルの交換時期は不明です。エア圧は、左側0.5、右側0.4でしたので、両側0.4に調整しました。

  

フロントフォークは、現時点でオイル漏れは無いですが、若干クリップの錆はあります。

  

前後空気圧は、規定値に調整しました。フロントタイヤは、今年後半に交換されたようですが、リアタイヤは、製造後6年経過しているので、交換した方が良いです。

  

前後キャリパーは要清掃です。フロント左側は、パッドの組付けを修正しました。右側は、ローターも含めて油分が付着していたので、油分除去を行いました。ただ、パッドは、表面を削ったので、当たりが出ていません。

  

ガソリンタンクのブリーザーパイプが外れて、エキパイに接触していたので、所定の位置に戻しました。

  

リアバンクのプラグコードが抜けて腐食していたので、修正しました。プレート前側のグロメットも無いです。スパークプラグは、純正のNGK製DPR8EA-9でしたが、今回、NGK製JR8Cに交換しました。

  

パイロットスクリュー部の圧入栓が入ったままだったので、抜いてゴムキャップにしました。エアクリーナーは純正ですが、要交換です。

  

キャブレターを分解した形跡があり、ブリーザーホースが抜けていたので修正しました。

  

ダイヤフラムは、4個とも回転していたので、要交換です。ガソリンタンクの錆は、給油口付近のみでした。ただ、キャブレターの詰りがあったので、3番キャブレターを清掃、他の3個は、点検及び調整しました。

  

ラジエター下のパイプからクーラント漏れがあったので、とりあえずバンドの増し締めを行いましたが、また、漏れるようだとパイプ交換が必要です。クーラントは、エンジンオイル混入は無さそうでしたが、漏れていたので、補充しました。

 

  

リアショックは、現時点でオイル漏れは無いですが、バンプラバーが両側破損です。

  

今回、目安にフルードテスターを使用してみました。一応フルードの種類はDOT4に設定しました。最初に新品フルード測ってみましたが、水分は0%でした。水は、測定範囲外になるのでテスターは反応しているようです。写真の状態のフルードの場合、水分量3%と表示されています。今回からテスターを使ってみたのは、リザーブタンクが色付きだったり、色付きフルードだと判断しにくいこともあります。

  

フロントブレーキフルードです。水分表示だと1%ですが、そこに溜まっている部分(変色)で測ると2%でした。

  

リアブレーキフルードです。水分表示だと1%ですが、そこに溜まっている部分(変色)で測ると2%でした。

  

エンジン始動前と始動後の油面です。オイルの色は新しそうでしたが、番手が柔らかいのか、エンジン音は、大きめでした。

 

バッテリーは、電圧及び容量とも平気そうでした。

  

エンジン始動前と始動後の電圧です。充電系は平気そうです。

 

今回交換した部品類です。キャブレターの状況が良くなかったので、修正してからプラグを交換し、調整と同調を行いました。車体増し締めの段階で、規定外のボルトがあったので、純正に戻してから、増し締め作業を行いました。

 

最終チェックと試乗です。コンディションレベルチェックパックの結果については、色々あったので、納車時にオーナーに説明の上、納車になりました。

2022.12.04 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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