部品が大体揃ったので、KSR80のエンジンを組み立て始めました。まず左右クランクケースの各ベアリング類の交換をし、オイルシール圧入。
次に右クランクケースへミッション関係の装着。
クランクはもちろん芯出し済みです。クランク圧入。
左のケースを合わせて、見ましたが、さすがカワサキ、クランクがケースの中央に来ていません。マニュアルによると左右のクリアランスに差がある場合は、クランクが真ん中に来るように調整となっていました。ゲージで測りながら調整しました。他のメーカーの場合は、普通に組むと真中です。
腰下を組んだら、フレームに乗せてしまいます。
その方が安定して作業できます。さすがカワサキ、マグネットローターを組んだのですが、ベースプレートの固定は、もともと長穴で、しかも穴センターに印があり、進角も遅角もできるようになっています。レーサーみたいです。
ピストンは、0.5mmオーバーサイズでボーリングしました。
いつもながらピストンリングの合口隙間が狭すぎです。
過去にもカワサキのニンジャ系のエンジンを組んでいましたが、その時も隙間狭すぎでした。
一応、シリンダーヘッドの燃焼室の加工とシリンダーのポートの段付修正加工はやりました。2ストローク歴は、Vmax歴より長いです。
クラッチの部品が一部待ちなので、今日は、ここまでです。
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