ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
★Vmaxデモ車仕様諸元  ★新製品企画募集中  ★ユーザーズレビュー
 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





最近、色々な物や事の料金が値上がりしており、色々厳しくなってきましたので、2月に入りましたら、各コストを考えた上で、料金を改定することにしました。部品について、純正部品や、社外部品については、各販売価格が変更された場合は、順次変更いたします。また、去年、受けた仕事は、キャンセルが無い限りは、全て引き受けてきましたが、1年間やってみて、やはり時間が足りなく、お待たせしたことが多かったので、受付方法等を変えた方が良いかと思っております。現時点で、お受けしている作業予約については、価格や作業順番等は、そのまま行います。よろしくお願い致します。

2022.01.30 ヤダ

 

出典:ヤングマシン

 



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旧型Vmaxも最初期型だと37年が経過しており、90年代後半の売れた時期の車両でも25年ぐらい経過しています。個人売買や中古車店での販売価格もそれほど高くはなく、そのためお金を掛けて整備をされている車両が少ない傾向がみられます。根本的に壊れている車両は少ないようですが、消耗部品がほぼ要交換の場合は、結構金額がかかるので、購入時は、なるべく整備をされている車両を購入した方が、購入後の出費が少なくてすみます。また、Vブーストコントローラー(純正)等が廃番だったり、大物部品が廃番だったりするので、外観もなるべくきれいな車両を選んだ方が良いと思います。

  

コンディションレベルチェックパックとマフラー交換でお預かりです。外装を外して点検から始めます。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いですが、交換時期不明です。ラジエター下のオンオフバルブがオンのままで、エンジン始動直後からラジエターが作動しているので、暖気が遅いです。また、冬場は、オーバークールになる可能性があります。

  

エアクリーナーは、K&N製ですが、要洗浄です。ダイヤフラムは、4個とも回転しているので、要交換です。

  

スパークプラグは、純正です。カブりやサビ等あるので、要交換です。1番気筒(左後)が失火していましたが、火花は、飛んでいました。プラグコードとキャップがNGK製で、防水性無です。キャップの内蔵抵抗値も純正と違います。

  

ダイヤフラムが回転しており、開き方がバラバラなので、とりあえず、位置を4個とも規定位置に戻しました。応急処置です。Vブーストバルブは有りますが、Vブーストコントローラーがありません。また、モーターも点検しましたが、うまく回ら無いようです。とりあえず全閉位置にしました。

  

バッテリーは、純正タイプなので、液面は車載で確認可能です。とりあえず、スパークプラグ交換前に、4気筒の燃焼とダイヤフラムの作動を確認し、キャブレターの確認と同調を行いました。ただ、右側2気筒(3番4番)はパイロットスクリューが固着しており現時点での回転数が不明です。機能上は、生きていました。

 

補充電後のバッテリーの電圧と容量です。とりあえず使えそうです。交換時期不明です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

エンジン始動前と始動後のエンジンオイルの液面です。エンジンオイル漏れですが、ヘッドカバーは、前後滲み有、ウォーターポンプは、ガスケット合わせ面からオイル漏れ有です。

  

前後タイヤは、製造後、約2年半ぐらい、空気圧少し低めでした。

  

リアサスは、バンプラバー(底付き防止ゴム)無しで、左右オイル漏れ有です。

  

フロントブレーキ&クラッチフルードは交換時期不明、フロントブレーキは、量が少ないです。

  

リアブレーキ回りは、一度整備済みらしいですが、フロントブレーキ回りは要整備です。

  

  

タンク内は、上部錆び有で、燃料センサー要チェックです。(ガソリン量が多かったため今回不明)右ハンドルスイッチのリザーブスイッチも要点検です。左側ハンドルバーエンド無です。

  

リアフェンダーと止めているボルト3本のうち2本脱落、1本ゆるみ有りで、脱落寸前です。ナンバー下にタイヤに擦った後があります。

  

フロントフォークは、現時点では、オイル漏れは無かったですが、クリップ錆び有と、オイル交換時期不明です。

 

旧型Vmax用ではないレギュレーターがついており、機能上は作動していますが、取付けがタイラップ(結束バンド)です。

 

とりあえず、コンディションレベルチェックパックを行い、試乗してきました。大きくは、壊れていませんが、各部要整備です。インジケーター類不調と、クラッチ板滑り有でした。

 

試乗後、錆で穴の開き、エキパイ破損のある純正マフラーを外し、お持込の中古マフラーに交換です。SP忠男製ですが、エキパイ下部に地面と擦った後があり、潰れありです。マフラー交換後、スパークプラグをNGK製JR8Cに交換し、キャブレターの同調を再度行いました。マフラーを交換すると排圧が変わるので、要同調です。

 

最終チェックと試乗です。要整備事項はありますが、今回は、ここまでです。無事納車になりました。

2021.10.30 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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最近の車やバイクに乗ると、電子制御のおかげで気を使わなくても普通に乗れ、さらにシフトチェンジのクラッチ操作や、発進時の半クラッチ時のエンスト防止、シフトダウン時のブリッピング等を自動で行う機能等があったりすると乗り手の技術が低下し、どうやって動いているかの作動原理も身につかないので、人間側の理解力も低下していく気がします。性能維持に手が掛かったり、お金が掛かったりするので、好きな人以外は旧車はお勧めはしませんが、できれば、電子制御をオフにできるモードが選択できる機能があると良いと思います。機械(車やバイク)を趣味で使う場合は、使う側が、作動原理を理解していて、使う側が、自分で制御した方が、やることは増えますが、手間を楽しめると思います。

  

ヘッドライト及び点火系の配線追加でお預かりです。作業を始める前にガレージの床に夜の間にクーラントが垂れていましたので、水漏れ修理も追加になりました。外装を外して始めます。

  

ガレージの床にクーラントが垂れていたので、確認するとサーモスタットのフタの合わせ面から漏れていました。

  

クーラントは、エンジンオイルの混入は無かったので、全量交換と水漏れ修理です。

  

過去に他店で水漏れ修理を行った後があったのですが、修理作業がいまひとつだったことと、サーモスタット部のケースをクランクケースに装着しているネジ山を破損しかけていたので、とりあえず、ネジ山を修正して装着しました。また、他店で、ヘッドライトバルブを交換されており、車検対策のためか100/90WのH4バルブが装着されており、そのままだと配線に負担がかかるので、60/55Wのバルブに交換し、デイトナ製のヘッドライトリレーを加工して装着しました。

  

他店でバッテリー交換時に、リアバンクのプラグコードを外して交換されているケースが多いですが、この部分は、コード先端もコード本体もテーパ-嵌合で締めて装着しているので、脱着前提のカプラー等と違い、コード交換時以外は外さない方が良いです。取り外して、そのまま再度装着された場合は、隙間が空き、そこで火が飛ぶので、腐食しているケースが多いです。接触不良になると失火の原因になります。

  

イグニッションの配線も社外部品が装着されていましたが、配線加工し直しました。今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。最初、吹き返しがあったり、リアバンクの燃焼が悪かったりしましたが、しばらく乗っていると復調し始めたので、少し距離を乗って状態を確認しました。無事納車になりました。

2021.01.29 作業担当 ヤダ(矢田)



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以前、購入ご希望者をお聞きしたオリジナルパーツの旧型Vmax用クロモリ製アクスルシャフト前後セット(新品)ですが、入荷し、ご希望者の方の分は、納品済みで、残1セットです。ヤフオク出品中です。よろしくお願い致します。ご希望の方は、次回生産未定ですので、在庫があるうちに購入してください。

旧型Vmax用クロモリ製アクスルシャフト前後セット(新品):販売価格50,050円(税込)

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1034534834

  

 

 

 

2022.01.29

 

 



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最近、体力が落ちてきているせいか、ちょっとしたケガや、痛めることが多いので、運動必須だと思いました。年々、ケガの治りが遅くなってきています。気温が低いと体の動きも悪いので、要注意だと思います。

  

クラッチ板交換でお預かりです。新車から初めてのクラッチ板交換だったようで、ケースカバーのガスケットが硬化していて剥がすのに時間が掛かりました。

  

年式的には、対策済みですが、一応、シフトドラムのピン部確認です。ピンが外から抜けない対策部品です。クラッチスプリング(ダイヤフラムタイプ)も使用限度でしたので、交換です。いつも通りですが、スプリングの足が8本で、柱部が、6本です。なるべくうまく配置しても2本の足が柱の中間になり、クラッチを切った際に押えのプレートが変形するので、クラッチを交換する際は、2枚重ねにしています。新型VMAX1700も基本的に同じ構造ですが、押えのプレートは、厚くなっています。ちなみにダイヤフラムタイプのスプリングは、板バネの角度で、反力が変わるので、クラッチレバーの握り始めは重いですが、クラッチが切れる辺り(半クラッチ付近)は、軽くなります。社外品のコイルスプリングに変えてシングルレートだった場合、圧着力を同じにした場合は、構造上、純正より半クラッチ付近は、重くなります。

 

最終チェックと試乗です。特に問題はなく、無事納車になりました。

2021.01.27 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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一般的に、通勤に使用する状況は、シビアコンディションに当たると思います。特に、東京のような環境だと信号が多く、走行距離に対して、信号待ちの回数や、アイドリングの時間が長く、走行距離に対してエンジン稼働時間がかなり長くなります。車とオートバイでは、単純比較はできませんが、なんとなくですが、同じ走行距離だとすると、オートバイの方が、劣化具合が2倍ぐらいのような気がします。(オートバイの10万キロと車の20万キロといった具合です)当店で見ている旧型Vmaxで、同じ車両でエンジンオーバーホール無で、一番距離が出ている車両は、通勤に使用していて、現在19万キロ弱です。目立ったオイル上がりや下がりは無いようですが、エンジンオイルは燃えているので、排気がオイルの臭いがします。ブローバイガスの状態が悪化しているので、各ゴム類の劣化が早いです。

  

エンジンオイル&オイルフィルター交換、フロントフォークオイル漏れ修理でお預かりです。時間が無かったので、作業中の写真が無いです。フロントフォークについては、オイルシール劣化によるオイル漏れでした。

 

最終チェックと試乗です。無事納車になりました。

2021.01.26 作業担当 ヤダ(矢田)



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最近、雪は降っていませんが、気温が低いので、エンジンが始動しにくかったり、ゴム類が固くなったり、縮んだりして油脂類が漏れることが増えています。気温が低いとバッテリーの能力も落ちることが多いので、冬場に乗ることが多い方は、気温が低い場合の対策を考えた方が良いかもしれません。気温の低い時期は、朝、ガレージに来ると床にクーラントが漏れていることが多いです。また、夜中に試乗する際は、エンジン始動時に掛かるかどうか心配になります。

  

レッカー入庫で、エンジンが掛から無い状態と車検でお預かりです。まず、エンジン始動について修理が必要かどうか点検です。車検ですので、車検整備も同時に行います。エアクリーナーは、純正コピー部品でしたので、点検清掃のみです。フィルター部が純正と違い、目が細かいので、吸い込みが少し悪いようですが、エンジン始動には問題無いです。

  

ダイヤフラムも回転や作動不良、ニードル部の固着は見られないので、平気そうです。スパークプラグは、NGK製JR8Cで、火花は飛んでいるので、点検清掃のみです。

  

バッテリーは一応、補充電しました。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。結果的に、キャブレターフロート室のガソリンを4気筒とも抜いて、各通路を点検し、新しいガソリンを入れて、エンジンは始動できました。ガソリンは、揮発性で、燃えやすい成分が、先に蒸発し、燃えにくい成分が残りやすいようで、フロート室や、ガソリンタンクのガソリンが古い場合は、点火しにくい場合があるので、要注意です。

  

今回、エンジンオイルとフィルターは交換後200km程度ですので、交換無しです。ギアオイルは交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

 

  

前後キャリパーは、パッド残量はあるので、点検清掃のみです。

 

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

車検は多摩陸事です。今回は、油脂類交換メインです。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無いですが、定期的にエンジンは始動し、ガソリンも定期的に入れた方が良いです。無事納車になりました。納車後、タイヤ交換に行かれたようです。(車検は受かるが摩耗しているため)

2021.01.27 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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最近、毎日が忙しいからなのか時間が経つのが早い印象があります。バイク業界に入ってはや30年、現在のガレージでも3月で8年になり、車検の期間は2年のはずなのですが、前回も車検を取ったお客さんが、車検で入庫されると、もう2年たったのかという印象になります。

  

車検と整備でお預かりです。特に修理は無い予定なので、点検整備から始めます。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

  

クーラント全量交換中、エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

前後キャリパーは、パッド残量はあるので、点検清掃のみです。

  

フロントキャリパーは、他店作業時のグリスが固まり、ピストンとパッドの動きが良くなく、フロンントブレーキをかけた際の印象も良くないので、固着したグリスを清掃しました。リアについては、問題無かったので、点検清掃のみです。

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。クラッチとフロントブレーキのマスターはブレンボ製で、リザーブタンクが、色付きなので、フルードの色がわかりづらいです。

  

 

バッテリーの点検で、電圧と容量(CCA値)です。現時点では問題無さそうです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

タイヤについては、前後で交換時期がズレて(一般的にリアの方が先に減るので、フロント1本、リア2本のサイクルです。)いますが、車検は問題無い状態です。ただ、一般的に空気圧が低いと接地面がつぶれるので、真ん中より少し離れたところに偏摩耗ができるので、要注意です。また、当たり前ですが、溝があり、トレッド面が分割されているので、直進している状態から倒していくと溝の部分で変形具合が変わります。(溝の手前は、溝に向かって落ち込むので、溝の反対側が摩耗)新品時は、溝の両側で、接地面の高さが同じですが、摩耗してくると溝の両側で、接地面に段差ができるので、タイヤにかかる荷重の状態によっては、振れの原因になる場合があります。(荷重が掛かるとタイヤが変形し、溝の前後の差は無くなりますが、荷重があまり掛からず変形が小さい場合は、段差になります。タイヤは荷重が大きく掛かる方向に変形し摩耗しますので、フロントタイヤは、ブレーキ方向(逆回転)、リアタイヤは、加速方向(正回転)に摩耗が進むことが多く、旋回中は倒しこむ方向に変形すると思います。)

  

以前に点火系は、ASウオタニ製に交換しているので、現在、NGK製イリジウムプラグに交換されています。純正より火花が強くなっているので、カブりも無く普通に焼けて(燃焼)います。基本的に交換部品が油脂類だったので、捨てていない交換部品は、ガスケット類のみです。

 

車検は、多摩陸事です。ヘッドライトですが、もともとレンズカットと反射板が、H4バルブ用なこともあり、また、LEDバルブは、発光部のチップが、左右についているので、反射の状態により、真ん中に集光しにくい場合、車検に通らない場合があります。

 

最終チェックと試乗です。細かい修理や、点検整備のみで、特に問題も無く、無事納車になりました。

2021.01.23 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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毎日、色々な作業をしていますが、不思議と同じ作業が続くことがあります。作業内容はこちらで決めているわけではないので、いつも不思議に思います。

 

今回は、継続検査のみでお預かりです。以前、完全水没から復活した車両で、その後、2年前に車検を取りましたが、あまり距離が延びておらず、本格始動は、春ということでしたので、春先に、まとめて点検整備と油脂類交換を行うことにして、とりあえず24か月点検を行い、継続検査のみ受けてきました。

  

前回整備時から2年たっているので、一応確認です。クーラントは、量の減少や漏れ等無いので、点検のみです。

  

タイヤ(キズ&溝の深さ)とブレーキ(作動及びパッド残量)の点検です。ABSの作動チェックは行います。

  

入庫前にバッテリーがダメになり、新品交換されたということなので、始動前のバッテリー電圧と始動後の充電電圧(ヘッドライト点灯時)です。充電系は平気そうです。

 

車検は、多摩陸事です。光軸調整時に問題が発生し、ヘッドライトボディ横側左右と下側のヘッドライトステーが社外品で、純正部品(アルミ製)固定部分の厚みが足りず、ヘッドライトが左右に動いてしまうという問題が発生しました。とりあえず、車検は合格しましたが、ヘッドライトステーは、純正に戻すか、固定部分の対策が必要です。 

 

最終チェックと試乗です。車検切れになるとオーナー様が動かせなくなるので、とりあえず車検を受けましたが、再度春先に整備と油脂類交換が必要です。無事納車になりました。

2021.01.13 作業担当 ヤダ(矢田)



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もともと身長があまり高く無いことと、最近体力が落ちてきているので、たまに新型VMAXを押し歩きすると重く感じます。運動不足もあるので、体を鍛えなければと思いました。

  

車検とエンジンオイル交換でお預かりです。1年前に車検を受けており、車検整備も行っているので、今回は、24か月点検のみです。車検満了日から1か月前までは、満了日継続になりますが、前回車検時から1年で継続検査を受けると車検満了日は、新たに車検を受けた日から2年間になります。今回は、オーナーのご希望で、車検がある車体が他にもあるので、車検の時期(年度)をズラしたいというご希望でした。一応、車検から1年は経過しているので、整備はしませんが、24か月点検を行います。

  

クーラントは、量の減少や、漏れ等無いので、点検のみです。

  

前後タイヤ(キズ、溝の深さ)とブレーキ(作動&パッド残量)の点検です。ABSの作動チェックは行います。

  

最近、お勧めしているのは、タイヤの空気圧(内部温度)センサーです。個人車の車と2号機に長期使用していますが、今の所問題が無いことと、価格も安いのでお勧めです。昔は、部品も大きく、高かったです。写真のセンサーは、少し高かったそうですが、スマホのアプリで、画面で表示されていました。個人車で使った際の感想ですが、車のホイールで、ゴム製のバルブが多いですが、ゴムが切れて空気圧低下がすぐにわかったので、即、近くのガソリンスタンドで、ゴムバルブ(スナップインバルブ)を交換してもらいました。その後のディーラーでの点検時に、他の3個も硬化していたので、交換してもらいました。通常走行していても、4輪のうち、前後で、内圧や内部温度の上昇具合に差があるので、簡易的なタイヤの状況が判って面白いです。2号車の場合、特に気になったのが、冬場の寒い夜で、ガレージで、前後空気圧を規定値入れ、夜中に走りだしたのですが、夜中で、交通量も無く、路面が冷えていたので、しばらく乗っても、逆に空気圧と内部温度が下がっていくので、タイヤに負荷を掛けない走行状態だと、冷たい路面に逆に熱を奪われ、全然タイヤが温まらないばかりか、冷たくなる状況でした。(停止後、タイヤを手で触っても表面が冷たかったです。)気温の低い日の夜は要注意です。タイヤの温度が下がるとグリップ力も下がるので、転倒の原因になります。

  

始動前のバッテリー電圧と、エンジン始動後(ヘッドライト点灯時)の充電電圧です。バッテリー及び充電系は平気そうです。

 

継続検査は、多摩陸事です。基本的にノーマルなので、問題は無いです。

 

一応、最終チェックと試乗です。無事納車になりましたが、自賠責保険を追加で、12か月延長すると、意外と高いです。

2021.01.12 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今年で、バイク業界に入ってから30年ほどたつので、バイク業界の内情をいろいろ見てきました。パソコンの普及からインターネットの普及、携帯電話の普及からスマホへの転換、バイクに関しては、販売台数の減少、2ストローク車の新車販売減少、中古車(旧車含)の高騰、仕事の面では、便利になった半面、一般的な中古車の整備で、純正品では無く、外国産のコピー商品の使用による質の低下等もあり、安い中古車の状態の低下が見られた時期もありました。色々と社外品で、純正コピー商品が販売されており、よく見かけますが、価格が安い場合は、コストダウンされていることも多く、品質、耐久性、精度等で個人的には、使わないかなと思うこともあります。個人車の作業を行う場合は、基本的にメーカー純正部品を使用し、後は、経験上信用できる部品、無い場合は、外注製作部品を使用しています。個人所有のバイクやスクーター、車等の整備の場合、価格ではなく、純正部品の性能を基準に、最低限同等、もしくは、純正より良いと思われるものを使用した方が、機械の質が低下せず、長く使えることが多いです。

  

ヘッドライト交換、ヘッドライトリレー加工、ヘッドカバーガスケット交換、左ハンドルスイッチ交換でお預かりです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

  

前後ヘッドカバーガスケット交換中です。今回交換した部品類です。

  

ヘッドライト交換済みです。デイトナ製のヘッドライトリレーを加工して装着済みでしたが、今回は、オンオフリレーを追加しました。お持込のXJR1300(インジェクション)タイプの社外品で左ハンドルスイッチをお持込でしたので、加工し装着しました。日本製ではないようでしたが、材質や、配線の状態を見ると、長く使うのであれば、ヤマハ純正の方が良いと思います。機能的には、作動しますが、配線が細いので、ヘッドライト関係がH4バルブの場合は、どうかと思いますが、今回は、ヘッドライトリレー装着済みで、スイッチにはあまり電流が流れないので、大丈夫だと思います。

 

最終チェックと試乗です。作業中に他の配線部分も直したので、問題なく作動しています。前後タイヤは、交換時期です。無事納車になりました。

2021.01.18 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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今年に入り、感染者が急増しています。また、制限等が掛かると出かけにくくなるので、困ったなあと思っています。この前、用事があり、電車に乗り、新幹線にも乗りました。雪が降った翌日だったので、朝早くにかかわらず、電車が混んでいましたが、駅までの道路は、凍結していて、こういう日は、カブみたいなバイクがいいかもと思いました。タイヤは細いし、足は付くし、クラッチが2種類付いて要るので、何速でも停止でき、何速でも発進可能です。気温が低く湿気がある状態だと、4スト空冷エンジンの方が乗りやすいです。2スト水冷はなかなか大変です。2スト空冷のスクーターでも走れなくはないですが、エンジン回転を下げると止まるし、回転上げ気味だと発進してしまうし、リアが空転するとエンジンが吹けて余計空転するので、天候が悪い日は、4スト空冷単気筒のオフ車かカブが良いです。

  

ヘッドライト交換とヘッドライトリレー装着、バルブ交換、外装交換、マフラー交換、キャブレター点検調整及び同調でお預かりです。

  

前後フェンダー(塗装済)をお持込でしたので、交換です。

  

お持込のBagoo製マフラーの交換とエンジンオイル交換を先に行います。オイルフィルターは次回交換です。

 

ハンドルが高かったので、イージーフィットバーのミドル(純正に近い)に交換しました。

  

ハンドル交換に伴い、グリップも交換です。

  

ヘッドライトをマルチリフレクターに交換し、H4バルブ交換、デイトナ製ヘッドライトリレーを加工して装着しました。

  

ボルト類も錆びているので、今回は、ケースカバー周りのボルトを交換しました。

  

外した純正マフラーです。錆びて破損していたり、サイレンサーにも穴が開いており、ボルト類も錆びて折れるような状態でしたので、取外しに時間がかかりました。

 

今回交換した部品類です。ほとんど廃棄で、前後フェンダーのみお持ち帰りです。

 

最終チェックと試乗です。排気漏れも無くなり、キャブレターの点検調整及び同調も行ったので、乗りやすくなりました。トップカバーは、オーナーが交換されるそうです。無事納車になりました。

2022.01.10 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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同じ車種、似たような症状での修理でも、分解してみると状態がそれぞれ違うので、同じ部品を交換する場合でも、分解に時間がかかったり、修正する必要があったりで、問題なく作業できる場合と面倒な場合だと、作業時間が全く変わってきます。

  

クラッチレリーズ交換とスタータークラッチ交換でお預かりです。エンジンオイルを抜いてから作業です。

  

クラッチレリーズを新品に交換しましたが、前回他店分解時に、ボルト類の位置を間違って装着しており、クラッチレリーズがうまく装着されていませんでした。シフトペダルのステー部分は、2本ボルトが長いですが、クラッチレリーズ部のボルトと間違えて装着されていました。

  

クラッチフルードを新品にし、マグネットローターを外しました。

  

マグネットローターも過去に外そうとした形跡があり、ネジ山が痛んでいました。今回交換した部品類です。必要最低限で部品交換を行いましたが、古い車両の場合は、過去の他店での修理の際に間違った作業で、悪化している場合があるので、なかなか難しいです。

 

最終チェックと試乗です。修理個所のチェックと油脂類漏れチェックです。無事納車になりました。

2021.11.02 作業担当 ヤダ(矢田)



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車もバイクも生産終了車は、部品が供給されている間は、中古車として流通していますが、年式が古くなり、部品の供給が徐々に減ってくるあたりで、旧車に分類されてくると思います。旧型Vmaxも部品の供給が減ってきており、大きな部品は、かなり販売終了になってきています。とりあえず、消耗部品は、困らない程度に出ますが、入手でき無い場合は、社外品等を使用して修理することになります。個人的には、正常に作動するもしくはオリジナル部品より性能が良い(操作性が良い等)のであれば、オリジナル部品にこだわらないのですが、純正フルオリジナル状態にこだわりだすと大変です。

  

旧勤務先から見ている車両ですが、ユーザー車検や軽整備は、オーナーご自身が行っており、重整備や、加工が必要な整備を担当しています。今回は、リアキャリパーで、長年使っていたこともあり、パッドが減ってピストンが出てくると、直径に対して噛み合わせが浅くなり、斜めになり引っ掛かる癖が付き、引きずるようになったので、リアキャリパーを交換することになりました。今回は、中古と新品を組み合わせながら、交換しました。

 

パッドとローターが中古なので、全く当たりが出ませんが、引きずりはないので、無事納車になりました。

2021.10.31



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本日(1月6日(木))から営業開始致しました。今年もよろしくお願い致します。あいにく雪模様となりましたが、現時点で、雪も止んでおり、ガレージの前の道も雪が無い状況です。旧年中にお受けした作業予約ですが、本人の作業能力がいたらず、本年に持ちこしてしまったお客様方、大変申し訳ございませんでした。営業開始致しましたので、1月のスケジュールを調整しながら、順番にご連絡致します。ただ、明日(1月7日(金))は、緊急の用事が発生したため、臨時休業となります。1月8日(土)は通常営業致しますので、ご予約の方は、予定通りで大丈夫です。よろしくお願い致します。

 

旧年中は、ご予約を受けすぎて、順番待ちが長くなり、ご迷惑をおかけしておりますので、本年は、仕事のやり方について、少し考えてみます。

2021.01.06 ヤダ

 



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