ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
★Vmaxデモ車仕様諸元  ★新製品企画募集中  ★ユーザーズレビュー
 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





本日で、8月が最終日でした。明日、明後日は、車検に出かけます。

お預かりしているVmaxですが、リアサスが、オーバーホールから、アルマイト処理に出ています。また、フロントは、イニシャルアジャスターがバックオーダーになっています。追加のあったフロントブレーキパッド交換を行っておきます。

  

交換時期でしたので、左右ともブレーキパッドを交換しました。ピストンを押し戻したため、マスター側の液面は上昇しています。

   

車検でお預かりです。順次作業していきます。エアクリーナーは、清掃しましたが、次の点検時には、交換した方が良いです。スパークプラグは、前回車検時から交換していないと思いますので、今回交換しておきました。

   

   

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル、クーラント、フルードは交換しました。

 

バッテリーは、劣化はありますが、今回は、補充電しておきました。左がエンジン始動前、右がエンジン始動後(ヘッドライト点灯時)です。後は、車検に行ってきます。

  

車検でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換です。キャブレターは点検し、ダイヤフラムが回転していたので、とりあえず応急的に位置のみ戻しましたが、分解したら、4個とも交換です。後は、明日以降の作業です。

車検でお預かりです。各部点検してから、ご連絡致します。

2016.08.31 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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最近、1日に1回は雨が降ります。湿気があるので、蒸し暑いです。

   

先日、部品でお持込頂いたフロントフォークの部品が揃いましたので、組み上げました。アウターチューブと小物を除けば、ほぼ、新品です。2001年式がベースで、インナーチューブとスライドメタル類、オイルシール、ガスケット類を新品にし、フォークスプリングは、オーリンズ製、イニシャルアジャスターは、ポッシュ製ブラックボディ&ゴールド(エアバルブ付)です。フロントフォーク周りのデーターはホームページにまとめていますので参照してください。シングルレートで純正よりレートが高いので合わせて、インナーロッドの穴を加工してダンピングを上げてあります。スプリングレートのみを上げた場合、圧側は、まだよいのですが、戻り側の動きが速くなりすぎますので、ダンピングを上げる必要があります。フォークオイルの粘度を上げてしまうと全体の動きが遅くなるので、細かく動かなくなる場合があります。また、シングルレートだと、動きがわかりやすいので、セッティングは楽ですが、単にイニシャルアジャスターを装着しただけだと、イニシャルを掛ける方向しかできないので、カラーをカットして組み込み、イニシャルを抜く方向にもできるようにしてあります。

オーナーの方には、メールをお送りしましたので、ご返事ください。

ホームページの方は、判る範囲でデーターを集めておこうと思っています。

よろしくお願いいたします。

2016.08.24 作業担当 ヤダ(矢田)



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最近は、台風のせいもあるのか、天気が安定しません。夜に雨が降ると、試乗に行けなかったりします。

仕方がないので、晴れている昼間から夕方に掛けて、試乗とキャブレター調整です。大体、1度で決まることは無いので、試乗後、ガレージに戻り、調整を変更し、再度試乗の繰り返しです。

フロントフォークは、部品待ち、リアサスは、オーリンズをオーバーホールに出していますので、前後とも純正サスを仮付けし、試乗しています。

 

気になっていた部分で、シフトリンケージのピロボール部にサイドスタンドの先端が一部接触し、リンケージの動きが悪いので、スタンドを削りました。また、試乗中、組み立て式シフトペダルの一部が緩んで、シフトできなくなったので、分解し、ネジロックを添付して締めなおしました。コワース製のバックステップは、この部分が、よく緩みます。

キャブレター同調、調整、セッティングを行った結果、1速2000回転からアクセルでフロントを浮かし、そのまま加速できるようになったので、終わりにしました。このマフラーは、3000~4000回転付近のトルクが出しやすい設定です。

新製品ではないですが、旧型Vmaxの逆車のキャブレターで、パイロットスクリューの圧入栓を抜いたままの車両が結構あるので、ゴムキャップをラインナップに入れました。

  

4個セットで、税込¥1,814です。ヤフオクにも出品しておきました。

今まで作った製品での製作段階の話です。

クロモリ製のアクスルシャフトセットを販売していますが、昔からのお客様で、この部品を使用していて、64チタンで製作できる環境であったため、試作で作ってみたのが、下の写真の部品です。

  

フロント側はほぼ同じ形ですが、リア側は、中空にはしてありません。完成後、クロモリ製のアクスルシャフトと比較を行ったそうですが、曲げ剛性で、クロモリ製の方が良かったということで、64チタンでの製作は、試作で終わりました。販売しているクロモリ製のアクスルシャフトセットは、部材から削り出した後に熱処理を行ってから、仕上げ削り、表面研磨、メッキの5工程掛けていますので、部材から削り出した製品よりは、剛性が上がっています。64チタン製に比べると重量的に不利ですが、剛性で優っていることと、価格も64チタン製より安いです。結局、64チタン製を試作されたお客様は、クロモリ製を使用されています。

現在販売しているクロモリ製アクスルシャフト前後セットの写真です。

最近発売したリアブレーキキャリパーサポート(100mmピッチ)ですが、ワイズギア製が絶版のため、製作販売を行いました。完全コピーするのも芸がないので、デザインを少し変えたことと、ワイズギア製がわりと柔らかい材質でしたので、固めのアルミ素材を使用し、剛性を上げてあります。見た目だと判断できませんが、使ってみるとブレーキを使用した際のフィーリングが少しカッチリしたようにも思います。

  

左側が、ワイズギア製、右側が、今回製作したサポートです。ちなみに純正サポートは、アルミ鋳造ですが、結構柔らかいようで、キャリパーのピストンの出具合が左右違う場合、ブレーキを使用するとピストンが良く動く方にキャリパーが反力で動いているのが判ります。(メインスタンドをかけて、リアタイヤをエンジンで回転させてブレーキをかけると良くわかります。)

部品を作る際に、売値がありますので、コストと利益のバランスが難しく、コストをかけると儲けが減り、利益を優先すると部品の質が落ちます。あと、1ロットで製作する数もコストに関係します。いつも部品を作る際は、まず1番目に自分が個人車で使用するので、納得いく性能を優先します。ですので、どうしてもコスト高になります。あまり利益は出ませんが、部品の仕上がりには満足していますので、個人的に納得しています。

2016.08.23 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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今日は、何とか天気が持ったのですが、蒸し暑かったです。現在、台風接近中です。

ご来店ありがとうございました。いつもありがとうございます。

ご来店ありがとうございました。フロント周りについては、振れが出るようでしたら、また、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。

   

エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ギアオイル交換、エアクリーナー清掃、スパークプラグ交換とその他でお預かりです。

  

ETCのアンテナは、位置を上げました。USBの電源は装着し直しました。ETC本体もカードの抑えの部分にスポンジを足しました。レバーは分解しましたが、サビで固着していて回りませんでした。雨が降ってきましたので、ETCは試しておりません。よろしくお願いいたします。

 

フロントサスのカラーを純正の長さに戻して、リアサスの位置決めをしましたので、外してオーバーホールとアルマイトに出します。後は、フロントのイニシャルアジャスターを装着し、リアサスのセッティングを行ってから、また、試乗します。

2016.08.21 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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降ったり、止んだりの天気で、バイクの乗るのも大変です。

  

コンディションレベルチェックパックでお預かりです。コンディションレベルチェックとキャブレター調整&同調になります。この場合、純正状態を想定していますので、フルタイムVブーストになっている場合は、キャブレター脱着料金がかかります。まず、コンディションチェックから始めます。エアクリーナーボックスは、オリジナルエアダクト(旧タイプ)とK&N製エアフィルターに交換してあります。この車両を見るのは、2回目ですが、現在のオーナーになる以前のオーナーの際に、ローダウンとフルタイムVブーストが装着されていました。マフラーは、加工マフラーでしたが、現オーナーが後付で交換しています。

   

外装を外してみると、フルタイムVブーストだったことを思い出しました。ダイヤフラムは、3番気筒のみ正常で、1番、2番、4番気筒は、ダイヤフラムが回転していました。クーラントは、現時点では、漏れていないようですが、リザーブタンクが空になっていました。

     

スパークプラグは、DPR8EA-9の純正でしたが、カーボンが溜まっていたことと、3番のみ焼けが悪く錆びていたので、新品に交換してから、調整と同調を行いました。フルードはチェックのみですが、クラッチは劣化が早いですが、前後ブレーキも劣化している状態でした。フロントのブレーキパッドがあまりなく、ピストンが出ているので、相対的にリザーブタンクのフルード量が減っています。

エンジン始動前です。バッテリーは、秋月電子後期型でした。

エンジン始動後、ヘッドライト点灯時です。

キャブレターの調整と同調を行いましたが、フルタイムVブーストのため、一度、穴の開いていないジョイントを装着し、4気筒を分割して、調整と同調し、キャブレターを外して、フルタイムVブーストに戻す必要があるため、手間が多いです。

   

ガソリンタンクのブリーザーホースがマフラーのエキパイと接触していましたので、取り回しを変えました。サイドスタンドとシフトのリンクが当たっていますので、後で、スタンドを少し削ります。オーリンズのオーバーホールも同時に受けたのですが、右側がオイル漏れしています。

 

一度、中のゴムのフタを取付直した状態のマスターです。フルードが下限になっていますので、この場合は、キャリパー側のパッドがあまり無い状態です。ヤマハ製ブレンボですが、パッドは薄いところで約1mmです。

 

メインハーネスのアース線がなかったので、探したら、まとめてバッテリーのマイナスに接続してありました。この状態だとフレームアースが取れませんので、写真右の純正状態に戻しました。

   

装着位置の違うボルトを移動したり、ラジエターキャップの外側のカバーのグロメットを装着したり、溶けていた配線を直したりしておきました。右側のウインカーの作動がおかしかったので、配線をチェックしていましたが、原因は、右後ウインカーの内部に水が入っていました。水を抜いて、分解して、錆を落として治りました。

組み上げて、一旦試乗です。同調は、問題無いと思いますが、まだ、少しスロー系が濃いようなので、後で調整します。

雨は上がっていますが、湿気があるので、少し濃い目になります。

2016.08.20 作業担当 ヤダ



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どうも降ったり止んだりで安定しませんが、晴れている時間もあります。

本日納車になりました。ご来店ありがとございました。

 

納車前に撮影しましたが、クーラントも量、色とも正常、エンジンオイルも量、色とも正常です。早めに修理したので、他の部分に影響が出なかったようです。

今日は、事務仕事とホームページの更新をしていました。各油脂類推奨データーとトラブルシューティングのページを追加しました。気が付いた部分をその都度更新していますので、たまに覗いてください。

納車がありましたので、現在、ガレージが開いております。修理及び点検、車検等でのお預かり可能です。よろしくお願いいたします。

2016.08.19 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今日は、降ったり、止んだりで、天気が安定しませんでした。ヤマハが休みのため、部品待ちの作業は、ストップ中です。

作業メニューで作業する確率の高いものをパックメニューにしてみました。また、主な修理については、工賃を記述しました。詳細は、ホームページの作業メニューを参照してください。ホームページも随時更新していますので、たまに覗いてください。

主なものは、下記になります。

①コンディションレベルチェックパックA:工賃30,000(税別)

※ご好評を頂いている下記3点のコンディションレベルチェックと車体周りの締め付けトルクチェック、キャブレターの調整と同調をセットにした作業パックです。同時に作業を行うことにより、現状でのコンディションを把握できる上、車体周りとキャブレターの点検調整で、より標準の状態に近づけます。(※キャブレターの調整&同調を行う場合は、パイロットスクリューの圧入栓抜きが必要なことと、マフラーは、騒音規制タイプ及び純正マフラー以外は作業出来かねる場合があります。また、フルタイムVブーストになっている場合は、別途キャブレター脱着料金がかかります。)

  ◯コンディションレベルチェックサービス:工賃10,000(税別)

  ◯車体周り締め付けトルクチェック:工賃13,000(税別)

  ◯キャブレター調整&同調:15,000(税別)

コンディションレベルチェックパックB:工賃20,000(税別)

 ※下記、2種類のサービスパックです。

  ◯コンディションレベルチェックサービス:工賃10,000(税別)

  ◯車体周り締め付けトルクチェック:工賃13,000(税別)

 ③コンディションレベルチェックパックC:工賃20,000(税別)

 ※下記、2種類のサービスパックです。

  ◯コンディションレベルチェックサービス:工賃10,000(税別)

  ◯キャブレター調整&同調:15,000(税別)

 ★コンディションレベルチェックサービス:工賃10,000(税別)

 ※車両の状態を点検項目67カ所と試乗により把握し、改善箇所があった場合は、おおよその予 算をお伝えいたします。しばらく点検をしていない場合や、中古車を購入して状態が不明な場合、まず、現在の状態を把握するところから始めた方が不調になる原因を取り除けることが多いです。時間がかかりますので、最低限1日はお預かりになります。

※ガレージが狭いので状況によってはお預かりできない場合もあります。必ず、お電話もしくはメールにてご予約下さい。

★車体周り締め付けトルクチェック:工賃13,000(税別)

パイロットスクリュー点検:工賃8,000(税別)別途ゴムキャップ代

 ※真鍮製の圧入栓を抜き、スクリューの点検とゴムキャップ装着

今週末は、予定が空いておりますので、お預かり可能です。

よろしくお願いいたします。

2016.08.17 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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昨日は台風の影響で雨でしたが、帰るころには、止んでいました。本日は、台風一過のため、蒸し暑かったです。

  

セパレーター部修理の続きですが、基本的には、消耗品交換と油脂類交換でした。

  

一番左側(写真だと下側)はマグネットローター部からの通路でブローバイガスの部屋につながっています。2番目は1番2番気筒への冷却水通路です。真ん中の部屋は、クランクメタル部から立ち上がったオイルラインが、シリンダーヘッドに至る通路と、ブローバイガスの部屋で、ここからエアクリーナーボックスへパイプで接続されます。一番右側は、ウォーターポンプから上がってくる冷却水の部屋と3番4番気筒への冷却水の通路があります。エンジンオイルとクーラントの通路が隣り合っていますので、Oリングというかガスケットが劣化するとオイルとクーラントが混じる原因になります。

組み立てた後の確認ですが、エンジンを始動する前に、スパークプラグを抜き圧縮がかからないようにして、シリンダーヘッドに上がるオイルラインの点検ボルト(写真中央)を外し、スターターでクランキングして穴から、エンジンオイルが出てくることを確認し、ボルトを戻し、何回かクランキングしてシリンダーヘッドにオイルを回しておいてから、スパークプラグを戻しエンジンを始動します。今回は、燃焼室にオイルが入ったため、マフラーにもオイルが回っていたため、しばらく白煙が出ましたが、徐々に減ってきたので、一旦止め、外装を戻し、試乗に行きました。

サイレンサー部のグラスウールにオイルがしみ込んでいるため、しばらくは後方にオイルが飛ぶと思いますが、燃焼室への混入は止まっているため、目立った白煙は治まっています。

納車可能ですので、よろしくお願いいたします。

お預かりしたフロントフォークですが、2001年式で、スプリングは純正でした。写真の部品以外は、注文し、納品待ちになりますので、揃い次第加工して組み立てます。

2016.08.17 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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今日は、それほど暑くなかったのです。渋滞途中の方は、事故や違反に注意してください。

 

フロントフォークをお持込で、オーバーホールと部品交換の作業でお預かりしました。分解時に一旦、ご連絡致します。作業が終了いたしましたら、宅急便で発送いたします。

  

走行中、マフラーから白煙を吹き、レッカーで入庫し、お預かりしました。エアクリーナーボックスを開けてみるとオイルが吹き上がっていました。その場合、構造上、ファンネルに吸い込ませていますので、燃焼して白煙を吹きます。

  

オイルが吹き上がった原因ですが、点検窓を見るとオイルが白濁しており、クーラントが減っていましたので、Vバンクのセパレーター部に異常があり、水温上昇とともに圧力が上がった際に、クーラントがエンジンオイルに混入し、エンジンオイル白濁しつつ量が増え、ブローバイガスとしてエアクリーナーに吹き上がったと思われます。エンジンの白濁状況からして、エンジン温度が上がってからではなく、比較的温度が低い状態でクーラントが混入したと思われます。

  

エンジンオイルを抜き、オイルフィルターを外しました。セパレーター部修理後、クーラントと、エンジンオイル、オイルフィルターは、交換です。ふとナンバープレートを見ると車検のステッカーの期限が切れていますので、オーナーに確認してみます。

 

コンプレッサーは、大小2基使っていますが、小さい方から突然煙が発生し、停止しました。一応全分解して調べてみたら、機械的問題はなく、コンデンサーが1個、内部ショートしたらしく燃えていました。仕方がないので、代替品を買い修理しましたが、外部寸法が合わず、元の位置に装着できなかったので、外側に、とりあえずタイラップ止めです。冷却を考えると外付けの方が良いのかもしれません。ついででしたので、2基ともコンプレッサーオイルを交換しました。

あす、8月15日の月曜日は、定休日ですので、お休みです。

2016.08.14 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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現在、お盆の最中ですが、営業しています。今週後半の作業のまとめです。

キャブレターオーバーホールでお預かりした車両の最終チェックです。前日の夜に試乗した際に、アクセルオフ時の状態が少し薄いようで軽いアフターファイヤが出ていました。パイロットスクリューの戻し回転数で調整し試乗です。問題なさそうでしたので、納車になりました。

先日のBMWのボックス取付ですが、ベースの部分を黒に塗装というご希望がありましたので、追加でペイントしました。納車になりましたが、今回の作業は、気に入って頂けたようで良かったと思います。

 

お預かり車両の続きです。インナーチューブが点錆で、オイルシールがだめになるので、2本とも交換です。インナーチューブを交換するので、ガスケット類や、スライドメタル類は、新品交換です。最終型は、インナーロッドの固定に特殊工具が使えないので、分解組立が少し面倒です。

車体の整備が終わったので、試乗チェックです。問題無いようなので、タイヤ交換を行い終了です。

  

フロントタイヤは、新車時のまま(2006年29週製造)です。リアタイヤは1回交換済みです。(2010年30週製造)両方とも新しくないので、前後新品交換です。交換後納車になりましたが、クラッチ板の引きずりが少し出ていますので、少し乗ってもらって改善しないようであれば、クラッチ板交換です。

   

スタータークラッチ交換とフロントフォークオイル漏れ修理で、お預かりです。この年式は、左リアサスの前にヘルメットホルダーが無いタイプですので、フレームに汎用のメットホルダーが装着されています。ここのパイプの直径は、25.4mm、つまり1インチほどですので、ハーレーのハンドルに装着できるような部品があれば流用可能です。

 

急いでいたので、写真を取り忘れましたが、フロントフォークをオーバーホールしました。インナーチューブに傷がありましたので、少し研磨しました。インナーチューブガードがお勧めです。

試乗走行し、問題ないようでしたので、納車になりました。

お盆前からの修理は、すべて完了し、納車しましたので、現在、お預かり可能です。明日、日曜日(8月14日)は営業していますが、月曜日の8月15日は、定休日になります。

2016.08.13 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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今週は、お盆前なのか、少し立て込んでいます。

  

お預かりしている修理車の続きです。バッテリー下のフレーム部にガソリンタンク前部のステーを差し込みますが、グロメットがありません。ここがないとリア側のボルト2本と下側のグロメットで、支えていますので、破損の可能性があります。

  

純正ではないボルト類を純正に戻し、適正トルクで締め付けます。また、リアサスの上部は、オーナーのご希望により、荷掛けフックを装着しました。

    

フロント周りは、フォークオイル漏れでオイルまみれでしたので、オイルを洗浄してからキャリパーの点検及び清掃を行いました。リアは、点検清掃のみです。

   

クラッチとフロントブレーキはフルード交換です。純正マスターの蓋のボルトが錆びつきダメになっていたので、ステンレス製のピン付トルクスに交換しました。

 

リアブレーキフルードも交換です。フルードは吸湿性があり、ほっておくと水が分離するので、キャリパー内やマスター内部の錆の原因となります。

   

オーナーのご希望により、純正マスター用のアジャスタブルレバーに交換し、クラッチ側のブッシュをベアリングに交換しました。ブッシュのように削れることがほとんどなく、少しだけですが、クラッチレバーの操作を軽くできます。また、グリップも同時に細目にしましたので、操作性がアップしたと思います。

 

スパークプラグは、サビもあったので、NGK製JR8Cに交換しました。また、プラグコードの差し込みは、取り付け直し、イグニッションリレーを装着しました。最終型ですが、さすがに、製造から10年近くになりますので、それなりの劣化があります。

   

キャブレターのオーバーホールとインシュレーター交換、配線チェック等でお預かりです。過去に、分解した後があり、あまりよい状態ではなかったので、内部のゴム部品のみ全交換です。ダイヤフラムも圧入が緩んでいたのですが、ここは後でも交換可能なので、今回は見送りです。

雨が降っていたので、天候が回復し、路面が乾いてから試乗に行きました。マフラーが加工してあるせいか、エンジンが温まってくると、軽くアフターファイヤが出ますので、明日、再度、点検と調整します。

Vmaxのお客様のセカンドバイクのBMWにボックスを付ける依頼があったので、材料を買いに行き、簡単な取り付けベースから作りました。

  

キャリアの穴にうまくはまるようにベースを作り、コンテナボックスをボルト止めします。コンテナボックスの裏の格子状の部分は、隙間があくので、ワッシャで厚みを調整します。裏側は、地面に置いた時に安定が良い様に、突起は、同じ高さにしてあります。また、コンテナ内部からのボルト止めですが、頭が平らで薄いものにし、内部に突き出さないようにしました。

 

ボックスにひっかける部分を装着し、フック付きゴムバンドで縛るようにしてあります。引っかける部分は、直径の大きなワッシャを外と内部に装着し面圧を稼ぎ、割れにくくしてあります。キャリア側の後方下側にもフックを付けました。

一応試乗チェックです。ボックスは、問題無いと思います。前に乗った時よりサスの動きが変わっていますが、いまひとつ反応が、少し遅いように感じます。ペイントと電池交換も行ってあります。明日にでも、ご連羅します。

2016.08.10 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



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今日は納車が3台ありましたので、ガレージに空きができました。無事、Vmax2台、メイト1台納車です。ご来店ありがとうございました。

通販というか、キャブレターを単体で送って頂き、ジェット類交換でお預かりしました。

セッティング用に各1台分は在庫していますので、交換していきます。在庫分は、ガレージで使用する個数しかありませんので、販売の場合は、ご注文後、お取り寄せになります。

  

キャブレターの連結を点検したら、問題なさそうでしたので、連結したまま裏蓋のみ開けて作業になります。スロージェットですが、国内仕様とカルフォルニア仕様、南アフリカ仕様、最終型は、左側の形のスロージェットです。カナダ仕様(最終型は除く)、アメリカ仕様は右側のスロージェットです。番手が同じでも形の違いにより、ガソリンの計量口の高さが変わりますので、今回は、右側のジェットを使用します。また、パイロットスクリューも一応点検しましたが、一番締めこんだ場合、ポート内に先端が少し露出します。(写真)4気筒とも締めこんで、同じように露出しない場合は、出てこない気筒に問題があります。

  

ダイヤフラムカバー下のパージジェット部にOリングが入りますが、ここの穴に真鍮製のジェットが圧入されています。奥に入っている箇所がありましたが、ここは、ダイヤフラムの内側と外側にたまったガソリンを吸い込ませるための役割ですので、問題にはならないと思います。ボディにも小さな穴が開いていますが、ここもパージジェットの穴ですので、途中で合流し、チョーク系統の穴に出ていきます。詰まっているとダイヤフラムの内外にガソリンが溜まり、ダイヤフラムを痛める原因になります。

 

今回は、メインジェット、スロージェット、エアジェットを各4個交換しました。ただ、残念ながら、ダイヤフラムの圧入が緩んできています。写真のように、キャブレター単体で送って頂いても分解組立等の作業は可能ですが、同調を取る場合は、車体が必要です。また、マフラーによって排圧が変わりますので、それに伴い負圧も変わります。ですので、マフラーを交換した場合は、キャブレターの同調調整が必要です。キャブレターの分解組立ですが、パイロットスクリューが錆びて固着している場合は、取れないことが多く、その部分は、ほぼ分解不可です。今回は、作業が終わりましたので、明日にでもご連絡致します。

  

お預かりした車両の整備の続きです。まだ、部品が揃わないので、できる部分から作業です。エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ギアオイル交換、クーラント全量交換です。あとは、部品が届き次第進めていきます。

2016.08.06 作業担当 ヤダ(矢田)



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梅雨が明けてから、少し仕事が立て込んでおります。

ご来店ありがとうございました。定期的にメンテナンスをしていると、徐々に調子が良くなっていくと思います。

コンディションレベルチェックとウォーターポンプオーバーホールでお預かりです。以前から修理を担当しているので、走行距離は出ていますが、それほど状態は悪くないと思います。

  

外装を外して点検に入ります。クーラントについては、以前、ラジエター下の水漏れ修理はしていることと、オイル混入はないので、クーラント交換とポンプのオーバーホールを行います。

  

エアクリーナーや、プラグは問題なさそうです。プラグキャップは、新車時のままなので、失火の症状が出たら、交換した方が良いと思います。(今回は、そのままです)

エンジン始動前。

エンジン始動後、ヘッドライト消灯時。

タコメーターで回転を合わせると若干回転が高そうでしたので、デジタルの回転測定器で合わせました。タコメーターだと針半分ほど低く表示されるようです。

  

ヘッドカバーガスケットの前後からオイルのにじみがあります。ヤフオクで見かける補強ステーを始めてみましたが、ちょっと板厚が薄いのと曲げに対する対策がないので、今回の場合は、装着状態で湾曲しています。裏側は、恐らく取り付けが逆かと思いますので、取付直しておきます。

   

クーラントを全量抜き、ポンプ部分のみを外して分解です。回転部分の方のシールが裏側の錆で浮いてきています。

   

錆が酷いので、新品交換しました。今回、外した部品です。ギアもポンプ側が、プラスチックで、駆動側のバランサーシャフトのギアが鉄で、ポンプ側が摩耗するようになっているので、今回交換しました。

オーナーに連絡を取り、クーラントを抜いているついでに、ヘッドカバーガスケットを前後交換します。

組み立て後、クーラントを入れ、エンジンを始動し、水漏れがないことを確認してから、最終チェックと試乗です。

納車準備できましたので、ご連絡致します。

 

中古で購入された車両で不具合が多いので、まとめて修理です。

   

リアリフレクターが無いことと、プレートの色が年式違いです。距離は走っていないようなので、不動車だったようです。社外品が結構装着されていたようで部品を外した跡が結構あります。リアフェンダーも取り付けが間違っていました。

    

ニーグリッププレートやサブフレーム、エンジンガードが装着されていたようです。インナーチューブの錆が酷いので、オイルシールが破損し、置いておくだけで、オイルが漏れてきます。テールランプも社外品だったようです。

   

とりあえず、バッテリーを交換したようで、元に戻してなくプレートが置いてありました。マフラーも社外品だったようで、純正マフラーが後付されています。エアクリーナーはK&N製でしたので、洗浄して使用します。クーラントは今の所漏れも無く、オイルの混入も無いので、クーラント全量を新品交換です。

  

バッテリーは、とりあえず平気そうですが、サイズが怪しく、一旦入れると出しにくいです。また、底に敷くゴムシートとバンドがないので、追加しました。リアバンクのプラグコードも装着があまかったので、装着しなおしです。

 

パイロットスクリューは栓が入ったままだったので、抜いて、動作確認です。キャブレターの同調もあっていなかったので、一旦合わせてから、各パイロットスクリューの動作確認です。同調がずれて、スロットルバルブが開いていると、パイロットスクリューを締めこんでも反応しない場合があります。

 

エンジン始動前。(液式なので、MFタイプより若干低めです。)

エンジン始動後、ヘッドライト消灯時ですが、レギュレーターは平気そうです。

  

ハンドルの角度と左右がずれているので、標準に戻します。タイヤは新しくなく、溝もなあまりないです。リアタイヤが真ん中減りしていると、ハンドル振れの原因となります。

  

立てつけがおかしいので、確認すると、ガソリンタンクを中古品で交換したようで、ガソリンタンクをフレームに固定しているグロメットがありません。現状、リア側2点止めなので、破損の可能性があり、タンクは、少錆びなので、交換しませんが、いったん外して取り付け直しです。ステムベアリングは、距離相応のようで、調整して使用します。一旦組み立て、試乗します。

フォークオイルが漏れて、フロントブレーキが効かないので、主にリアブレーキ使用ですが、走行上は車体には特に問題はないようです。見積りを出して、ご連絡致します。

毎日、すこしづつ慣らしをしています。今の所問題はないようです。

2016.08.05 作業担当 ヤダ

 

 

 



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今日は、午前中は良かったのですが、午後は、降ったり止んだりでしたので、蒸し暑かったです。

12か月点検整備の続きです。

  

スパークプラグ、プラグキャップ、プラグコードを新品に交換しました。やはりリアバンクのイグニッションコイルとプラグコードの接続が悪く、2個とも劣化していました。掃除して、接続です。フロントフォークは、フォークオイルのみ交換です。

  

クーラントは、エンジンオイルの混入はありませんでしたので、クーラント全量とガスケットの交換です。

   

オーナーの希望により、エアダクトをオリジナルに交換です。吸入口を広げてあることと、仕切り板を延長してあります。

最終チェックと試乗です。問題はありませんでしたので、明日にでもご連絡します。

修理でお預かりです。来週、点検の上、ご連絡します。

2016.07.31 作業担当 ヤダ



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