昔から来ていただいているVmaxで、今回車検だったのですが、車体を含め整備しなおしました。
ベースは、国内仕様最終型で、フルタイムVブーストのコンプリート車でした。その後変化し、ローダウン、外装変更、フレーム補強(溶接)、ダイマグ装着等、順調に進んでいます。
今回は、整備及びキャブレター周りのリファインです。もともとダイノジェットST-7のニードルとスプリングをオリジナルフルタイムと組み合わせていたのですが、今回は、ニードル加工と大気開放加工を行い、スプリングをノーマルに戻し、ニードルジェットを変えました。ダイノジェットのスプリングは柔らかいので、反応は良いのですが、戻りも弱いので、あえてノーマルのスプリングを使用し、大気開放することによって、開きと閉じの反応の良さと滑らかな動きを出すようにしました。
セッティング中に、マフラーのネジ止めしていない暖気用消音パイプが後方に飛んでいきましたので、排圧は結構上がったと思います。走行する場合は、消音パイプはネジ止めしないと全開時に危険です。
操作系ですが、ステップを細いものに変更しました。チェンジとブレーキの感触が
変わりますので、お勧めです。
ステップバーについては、VMG大原の商品ではないので、VMGでは販売しておりません。個人的に頼まれれば、製作しています。
そういえば、今日(11月13日)ミスターバイクの取材があり、中古車関係の記事が12月6日発売の号に出るようです。今回は、Vmaxの特集らしいので、その他の内容もあるそうです。
写真のVmaxにも装着されているのですが、US製のインスツルメントカウルは、ヤマハで絶版になりました。
ワイズギア扱いのオプションパーツは、生産を止めた部品がいくつかあり、メーカー在庫限りのパーツが増えてきました。
| Trackback ( )
|