自宅からガレージまで約3.5kmなので、通勤は、スクーターたまに徒歩です。スクーターに乗っていると他の車の運転を怖く感じることが多いです。外人は不明ですが、日本人は昔から車に乗ると性格が出る方が多く、軽自動車に乗っていると普通車に強引な割り込みをされ、バイク(排気量が小さいほど)に乗っていると車(軽自動車~大型まで)から割り込みや幅寄せをされることがあります。確かに種類が違うと速度が合わせにくいとは思います。全てのドライバーが悪いわけでないですが、各車の種別で一定人数悪意がある運転をされることがあります。最近は、時間の無駄なので、酷いことをされても、性格が悪い人が来たと思い、近寄らないようにしています。注意していることは、車もバイクもブレーキを掛ける際は、掛ける前に後ろを確認してからブレーキしています。一般道(高速含)を走っている場合、過失割合にかかわらす当たったら負けと思って運転しています。今週3連休になりますが、みなさん事故や違反には注意して運転してください。
前勤務先からのお客様で、海外赴任も含めて8年ほどガレージ保管の車両をお預かりです。8年ほど前に長期保管方法を聞かれ、オイルがは入っている箇所は、そこそこ平気ですが、ガソリン関係が問題になるので、ガソリンよりは、エンジンオイルを入れておいた方が良いと回答したので、お客様の方でガソリンタンクに満タンにエンジンオイルを入れたままの状態でした。お預かり後、ガソリンタンクを確認しましたが、錆びは無かったので、ガソリンタンクからオイルを抜く作業から始めました。リアタイヤと純正マフラーを外し、ガソリンタンク左下側のドレンボルトから抜きます。
エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。
フロントフォークは、オイル漏れが無かったので、とりあえずエア圧を規定値にし、様子見です。納車後漏れたら、追加修理になります。
クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうなので、全量交換のみです。
クーラント全量抜き中です。
エアクリーナーは、純正なので点検清掃ですが、上部のスポンジが劣化しているので、後日交換です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので平気そうです。
前後キャリパーは、点検清掃のみです。
フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。
バッテリーは、新品交換です。
スパークプラグは、NGK製JR8Cです。予備検査前に新品交換します。キャブレターと燃料ポンプについては、点検清掃と作動確認です。
エンジンオイルは交換しましたが、8年ほどエンジンを始動していないので、まず、各部にオイルを回します。圧縮を抜くため、スパークプラグは外したままです。最初にピストン円周部の一番高い部分にエンジンオイルを流します。ピストンリングにオイルを流すためです。次に左クランク端のカバーを外し、手でクランクを回します。オイルポンプが回り、オイルを吸い上げると、順番としてオイルフィルターを経由し、クランクシャフト左端のボルトのセンターの穴からオイルが出ます。オイルを確認し、カバーを装着します。
クランクシャフトまで、オイルが上がっていれば、次にシリンダーヘッドへのオイル通路のボルトを外し、オイルが出るかどうかを見ます。ここまでオイルが来ていれば、直ぐにカムシャフトまでオイルが上がります。
最後に、スパークプラグを抜いたままスターターモーターを回して、エンジンオイルを各部に潤滑させます。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。ガソリンにエンジンオイルが混じっていますので、しばらく排気からオイルが燃焼した煙がでます。
ナンバーを返納した状態(一時抹消)でしたので、練馬で予備車検です。車検前にスパークプラグは新品交換です。その後、別の陸事でナンバー登録しました。今回交換した部品類です。
最終チェックと試乗です。各部点検整備と油脂類交換(フォークオイル除く)で車検は通ったので、ナンバーを登録し納車です。しばらく様子見です。前後タイヤは、後日交換予定です。無事納車になりました。
2024.09.07 作業担当 ヤダ(矢田)