今夜は注文の多い…ではなくって、いろいろ縛りの多い参加型アコースティックジャンボリー『Aカップ 』の4回目。8時半開演です。
昨夜は水曜日でしたが、特別LIVE営業。ニューオーリンズでジョニー・アダムスのバンドやカーク・ジョセフ、Dr.ジョンやシリル・ネヴィル等々と活動してきたギタリスト・ヒロナリをフロントマンに迎えたセッション新企画。
バンマスというか番頭?はハチャトゥリアン楽団、渋さ知らズ、シタラムータで活躍するチューバ奏者ひっしー。この夜のお題はニューオーリンズ!
ギター、チューバ、ドラム、サックスの最小編成ともいえるニューオーリンズコンボ。電気楽器はヒロナリのギターだけ。
いや~これがいい感じでした!お客様方からは「いい音だ~」と賞賛の声が。各楽器の音質、バランス、ハーモニーがなんとも気持ちいい。ビッグチーフなんて最高だったッス。
イキイキと演奏するヒロナリのギターも素晴らしかった。普段の彼のレパートリーよりもかなりトラディショナル寄りで新鮮でした。
最近はセッションと謳ってもわりとしっかり仕込んだものが多いけれど、昨夜はお互いの探り方、イキの良さ等ナマのセッションの魅力もたっぷり。
そして演奏以上にお客さんを喜ばせ、楽しませていたのがヒロナリのニューオーリンズ時代の裏話、笑い話。いつしか曲間はほとんど彼を囲んで飲んでるような風情に。
その後に繰広げられる気持のいい演奏。こういう場所ならでは!の魅力的なバーLIVEとなりました。
終演後はお客さんも演奏者も店側も皆、満足気。今回が第1回のこのシリーズ、お薦めです。
※楽しく聴いていたもので写真をまともに撮っていませんでした~ヒロナリくんのいい笑顔が捉えられてなくって残念。
次回は1月14日に開催と日程だけは決定しております。お楽しみに。
今夜10月8日は水曜日ですがLIVE営業。ヒロナリNEWバイユーセッション!!がスタートです。
『ヒロナリ&ひっしーのマル秘セッション』
~ヒロナリくんと新しいお友達~
開場19:00 開演20:00 料金2000円(+要1drinkオーダー)
出演:ヒロナリ(G)/ひっしー(Tu)/渡辺恭一(T.Sax)/田中涼(Dr)
★ニューオーリンズ在住10数年、ジョニー・アダムスバンドやカーク・ジョセフ(ダーティ・ダズン・ブラス・バンド)のバックヤードグルーヴ(アルバムに はドクタージョンがヴォーカルで参加!)のギタリストとして活躍。シリル・ネヴィルとの活動でも知られるファンキーブルージーでロッキンなギタリスト/ヒロナリ(現・高円寺人)が久しぶりに新企画をスタート!帰国後は自身のバンド『GO-AHEAD』やジロキチでの『ヒロナリむちゃブリSession』を中心に活躍中のヒロナリ。新企画では相棒&番頭として若手ニューオーリンズジャズバンド『ハチャトゥリアン楽団』や『ジンタらムータ』『渋さ知らズ』で活躍するチューバ奏者ひっしーを迎え、毎回若く新しい友人たちと出会ってスリリングなセッションを繰広げよう!というものです。ヒロナリの「ヒ」&ひっしーの「ひ」でマル秘とのこと。お楽しみに!
バイユーのお客様方はご存知、部員以外の方からは「…大丈夫かよ?」と日々微妙~な目で見られている(であろう)バイユーゲイト駅伝部。
台風の大雨に見舞われた昨日、相模原で開催された…『東日本国際駅伝』に参加してきました。
この悪天候にあらかじめ断念して会場にいらっしゃらない方、とりあえず現場まで来てみてギリギリの状況判断をして(果たしてレースが出来る状況、環境か?)棄権するという方々が続出。スタート前の風景を見るに、どうやら半分近く(以上?)の方が参加を取りやめたようでした。
…会場入りしてわかったのはまったくもってごもっとも、ということでした。
現場はなんと広大な土地に屋根のあるスペースが殆ど無く。いやそれどころか雨をしのぐテントさえも満足にない。行き場を無くした参加者たちは、しっかりと鍵のかけられた倉庫のほんの僅かな軒先に身を寄せあっているという有り様。
しかしその僅かな軒先もこの状況では特等席。更に行き場を失った者たちは長い待ち時間を豪雨の中、広大なぬかるみの中で傘をさしたり大木の下に入って待つだけでした。それぞれが協賛会社や物販テントの僅かな隙間に無理矢理入れてもらって震えながらレース開始を待つ。ひたすら雨中に立ち続けている人も多数。
ようやく時間が来たら服を脱ぎ、更に薄着になって直接豪雨に打たれ、吹きっさらしの中継地点のぬかるみに足を取られながら身体を動かしつつ前走者がやってくるのをひたすら待つ。そしてタスキを受け取ったらなぜか正面から風雨を受けつつ、いつもと距離感も時間感覚もまったく違う5キロをひたすら走る。途中に
は給水と称して紙コップに雨水が…(もちろん大半は水道水)。
で、我々。早さも力も根性もないバイユーゲイト駅伝部A&Bチームの8人は…。無駄で無謀な意地とビールへの情熱。そして「今帰ったらネタにもならない」という気持ちだけで?それぞれに悲惨で過酷な1時間以上の待ち時間を過ごし、豪雨の中タスキを繋いで無事(無事か!?)大した価値もないであろう完走を果たしました。走り終わった後、お互いに傘をさしあいながら着替えるMロイさんとKマエくんの姿がシビレました。(しかし…主催者さんよ、これほど雨に対応出来ていないなら中止すべきでは?)
昨年30℃近いピーカンの下で行った達成感いっぱいの写真撮影もなくズタボロで会場をあとにし(でも暑くなかったせいか全体的にタイムは良かったような気がしました)、相模原の街で通りかかった摩訶不思議なお店に入って
感動的で素敵なもてなしを受け、美味い酒&温い酒を酌み交わし、お互いを労い
「なぜ、朝の時点で誰かひとりくらい今日はやめときましょう、って言えなかったのか?」等と。友好を深めたのでありました。
うーん。でもやっぱり美味い酒にはありつけました。ね。
…ヒドイ目にあいました(笑)
土曜日は楽しみにしていたゴールデン・ワックス・オーケストラ(GWO)とモッチェ永井のジョイントLIVE。
GWOの素晴らしさは身にしみてわかっていて「自分が人に知らせたい!」というような立場なのですが(過去の記事)、モッチェ永井はウワサや共通の知り合いの存在、そしてGWOの哲平くんからの「いいッスよー!有さんは絶対に気に入ると思います」という言葉と彼のブログで期待度を高めて待っていたまったくの未知の存在。
そんなモッチェの音楽とリハーサルで出会いました。素晴らしい!とにかくあのマイクロフォンいらずの甲高くでっかくってハートウォームな声。一発で気に入りました。youtubeで観るのを我慢していて良かった!
「音楽感というか楽しみ方で通じるところがあると(勝手に)思っている哲平くんがあれほど薦めるのだから出会いはネットではなくナマがいい」と当日を心待ちにしていたのでした。
新ネタをたっぷり用意したGWOにも心と身体を揺さぶられ、リハにしてもう満足していたワタクシ…。でも当然ながら本番はずっとずっと楽しく素晴らしかった~。
モッチェはその特別な歌声で初めてのお客さんたちの心をあっという間に掴み、一度廊下に去ってもアンコールで呼び戻されるほどでした。
いわゆるソウル的な歌声ではなくメントやスカ、レゲエ、カリプソ的南国テイストなのですがソウルミュージックにもバッチリ通じる。ほんと凄い声です。
そして大いに盛り上がった後のGWO!こちらも気合い十分でアタマからグイグイとキました。
溢れ出る歌心とクールな外見からは意外な?「ソウルミュージックは汗をかいてナンボ」という素敵なバンドマンシップで、来てくれたお客様を真摯に楽しませようとする姿勢に脱帽でした。
どんどん出て来る新ネタにも感激。最後はモッチェもミックスしての南国ソウル!!
非常~に満足しました。
お客様も大満足の様子で嬉しかったです。
来月は11月30日(日)に登場するGWO(w:上村秀右青猫トリオ)。彼らに企画がある限り毎月出てもらってもいいというくらいに思っていますし、バイユーからもいろいろ誘ってゆくつもりです。
そしてモッチェとの同じ組み合わせもまた近いうちに再演して頂くつもりです。
もちろんモッチェもバイユーからも誘います!お楽しみに。
今度の土曜日10月4日のバイユーLIVEは最近のバイユー大推薦『ゴールデンワックスオーケストラ』GWOが登場。
クラリネットとギターのデュオでソウルをはじめとしたアメリカ南部音楽絵巻を繰広げる強~力な2人組。個人的には毎月出演して欲しいくらいです!!!!!
そんな彼らが今回連れてきてくれるのがジャマイカン・カントリー?黒人歌謡?宴会音楽?メントもブルースもジャズも歌謡曲も全部唄うという地声も大っきく素敵なシンガー「モッチェ永井」。
南部、南国好きは必見な雰囲気プンプンで凄く楽しみだったのですが…
本日、GWOのクラリネット奏者・哲平くんが自身のブログでモッチェ永井についての紹介文を書いてくれています。
http://teppeikondo.blogspot.jp/2014/10/blog-post_2.html
これがなんとも素晴らしい~とにかくご一読を!!
バイユーに興味を持たれるような方ならこの文を読んだら土曜日は絶対に来たくなります!!!
行きたくなったら困る…という人は読まない方はいいくらい。。。
ではご一読を~♪
日曜日は日本のルーツミュージック系のボーカリストを代表するような存在の森崎ベラさん。ソロとしてはバイユー初登場でした。ゴスペルをベースとしてR&B、ソウル、ポピュラーミュージックも歌いこなすベラさん。高瀬さん、星川さんという腕利きミュージシャンとの最小編成のセットでグルーヴと歌心たっぷりのLIVEを聴かせてくれました。
驚いたのはLIVEが始まってすぐに「ん?これってなんだかニューオーリンズのクラブみたいだ!?」と思ってしまったことです。ベラさんは特にニューオーリンズ系というわけではないのですが、その音楽の感触が彼の地で聴いている感覚に極めて近かったのです。思わず近くに居たYウジくん(ニューオーリンズ在住経験の有り)に小声で同じことを言ってみると。「うん、そうですね」と。
ベラさんのボーカルスタイルが、というよりも歌声によってその場の空間を掴んで作り出した雰囲気がそう感じさせたのだと思います。
とにかく流石!!と唸らされるLIVEでした。「またやりましょうね」と言っていただきました。次の機会もお楽しみに!!