バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

本日はイヴェント営業です。

2010-02-02 | イヴェント案内

今日から2月!はいきなりの雪景色でした。
昨夜は帰れないのを良いことに深夜の『Aちゃん』の熱燗ですっかりあったまってしまいました。同席させていただいたTモトさん美味しいお酒をごちそうさまでした。

目が覚めるとあまりにも動き辛い今日の東京。
そんな本日、2月2日は火曜日ではありますが
センチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫さんの56回目のバースディ!
Photo 『ダリ督夫Birthday LIVE』というイヴェントを開催いたします。
ライヴイヴェントです。

督夫さんのライヴを観たい!観たいという方はお気軽にどうぞ!
『はいからさん』も出ます。

というわけで通常営業ではございません。どうか御了承下さい。


町田謙介&牧裕はいつも最高!そこに吾妻さんまで!!

2010-02-01 | ライヴ報告

先日、土曜の夜の出演はバイユー限定の非ブルースな特別ユニット『町田謙介&牧裕』。その素敵なメロディとハーモニーに溢れたライヴの素晴しさは、店主の毎回の大興奮も有り?かなり知られてきているのだけれど(バイユー近辺で)今回はそれに加えて新年会的な要素も加える。との話で非常~に期待をして待っていました。
で、もちろん期待通り。いやそれ以上!!なんとも贅沢にオナカいっぱいに楽しみました。観られた方はラッキーでした。おめでとうございます!

このユニットではブルースやブラックミュージックは二人のルーツとして置いておいて、それ以外に大きな影響を受け敬愛している音楽をテーマに演奏が行われており…ブリティッシュトラッドやシンガーソングライター的な色の濃い選曲が特徴です。
ボーカルが、時に2本のようにも聴こえるマチケンさんの歌に牧さんのベースがハーモニーをつけるかのような演奏の持つ美しさと緊張感は聴くものを陶酔させるあまりにも音楽的な響きにあふれています。
今回は第1部はいつも通りに二人の世界を堪能。溜め息のでるようなインターバルを挟んで第2部は選曲テイストはそのままにゲストを加えて彩りも鮮やかに賑々しく(町田さん談)新年会のようにセッション!となりました。
マチケンさんのアルバムにも参加していた若干21歳の女性スライドブルースギタリスト『Chihana』、そして同じくコーラスで参加していたお馴染み『シータθ』を従えてモノクロからカラーになったスーパーデュオ。
そして更なるゲストは牧さんの盟友『吾妻光良』さん。この夜は真っ赤なバーニィのファイアバード・ノンリヴァースモデルを抱えて登場。ロック的アプローチへの意欲がカラダから溢れていました…。
で、そのギタープレイが凄かった!!『MoonDance』なんてとてもアドリブとは思えない世界観。吾妻さんがいかにカッコイイかをガツンと思い知らされました。この夜は吾妻さんのファンの方もいらっしゃっていましたが、数曲とはいえかなり満足されたのではないでしょうか?

とにかく盛り沢山の豪華な一夜。ミュージシャンの方々、お客様。楽しい夜をありがとうございました!

そうそう。吾妻さんの赤いソリッドギターは僕の友人ギタリスト(香川県在住)から買ったものだということで雑談に花が咲きました。その後ライヴ中にふと気づくと真っ赤なボディに油性マジックでカクカクと大っきな文字が書かれています。そうサインです!漢字の!!黒い文字でしっかりと『Kロカワ』と(笑)。

終演後「買った時に書かせたのでしょう?」と尋ねると「そう、ここに書けってね」。…ギターのボディに自分の名前を漢字で書くような人格ではなかったはずという自分の記憶が正しくてほっとしたものでした。100130
写真はサインこそ見えませんが「彼」が気づくように、と出演者の方々の許可を頂いて掲載するものです。なんと今年初めてのライヴ出演であった吾妻さん。最初のライヴにあえてこのギターをセレクトしたとのことです。「今年はなるべく多くの(普段弾かない)ギターを弾く」とのことなので~バッパーズ以外のライヴでのギター選びに注目です。


しかしいつもながら『町田謙介&牧裕』は素晴しい。まだ未見、という方は次回こそ是非!!