バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

新着

2006-02-07 | 音楽
バイユーに新着音盤です。
キンクスのレイ・デイヴィスの昨年末に出た、ソロ・ミニアルバム『Thanksgiving Day』がアマゾンさんから到着しております。
近日中に発売される、初のソロアルバムのアメリカでの先行発売モノですが、収録曲の半分以上が、アルバムには未収録になるとのことで、急ぎ入手しました。
…いや。いいッス。最高です。たまりません。アルバムが本当に待ち遠しいです。
ハーフタイムショウには出られませんが、この男はやっぱり、スペシャルです。Thanksgiving_dayray_davies



スーパーボウル2006

2006-02-07 | 音楽
アメリカン・フットボウルの頂点を決める一戦、「スーパーボウル2006」をテレビ観戦しました。この競技についてほとんど知識がないのですが、何故観たかというと、ハーフタイムショウのストーンズが観たかったからです。いやぁテンション高くて、そこに貫禄とイナタさが絶妙に混じり合いなかなかに楽しめました。
しかしミックは走るし跳ねるし、踊るし。チャーリーは力一杯叩きつけるし、キースとロニーはフラフラユラユラしてるし…。いつものストーンズ。みんなの知ってるストーンズを凝縮したみたいでした。演奏されたのは3曲。
そうか短距離だからミックがあんなに気合い十分に飛ばしてたのか。。。2曲目に演った「Rough Justice」は、ゼマティスでスライドをギンギンに弾くロニーの姿のせいもあってか、90年以降のストーンズに70年代フェイセズのドサクサ感が加わったようなカッコイイ演奏でした。新作のタイトルをつけたツアーなのだから、この曲を一曲目にすればいいのに…と強く思いましたね。ラスト「サティスファクション」でのキースのギターソロは宇宙と交信してましたね。あのソロの最中のタイム感は海のようだ…。そこに時々信じがたいタイミングでカッテイングが切り込んできたりするのだ。思わず拝んでしまう。しかしアメリカの若者はこの剥き出しのプレイを観てどう思うのだろうか??もちろん「おお!サイコー」となる人もいろのだろうけど「なんじゃこりゃ??」という人もいそうです。なにより客席に白人だけでなく黒人の姿が見られるストーンズのライヴというのは珍しいなと思いました。そうそう~試合はさすが頂点の一戦、競技に造詣の深くない私にも楽しめました。
2006_1



越本隆志選手

2006-02-06 | ボクシング
越本選手の世界戦をようやくヴィデオで観戦。結局何のアナウンスもないまま唐突に2/4の深夜、日テレ「ダイナミックグローブ」枠で放送されていた。当日、もしやと思って日テレに問い合わせても「放送するかどうかはわかりません」の一点ばり。念のため録画しておいたら、番組の最後に、いきなり放送されていた。しかも間の数ラウンドをカットしたダイジェスト版で枠の中にギュっと押し込められていた。ボクシングに関しては日テレが映る地域はしあわせだなぁと思っていたが、この処置は最悪。試合当日のニュースも、権利を持ちながら放送しなかった後ろめたさからか、扱いが小さかった。逆にフジテレビはスポーツニュースの冒頭で「今日は日本ボクシング界の歴史的一日となりました」と扱い、驚かされた。NHKも丁寧に報じてた。繰り返してしまう。「あー日本テレビ駄目だなぁ」。
試合は越本選手がポイントを奪った前半や池選手が反撃した中盤にカットラウンドがあり正直よく差がよくわからなかった。消耗戦となっていたが、越本選手の気持ちが切れない事は素晴らしいと思った。終始丁寧にボクシングしていたし、6年後に巡って来た最後のチャンスに浮き足立つことなく最善を尽くそうという意志が強く感じられた。またこの土壇場でそれを遂行できることに賞賛の気持ちを感じた。逆にチャンピオン池選手は最後まで旺盛なパワーで打ち合い、もの凄い精神力をみせたが、それは消耗戦の中で荒々しさにウエイトが置かれていた。的確な技術もある選手なのに丁寧にボクシングを組み立てるという気持ちの上では若干切れぎみにも感じられた。12Rが終っての感想はダイジェストのためポイントは不明ながら、相当僅差だったように感じた。手数や攻勢を取れば池選手の防衛もありなのかな?という微妙な判定ではあったのだが、判定が読み上げられ、越本選手が王座を奪取した時には、わかって観ていたのに非常に感激した。それは選手&陣営の喜びを見て、というのもあるが、勝利の瞬間に感情を爆発させる地元福岡の観客の熱によるものも大きい。九州にとどまりローカル選手として戦う越本をサポートし、試合放送を続けたFBS福岡放送。そして6年間15戦に声援を送り続けた地元ファンの生み出す異様な熱気が終始試合中の画面から伝わって来て圧倒された。その熱気が爆発する瞬間。ずっとインタヴューを続けてきた地元アナウンサーの感極まったヒーローインタヴュー、大騒ぎの客席。会場からの報告によると越本親子も号泣していたが、客席も涙、また涙であったそうな。(「がんばれ元気」状態か!?)湿っぽいのはあまり好きじゃないけど、正直胸が熱くなりました。
池仁珍選手には不運な判定ではあったのであろうが、努力と情熱が報われる瞬間を目の当たりにして素直に喜んだ日本のボクシングファンでありました。さぁ次は徳山選手だ!!2006013000000012spnspothum000



ヒルビリー

2006-02-04 | 日記・エッセイ・コラム
バイユーをご贔屓いただいている、年長者のお客様。先日はご友人達と盛り上がっていただき光栄でした。
その方はかつて米軍廻りのヒルビリーバンドのバンドボーイをしていたことがあるそうで(写真を撮ったりスタッフをやったりしていたとのこと)、盛り上がって来て「マスターなんかヒルビリーかけてよ」とリクエストをいただきました。しかしヒルビリーと言われても…「ハンク・ウイリアムスとかないの?」とおっしゃられたのですが、あいにく…。「まぁカントリー&ウエスタンでもいいよ、なんかまかせるよ」と言っていただきましたが…うーん。
悩んだあげく…『マスウエル・ヒルビリーズ』をかけてやろうか、という考えも頭をよぎりましたが思いとどまり(笑)
ディランの『ナッシュビル・スカイライン』をターンテーブルにのせました。今になって考えると『DougSahm&TheBand』かければ良かったかな~。などと考えております。手持ちのブツで頑張ります。Nashville_1



レイ-2

2006-02-02 | 音楽
レイ・デイヴィ~スのソロアルバム、当初は日本先行発売の予定だったとのことです。しかし延期になったため、UK,US盤が先にリリースとのこと。しかし1日か2日早いだけのようなので日本盤、買いですね。ちゃんと英詞も付くし、対訳もあるようですし、そうなると歌詞の注釈なんかも欲しいですね。シークレット1曲&ボーナス1曲だそうです。
以上非常に限定された人向けの情報でした~。かしこ。


レイ・デイヴィス

2006-02-02 | 音楽
昨日、お客様から「いったいどうなってるんだ~!いつ発売なんだぁ」と強く訪ねられてしまいましたが(笑)
私も待ちわびてます。RAY DAVIESのソロアルバム『OTHER PEOPLE'S LIVES』。
えー私は自他ともに認める熱烈なキンクスファンでして(他って誰だ)、何度かそのステージも体験しましたが…あのクラブチッタでのキンキーライヴハウスショーを思い出すといまだに体温がガッと上がってしまうほど想いを寄せております。バイユーでも日々、大好きな『ソープオペラ』や『マスウエル・ヒルビリーズ』から『スリープ・ウォーカー』や『ロード』まで幅広くターンテーブルに乗っかっておるのであります。
あのチッタ公演からはや10年の月日が経ちキンクスは解散宣言もしないまま眠りについてしまったようです。そんな日々の中届けられたフロントマン、レイ・デイヴィス「キャリア40年で初のソロアルバムリリース!」のニュース。これが冷静でいられましょうか。あの意地悪声でキンキーなロックンロールや魔法のメロディをドカンと10年分吐き出してくれるのではと期待に胸がふくらんでいるわけなのです。さすがに曲もたまっているでしょう!あ~楽しみです♪…ところが昨年末にUSミニアルバムで出されたナンバーを含むという日本盤の発売が、当初2/1説(お客様情報)などがありながら、輸入盤さえ見かけず、アマゾンにも発売日の明記なく…待ちこがれる民をやきもきさせております。そして前述の発言となったわけなのです。そのお方はバイユーに来ればあるかと思った…という御無体を仰っておりました(困)いやいや、出てないものは入手不可能ざんす。国内盤発売元のコロムビアさんの情報では延期されて、2/22リリースということですので信じて待ちましょう!そして丁寧な作りの国内盤を期待しましょう!頼むぜ~。Bmkink1