バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

盛り沢山に『東日本大震災・被災動物救済AID!!』

2013-06-26 | ライヴ報告

土曜日は『東日本大震災・被災動物救済AID!!』でした。
「原発事故による警戒区域、避難地域に取り残された犬や猫、現地で救済活動を続ける方々を東京三鷹から後方支援」そんな活動を続けるバイユーではお馴染みのドラマーでもある渡辺紀男さんの「オカミがやんないなら、それぞれが小さなことから動く」という姿勢に共感した神山てんがい&渦ヨーコ、そして私が “意外な組み合わせ” で合流!とはいえそんな特別なことをするわけではなく渡辺さんによる活動報告以外は…あくまで芸能、な宴となりました。

木曜日に続き、急な企画にもかかわらずお集まり頂いた皆々様には感謝、感謝であります。

まずは神山てんがいさんが連れて来てくれた二胡奏者の澤渡なおこさん。美しい音色、そして空気を揺らす旋律。みんな聴き入っています。

130622aid_7

素晴らしかったのですが…このとても音楽的な演奏に、次に出演する私はヒジョーにプレッシャーを感じていました。こんな綺麗な演奏のあとに演るのか!という感じですね。

「なんでやるなんて言ってしまったんだろ?」20数年ぶりにLIVEというものに出演した私。心地よい緊張感(を楽しむ余裕はとてもなかったですが)と共に歌わせていただきました。

130622aid_6

カバー2曲を含む6曲、しっかり1ステージ分の時間を頂きました。聴いて下さった皆さんありがとうございました。

休憩を挟んで渡辺さんの活動報告。じんわり伝わってくるものがありました。

そして闇の女王ギネマ!客席の幼児を凍り付かせ(退場させ)つつも今回はテーマに沿ったちょっと胸に迫る俳句ライブを魅せてくれました。

130622aid_3

写真ではわからないでしょうが…避難区域に残された犬の姿が浮かびました。

続いて神山てんがい一人芝居。ギターを抱え避難区域内での動物たちの集会に我々を連れ出してくれました。

130622aid_4

扮装が猫より虫に見えたという声もありましたが…。

最後は盛り上がって終わる為のスペシャルユニット『アミキチ・ロックンロールバンド』これまでの出演者+ベースに高橋保さん、ギターに瀧澤祐二さんという編成で、2曲。てんがいボーカルで得意の『プカプカ』。ロックンロールバンドなのでシャッフルで(笑)。そしてなんの脈絡もなく私のボーカルで(自分の出番はピリリとしていたのですがここでは楽しくやらせていただきました~)ウルサくラケンロー!『Slippinn&Slidin』。渦ヨーコのサックスをフィーチャーし華やかに。

130622aid_5

とりあえず、目先のことで動く。こんな気持ちを押し出したイベントでした。この試みをどう捉えるかはそれぞれいろいろあるかと思いますが。やってよかったと思っています。

やって…といえば私の20数年ぶりの、そして初めてのバイユーLIVE。馴染みのバンドマンの姿もチラホラ…非常~にやりにくかったです!(笑)
正直、こんな感じでやる日がくるとは思っていませんでした。これまで時々やってきたパーティバンドとはやっぱり違います。共演者、お客様に恐縮であります。終わった今となっては機会を与えてくれた皆様に感謝したいと思います。
20数年って…「あっという間」と言いたいところだけど、やっぱり長かったなぁ。痛感しました。


コメントを投稿