中央線バーLIVE界を中心に活発な活動を続けるめおとデュオ、バイユーでは特にお馴染み『MOTEL』(須藤もん&対馬照)が4年振りの2ndアルバム『歓嘆歌/カンタータ』をリリース。いち早くお届け頂きました。嬉しい。
なのでいち早くリスナーとなっております。
とにかくギターの音が気持ち良い。裏ジャケにギターが並んでいるように、バイユーLIVE時にも生活を共にしている故の練習量の豊富さを感じさせるギターサウンドに唸らされることが多いけれど、細部に気を配って完成品とする音源ではその魅力が更にたっぷりと味わえます。絶妙な瞬間がありますね!いつも思うのだけれどMOTELの個性はギターデュオでありながらバンドのように練り上げたサウンドであることに尽きる。2本のギターがただ鳴って2人がハモッてるのではなくパート分けから音色まで細かくアレンジして歌を生かすことを喧喧諤諤、考えぬいた感触がある。そしてそんな繊細さに加え流石バーLIVEデュオらしく、場の音響環境や状況に関わらず自分たちの聴かせたい音を決めて出す頑丈さも持ち合わせています。いやバッチリです。
楽曲は近年のLIVEで練り上げられたお馴染みのものなのですが、繰り返し聴けるものに仕上がっています。驚いたのは冒頭に収められた聴き慣れた楽曲『CLASSIC BEER』が照さんの作だったこと。手触り的に須藤作品かと思っていました。そういわれて聴けば照さんっぽいんだけど、これぞMOTELというメロディに歌詞。もうどちらの作品というわけでないところまで練り上げられているのを改めて感じました。そこにそれぞれのカラーの強い楽曲や豊橋のエロ紳士:井上としなりさん作品がMOTELサウンドに味付けされ並んでいる充実作。
レコ発LIVEはもっと広い所でやればいいのにバイユーで開催することになっております。
来る8月9日(土)7時開場8時開演です。フォークとロックの狭間のアコースティックサウンド!是非ナマで聴きに集っていただきたいと思います。
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