バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

今夜は休業してSweet Home Chicago43年ぶりのリユニオンコンサートへ!

2017-04-29 | 音楽
本日、4月29日(土&祝)はお休みさせて頂きます。
お休みして向かうのは高円寺。

今夜は高円寺JIROKICHIにて「秋山博さん所属!」伝説の日本最初期のブルースバンド『Sweet Home Chicago』の43年ぶりのリユニオンコンサートが開催されるのです。
音楽誌などの「日本のロック史ピープルツリー」の遥か上の方に記されたバンド名でのみ知られていたまさに幻のバンド!
かつてブルースブームとやらがあったことが知られている日本音楽界。スリーピー・ジョン・エステスやマジック・サムのアルバムがオリコンチャートに入ったとか伝え聞くそんな信じられない時代の更に前、これらのレコードが日本発売されるレセプションパーティで演奏したというSweetHomeChicago。
ブルースブームの沸点である第1回ブルースフェス時には既に姿を消していた彼らは当時の人たちにとっても活字や噂で聞いていた伝説だったようです。
ベースの秋山さん曰く「俺たちも、当時観てた人には岡地(曙裕・吾妻光良&スウィンギンバッパーズ、ボ・ガンボス等)以外に会ってないよ」
「(今となっては)ベタなバンド名だって当時はマイナー感あったんだよ」
確かにマジックサムの演奏で日本の音楽ファンに「SweetHomeChicago」というキーワードが知られるようになる前のことです…。

そんな恐竜のような方々がジロキチに登場します。

「当時の(最初期の)バンドでオリジナルメンバーが死んでないのは(全員生きている)のは俺たちだけみたいだから」

なんともリアクションの難しい動機で「やっておこう」と始まった今回のリユニオン。

FBをご覧の多くの方はご存知かと思いますがベースの秋山さんは三鷹バイユーゲイトの大恩人。
この10数年、店としてご利用頂くだけでなく、音響面のサポートをいただいたり、それ以外にも諸々の非常〜に多くの相談に乗って頂いたり店主の私含めバイユーに集う多くの方々のかけがえのない兄貴分としてお世話になってきました。
若干、いやかなり「ホメ殺し」っぽいですし、そうかもしれませんが…実際そうなのです。

そんな関係ゆえ、このバンドのメンバーが再び連絡を取り合い始めるあたりから傍らで状況を注視してまいりました。
ついに今夜か!と思うと楽しみでなりません。

バイユーゲイトはこのライブの日程を早くから教えて頂きスケジュールを空けておきました。大恩人の一大事、もちろん休業いたします。
秋山さんの伝説のブルースプレイを眺めつつジロキチで飲めるなんて、そしてそれを肴に打ち上がれるなんてこれ以上ない喜びです。

「(再始動?)最初で最後かなぁ」とも仰っております。

皆さんお時間のある方は是非。今夜は高円寺JIROKICHIでお会いしましょう!

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